第7章
夢小説設定
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「六花ちゃん、待って!」
「たけみっち…」
部屋を出ると、たけみっちが追ってきた。
「…未来から帰ってきたの?たけみっち…」
「うん。……黒川イザナの事なんだけど…」
「ごめん。今はイザナの話はしたくない」
「未来で会ったんだ。」
「え…?」
「黒川イザナに」
そう言ったたけみっちに私は瞳を開く。
「ごめん…六花ちゃんが黒川イザナと仲が良かったのも、彼を信じたい気持ちも…よくわかった…
でも……俺が未来でみた黒川イザナは…
稀咲と手を組んで、東卍を牛耳ってた」
「!稀咲って…え?」
「死んでなかったんだ。黒川イザナが裏で警察に手をまわして、死んだように見せかけたんだ」
「!」
「俺は……幼なじみの鶴蝶に撃たれて…直人も…稀咲に撃たれて……
死んだ」
「っ…!」
「そんな俺達を黒川イザナは笑いながら見下ろしていたんだ!」
「!!」
なんで……
なんで……
イザナ……
「恐らく…六花ちゃんが植物状態になった原因の1つに…黒川イザナがいるんだと思う。」
「………」
「辛い気持ちも分かる、信じたくない気持ちも分かる!でも…俺は未来で見てきたんだ!
だから……」
「…なんで……」
「え?」
「イザナ…凄く優しく笑ってたんだよ。
私の事…心配してくれて…想ってくれて……
イザナに…一体何が……」
分からない……何が彼をそんなに変えてしまったのか。
「六花ちゃん…これ…」
たけみっちは1枚の手紙を私に渡す。
「これ…さっきの…」
真一郎お兄ちゃんに宛てた手紙のうちの1枚だ。
《拝啓、真一郎様
最近、ずっと頭が痛い。
苦しい…きっとあいつのせいだ
万次郎の話は…》
「…もう、しないで…これって…」
そこに書かれていたのは、マイキーに対する……明らかな……
激しい嫉妬心…
「家族がいなかった黒川イザナにとって、自分を尋ねて来てくれた真一郎君君は…唯一の家族で心の支えだった。
それなのに…真一郎君にはマイキー君がいて…」
「…イザナは……家族が欲しかったって事?」
ただ…自分だけを想ってくれる家族…
え…でもイザナはお母さんが迎えに来るって…
「あともう1つ…黒川イザナは、ブラックドラゴンの8代目総長だったんだ」
「え!?」
「あ、そうだ…話してなかったけど、真一郎君ってブラックドラゴンの創設者だって話…」
「う、うん…私もエマから聞いて…知った。
でもイザナがブラックドラゴンの8代目って…」
「マイキー君達が揉めたのは9代目だよね?ドラケン君が言ってたんだ。
9代目ともめた時…」
『8代目の意志を継ぎ!佐野万次郎、東京卍會はブラックドラゴンが潰す!!』
「そう…9代目の総長が言ってたらしい」
「8代目の…意志…」
「8代目のブラックドラゴンの総長は……
黒川イザナ」
たけみっちの言葉に、私は瞳を開く。
「もし、9代目が一虎君に喧嘩をふっかけたのも、真一郎君にバレないようにマイキー君を潰す為に黒川イザナが仕組んだことだとしたなら…黒川イザナの私怨だとしたら…
9代目は東卍に潰されて…
そして真一郎君がいなくなった今……天竺を作って自ら乗り込んできた。
マイキー君を……血の繋がった実の弟を……
潰すために」
「たけみっち…」
部屋を出ると、たけみっちが追ってきた。
「…未来から帰ってきたの?たけみっち…」
「うん。……黒川イザナの事なんだけど…」
「ごめん。今はイザナの話はしたくない」
「未来で会ったんだ。」
「え…?」
「黒川イザナに」
そう言ったたけみっちに私は瞳を開く。
「ごめん…六花ちゃんが黒川イザナと仲が良かったのも、彼を信じたい気持ちも…よくわかった…
でも……俺が未来でみた黒川イザナは…
稀咲と手を組んで、東卍を牛耳ってた」
「!稀咲って…え?」
「死んでなかったんだ。黒川イザナが裏で警察に手をまわして、死んだように見せかけたんだ」
「!」
「俺は……幼なじみの鶴蝶に撃たれて…直人も…稀咲に撃たれて……
死んだ」
「っ…!」
「そんな俺達を黒川イザナは笑いながら見下ろしていたんだ!」
「!!」
なんで……
なんで……
イザナ……
「恐らく…六花ちゃんが植物状態になった原因の1つに…黒川イザナがいるんだと思う。」
「………」
「辛い気持ちも分かる、信じたくない気持ちも分かる!でも…俺は未来で見てきたんだ!
だから……」
「…なんで……」
「え?」
「イザナ…凄く優しく笑ってたんだよ。
私の事…心配してくれて…想ってくれて……
イザナに…一体何が……」
分からない……何が彼をそんなに変えてしまったのか。
「六花ちゃん…これ…」
たけみっちは1枚の手紙を私に渡す。
「これ…さっきの…」
真一郎お兄ちゃんに宛てた手紙のうちの1枚だ。
《拝啓、真一郎様
最近、ずっと頭が痛い。
苦しい…きっとあいつのせいだ
万次郎の話は…》
「…もう、しないで…これって…」
そこに書かれていたのは、マイキーに対する……明らかな……
激しい嫉妬心…
「家族がいなかった黒川イザナにとって、自分を尋ねて来てくれた真一郎君君は…唯一の家族で心の支えだった。
それなのに…真一郎君にはマイキー君がいて…」
「…イザナは……家族が欲しかったって事?」
ただ…自分だけを想ってくれる家族…
え…でもイザナはお母さんが迎えに来るって…
「あともう1つ…黒川イザナは、ブラックドラゴンの8代目総長だったんだ」
「え!?」
「あ、そうだ…話してなかったけど、真一郎君ってブラックドラゴンの創設者だって話…」
「う、うん…私もエマから聞いて…知った。
でもイザナがブラックドラゴンの8代目って…」
「マイキー君達が揉めたのは9代目だよね?ドラケン君が言ってたんだ。
9代目ともめた時…」
『8代目の意志を継ぎ!佐野万次郎、東京卍會はブラックドラゴンが潰す!!』
「そう…9代目の総長が言ってたらしい」
「8代目の…意志…」
「8代目のブラックドラゴンの総長は……
黒川イザナ」
たけみっちの言葉に、私は瞳を開く。
「もし、9代目が一虎君に喧嘩をふっかけたのも、真一郎君にバレないようにマイキー君を潰す為に黒川イザナが仕組んだことだとしたなら…黒川イザナの私怨だとしたら…
9代目は東卍に潰されて…
そして真一郎君がいなくなった今……天竺を作って自ら乗り込んできた。
マイキー君を……血の繋がった実の弟を……
潰すために」