第7章
夢小説設定
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お前が…
全て悪い。
お前がいるから…
俺が苦しい。
何もかも奪うお前が憎い。
でも六花だけは……
絶対にお前から引き離してやる。
「…そうか、ムーチョが裏切ったか」
マイキー君に、自分がブラックドラゴンを継ぐ事、そして…ムーチョ君が裏切ったことを報告した。
「はい。この抗争で、壱番隊は九井一の奪還に全力をつくします!」
乾君との約束だ。
「うん。乾…この抗争…天竺が本腰入れて攻めてくるとしたらいつだと思う?」
「明日……2月22日は…初代ブラックドラゴンの誕生した日だ。
イザナが…佐野真一郎に心酔しているのであるのなら…明日は特別な日だ」
「…2月22日…明日、か…」
「?どうかしましたか?」
何か考えこんでるマイキー君。
『いい!?明日は六花の誕生日祝いするんだから!何も予定入れないでよ!!』
「マイキー君?」
「あ…いや…なんでもない。
よし!東卍全員集めろ!明日の決戦に備えて…決起集会だ!」
『え!六花って2月22日生まれ!?』
『うん!そうだよ!』
『やべえ!運命感じた!2月22日は…俺らのチームができた日と同じじゃねぇか!』
「真兄…明日は真兄も…六花の誕生日…一緒に祝ってね」
そう言って、エマは仏壇に線香をあげると微笑んだ。
「素敵な1日になりますように…」
「イザナ!!」
屋上で夕暮れを見つめるイザナの背に鶴蝶が走って来る。
「俺は反対だ!!」
「黙れ、鶴蝶…東卍を潰すにはこれしかねぇ」
「お前……自分が何をしようとしてるのか分かってんのか!!」
怒鳴る鶴蝶にイザナは何も言わない…
「六花を殺すなんて!!!本気で言ってんのか!イザナ!」
そう言った鶴蝶にイザナはフッ…と笑うと鶴蝶を振り返る。
「裏切ったのは六花だ」
「なっ…」
「でも……だからって六花を殺すわけねぇだろ。俺の…大事な六花だぞ?」
必死に探した…愛しい相手…
「え…じゃあ…なんで稀咲に…」
「六花を殺す。そうでも言わねぇと…アイツは納得しねぇだろ?
でも…殺すのは…六花じゃねぇ」
イザナの耳飾りが揺れる…
「自分のせいで……自分の身代わりに…大切な奴が死んだら……
六花はどう思う?」
「イザナ……お前……」
「苦しみと…悲しみで…自分を責めるだろうな、六花は…」
そうしたら……
俺は六花を全力で包み込んでやる。
六花を守るのはマイキーじゃねぇ。
俺だ……
全て悪い。
お前がいるから…
俺が苦しい。
何もかも奪うお前が憎い。
でも六花だけは……
絶対にお前から引き離してやる。
「…そうか、ムーチョが裏切ったか」
マイキー君に、自分がブラックドラゴンを継ぐ事、そして…ムーチョ君が裏切ったことを報告した。
「はい。この抗争で、壱番隊は九井一の奪還に全力をつくします!」
乾君との約束だ。
「うん。乾…この抗争…天竺が本腰入れて攻めてくるとしたらいつだと思う?」
「明日……2月22日は…初代ブラックドラゴンの誕生した日だ。
イザナが…佐野真一郎に心酔しているのであるのなら…明日は特別な日だ」
「…2月22日…明日、か…」
「?どうかしましたか?」
何か考えこんでるマイキー君。
『いい!?明日は六花の誕生日祝いするんだから!何も予定入れないでよ!!』
「マイキー君?」
「あ…いや…なんでもない。
よし!東卍全員集めろ!明日の決戦に備えて…決起集会だ!」
『え!六花って2月22日生まれ!?』
『うん!そうだよ!』
『やべえ!運命感じた!2月22日は…俺らのチームができた日と同じじゃねぇか!』
「真兄…明日は真兄も…六花の誕生日…一緒に祝ってね」
そう言って、エマは仏壇に線香をあげると微笑んだ。
「素敵な1日になりますように…」
「イザナ!!」
屋上で夕暮れを見つめるイザナの背に鶴蝶が走って来る。
「俺は反対だ!!」
「黙れ、鶴蝶…東卍を潰すにはこれしかねぇ」
「お前……自分が何をしようとしてるのか分かってんのか!!」
怒鳴る鶴蝶にイザナは何も言わない…
「六花を殺すなんて!!!本気で言ってんのか!イザナ!」
そう言った鶴蝶にイザナはフッ…と笑うと鶴蝶を振り返る。
「裏切ったのは六花だ」
「なっ…」
「でも……だからって六花を殺すわけねぇだろ。俺の…大事な六花だぞ?」
必死に探した…愛しい相手…
「え…じゃあ…なんで稀咲に…」
「六花を殺す。そうでも言わねぇと…アイツは納得しねぇだろ?
でも…殺すのは…六花じゃねぇ」
イザナの耳飾りが揺れる…
「自分のせいで……自分の身代わりに…大切な奴が死んだら……
六花はどう思う?」
「イザナ……お前……」
「苦しみと…悲しみで…自分を責めるだろうな、六花は…」
そうしたら……
俺は六花を全力で包み込んでやる。
六花を守るのはマイキーじゃねぇ。
俺だ……