第7章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「成程…黒川イザナ。あの絡んで来たやつだな」
「え?会ったの?」
ドラケン君がマイキー君の髪をセットしながら聞く。
「うん。おどれたい焼き君だ」
「「は??」」
なんの話?
「知ってるか?おどれたい焼き君…最後は釣られて食われちまうんだぞ」
「…じゃ、弱肉強食っすね…」
「あいつが、天竺の総長ね…」
「元ブラックドラゴン8代目総長…か。
マイキー…ブラックドラゴン……真一郎君?」
「え?」
「関係ねぇか…そうだ、たけみっち。お前には話しとく。いいか?」
「うん」
「マイキーの兄貴、真一郎君はブラックドラゴンの創設者。初代総長なんだ」
「ああ…はい」
未来で芝大寿から聞いた話だ…
「…驚か、ねぇのか?」
「へ……はっ!!び、びっくりしすぎて!!」
や、やば!
「この話を知ってるのは俺とマイキー、場地…くらいだった。
一虎がブラックドラゴンと揉めて助けるって時、この話は東卍の皆にとって足枷になると思ったからな」
「俺は9代目ブラックドラゴンと揉める前に兄貴に話をつけたんだ」
『そっか…ブラックドラゴンと揉める、か』
『真一郎、ブラックドラゴンはもう昔みたいにかっこよくなかったぜ』
『ああ…知ってる。8代目が変えちまった。
ブラックドラゴンは俺の全てだった。
お前の好きにしろ、万次郎。
ブラックドラゴンは…お前についでほしくてお前のために残したチームだから』
マイキー君の…為に…
「ブラックドラゴンを腐らせちまったのは8代目…つまりそれが黒川イザナか…」
繋がっていく…
「はーい、お茶入ったよ〜」
部屋に入ってきたのは人数分のお茶を持ったエマちゃん。
「おはよぉドラケン」
「おお」
「マイキー君とその黒川イザナって元々知り合いじゃなかったんすか?」
「知らねぇ」
「うちのお兄ちゃん」
え?
突然そう言ったエマちゃんに、全員がキョトンとする。
「何が?」
「だから、うちのお兄ちゃんだよ。黒川イザナ」
「……え?」
「お兄ちゃん」
「マイキー君が?」
「そうじゃなくて!ちょっと〜マイキーには何度も話したんだから!マイキーにとっても異母兄弟なんだからね。
エマの旧姓は黒川で、そっちにもお兄ちゃんがいたって!」
「え?そ、そうだっけ?」
ちょっと待って……それって…
「エマちゃんの兄貴って事はマイキー君とも兄弟!?」
しょ、衝撃的すぎる…
「も〜!全然人の話聞いてなーい!」
「……あ〜…おもいだしたー」
「ぜってぇ嘘」
「あ、あのエマちゃん、黒川イザナについて覚えてる事って」
「ん〜…ウチ3歳ぐらいだったしね…あ、でも真兄と仲良かったみたいだよ」
「え?」
エマちゃんは立ち上がると箱のようなものを持って戻ってくる。
「この前六花に写真見せようと思って漁ってたら見つけたんだけど…」
「手紙?」
箱の中には大量の手紙…
「黒川イザナからの?え!?これ全部!?」
「うん。目は通してないけどこの手紙の量…相当仲良しでしょ?」
「…仲良しってか…ちょっと怖ぇな…」
たしかに…
「内容は…今日の出来事とか、そんなんばっかりだね…」
特に気になる内容は…
「これが1番最初だな。拝啓真一郎様…この前は尋ねてきてくれてありがとう。家族がいて…嬉しい」
真一郎君から…会いに行ったんだ……
黒川イザナとどんな話を……
………あれ…
そういえば…
『イザナ…元気かな…』
あの時六花ちゃん…
「あぁぁぁぁ!!!!」
「!び、びっくりした!何!たけみっち急に!」
突然叫んだ俺に3人はビクリと肩を上げる。
そうだ!なんで気づかなかったんだ俺!
どこかで聞いたと思ったのは…
六花ちゃんの口からきいたイザナの名前。
「え、エマちゃん!今日六花ちゃんは!?」
「え?六花?今日は朝から図書館に受験勉強しに行ったよ」
「え?会ったの?」
ドラケン君がマイキー君の髪をセットしながら聞く。
「うん。おどれたい焼き君だ」
「「は??」」
なんの話?
「知ってるか?おどれたい焼き君…最後は釣られて食われちまうんだぞ」
「…じゃ、弱肉強食っすね…」
「あいつが、天竺の総長ね…」
「元ブラックドラゴン8代目総長…か。
マイキー…ブラックドラゴン……真一郎君?」
「え?」
「関係ねぇか…そうだ、たけみっち。お前には話しとく。いいか?」
「うん」
「マイキーの兄貴、真一郎君はブラックドラゴンの創設者。初代総長なんだ」
「ああ…はい」
未来で芝大寿から聞いた話だ…
「…驚か、ねぇのか?」
「へ……はっ!!び、びっくりしすぎて!!」
や、やば!
「この話を知ってるのは俺とマイキー、場地…くらいだった。
一虎がブラックドラゴンと揉めて助けるって時、この話は東卍の皆にとって足枷になると思ったからな」
「俺は9代目ブラックドラゴンと揉める前に兄貴に話をつけたんだ」
『そっか…ブラックドラゴンと揉める、か』
『真一郎、ブラックドラゴンはもう昔みたいにかっこよくなかったぜ』
『ああ…知ってる。8代目が変えちまった。
ブラックドラゴンは俺の全てだった。
お前の好きにしろ、万次郎。
ブラックドラゴンは…お前についでほしくてお前のために残したチームだから』
マイキー君の…為に…
「ブラックドラゴンを腐らせちまったのは8代目…つまりそれが黒川イザナか…」
繋がっていく…
「はーい、お茶入ったよ〜」
部屋に入ってきたのは人数分のお茶を持ったエマちゃん。
「おはよぉドラケン」
「おお」
「マイキー君とその黒川イザナって元々知り合いじゃなかったんすか?」
「知らねぇ」
「うちのお兄ちゃん」
え?
突然そう言ったエマちゃんに、全員がキョトンとする。
「何が?」
「だから、うちのお兄ちゃんだよ。黒川イザナ」
「……え?」
「お兄ちゃん」
「マイキー君が?」
「そうじゃなくて!ちょっと〜マイキーには何度も話したんだから!マイキーにとっても異母兄弟なんだからね。
エマの旧姓は黒川で、そっちにもお兄ちゃんがいたって!」
「え?そ、そうだっけ?」
ちょっと待って……それって…
「エマちゃんの兄貴って事はマイキー君とも兄弟!?」
しょ、衝撃的すぎる…
「も〜!全然人の話聞いてなーい!」
「……あ〜…おもいだしたー」
「ぜってぇ嘘」
「あ、あのエマちゃん、黒川イザナについて覚えてる事って」
「ん〜…ウチ3歳ぐらいだったしね…あ、でも真兄と仲良かったみたいだよ」
「え?」
エマちゃんは立ち上がると箱のようなものを持って戻ってくる。
「この前六花に写真見せようと思って漁ってたら見つけたんだけど…」
「手紙?」
箱の中には大量の手紙…
「黒川イザナからの?え!?これ全部!?」
「うん。目は通してないけどこの手紙の量…相当仲良しでしょ?」
「…仲良しってか…ちょっと怖ぇな…」
たしかに…
「内容は…今日の出来事とか、そんなんばっかりだね…」
特に気になる内容は…
「これが1番最初だな。拝啓真一郎様…この前は尋ねてきてくれてありがとう。家族がいて…嬉しい」
真一郎君から…会いに行ったんだ……
黒川イザナとどんな話を……
………あれ…
そういえば…
『イザナ…元気かな…』
あの時六花ちゃん…
「あぁぁぁぁ!!!!」
「!び、びっくりした!何!たけみっち急に!」
突然叫んだ俺に3人はビクリと肩を上げる。
そうだ!なんで気づかなかったんだ俺!
どこかで聞いたと思ったのは…
六花ちゃんの口からきいたイザナの名前。
「え、エマちゃん!今日六花ちゃんは!?」
「え?六花?今日は朝から図書館に受験勉強しに行ったよ」