第7章
夢小説設定
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俺は、むーちょ君が裏切った話、ココ君が天竺に連れていかれた話、乾君にブラックドラゴンを継いで欲しいと言われた話を六花ちゃんにした。
六花ちゃん自身の話は…出来なかった。
多分、混乱させてしまうから…
俺たち壱番隊の役目は、ココ君の奪還…そして…
黒川イザナを六花ちゃんに近付けさせない事。
「乾君、か…」
「六花ちゃん、知り合いだったんだね、乾君と」
「らしいね…でも全然覚えてなくて」
「乾君はよく覚えてるみたいだったけど」
「そっか。…今度ゆっくり話してみようかな?記憶の欠片に繋がるかもしれないし」
「そうだね。…ねぇ六花ちゃん…あの…その後、黒川イザナとは……」
その名前に六花ちゃんは下を向く。
「今日…ちゃんと話すつもり」
「え?は、話すって…」
「あ、直接じゃなくて電話でね?さすがに事態を知って2人で会うのは……ね?」
「だ、だよね。よかった。でも何の話を…」
「イザナの気持ちには…答えられない。私には…マイキーがいるから。
私にとっての特別は、マイキーだけ。
マイキーを……不安にさせたくない。
だから…ちゃんと話す」
そう言った六花ちゃんに俺はホッとした。
やっぱり六花ちゃんはイザナを選ぶなんて有り得ない。
いつだって…マイキー君を1番に想ってる。
だから……
『イザナの想いに…道成寺六花は答える。答えるしかなくなる……』
そんな事……あるはずがない。
…緊張…する…
携帯の画面には…イザナの名前…
ちゃんと話すって決めた…でも、なんて言うべきなのか…
うまく頭で纏まらない。
そう考えこんでいると…急に携帯が鳴ってビクリと肩をあげる。
「び、びっくりし……あ…」
画面にうつされたのは、今掛けようと悩んでいた相手……
「イザナ…」
まさか向こうからくるなんて…
心の準備はできていない。
でも……
「…もしもし」
私は電話をとった。
六花ちゃん自身の話は…出来なかった。
多分、混乱させてしまうから…
俺たち壱番隊の役目は、ココ君の奪還…そして…
黒川イザナを六花ちゃんに近付けさせない事。
「乾君、か…」
「六花ちゃん、知り合いだったんだね、乾君と」
「らしいね…でも全然覚えてなくて」
「乾君はよく覚えてるみたいだったけど」
「そっか。…今度ゆっくり話してみようかな?記憶の欠片に繋がるかもしれないし」
「そうだね。…ねぇ六花ちゃん…あの…その後、黒川イザナとは……」
その名前に六花ちゃんは下を向く。
「今日…ちゃんと話すつもり」
「え?は、話すって…」
「あ、直接じゃなくて電話でね?さすがに事態を知って2人で会うのは……ね?」
「だ、だよね。よかった。でも何の話を…」
「イザナの気持ちには…答えられない。私には…マイキーがいるから。
私にとっての特別は、マイキーだけ。
マイキーを……不安にさせたくない。
だから…ちゃんと話す」
そう言った六花ちゃんに俺はホッとした。
やっぱり六花ちゃんはイザナを選ぶなんて有り得ない。
いつだって…マイキー君を1番に想ってる。
だから……
『イザナの想いに…道成寺六花は答える。答えるしかなくなる……』
そんな事……あるはずがない。
…緊張…する…
携帯の画面には…イザナの名前…
ちゃんと話すって決めた…でも、なんて言うべきなのか…
うまく頭で纏まらない。
そう考えこんでいると…急に携帯が鳴ってビクリと肩をあげる。
「び、びっくりし……あ…」
画面にうつされたのは、今掛けようと悩んでいた相手……
「イザナ…」
まさか向こうからくるなんて…
心の準備はできていない。
でも……
「…もしもし」
私は電話をとった。