第2章
夢小説設定
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「なっちゃんごめん!私行かないと!」
「え!?今日塾だよ!」
「うん、パス!もう弁護士免許とったから!」
「はぁ!?ちょっと六花!」
マイキー待ってて
貴方に
会いに行くから。
私はファーストフード店を出ると渋谷の街を走り出した。
っていっても東京は広い。
マイキーを見つけるのは容易くないだろう。
たしか…
あの事件があった場所って、たしか神社の駐車場だったよね?
えっと…
たしか、武蔵野神社!
あそこに行けば何か分かるかも!
私は方向を変えようと振り返って、後ろから来た人に肩がぶつかる。
「あ、すみません!」
謝ってそのまま行こうとしたが、低いドスの聞いた声によびとめられた。
「おいっ!!ぶつかってきやがって逃げる気かてめぇ!!」
声を荒らげたのは集団の中の1人だ。
みんな学ランを着た中学生で、どうやら不良らしい。
12年前にはいたんだよな…こんな子達が沢山。
関わりがなかったから知らなかったけど。
「聞いてんのかテメェ!」
「え?あー…ごめんごめん。考え事してた」
ヘラッと笑った私にぶつかった相手のコメカミがブチッとなる。
あ、キレた…
中学生だから思わずタメ口で話しちゃったけど、私も今は中学生なんだった。
12年後のあの極悪な東京卍會にいたので、正直こんなまだケツの青い中学生男子が怖い、なんて恐怖心は皆無だったのだ…
睨まれて見下ろされても、殺されはしないな〜、なんて思ってしまうあたり普通の職場ではなかったんだな、と改めて実感。
「う〜いって〜ぜってぇ折れた!」
「おいおい、どうしてくれんだよ!」
うわぁ…なんだ、この昔の不良漫画の展開。
慰謝料請求ですか?
いいですよ。
戦ってやりますよ。
私を誰だと思ってんの?
弁護士なんだから!
…って言いたい。
「え!?今日塾だよ!」
「うん、パス!もう弁護士免許とったから!」
「はぁ!?ちょっと六花!」
マイキー待ってて
貴方に
会いに行くから。
私はファーストフード店を出ると渋谷の街を走り出した。
っていっても東京は広い。
マイキーを見つけるのは容易くないだろう。
たしか…
あの事件があった場所って、たしか神社の駐車場だったよね?
えっと…
たしか、武蔵野神社!
あそこに行けば何か分かるかも!
私は方向を変えようと振り返って、後ろから来た人に肩がぶつかる。
「あ、すみません!」
謝ってそのまま行こうとしたが、低いドスの聞いた声によびとめられた。
「おいっ!!ぶつかってきやがって逃げる気かてめぇ!!」
声を荒らげたのは集団の中の1人だ。
みんな学ランを着た中学生で、どうやら不良らしい。
12年前にはいたんだよな…こんな子達が沢山。
関わりがなかったから知らなかったけど。
「聞いてんのかテメェ!」
「え?あー…ごめんごめん。考え事してた」
ヘラッと笑った私にぶつかった相手のコメカミがブチッとなる。
あ、キレた…
中学生だから思わずタメ口で話しちゃったけど、私も今は中学生なんだった。
12年後のあの極悪な東京卍會にいたので、正直こんなまだケツの青い中学生男子が怖い、なんて恐怖心は皆無だったのだ…
睨まれて見下ろされても、殺されはしないな〜、なんて思ってしまうあたり普通の職場ではなかったんだな、と改めて実感。
「う〜いって〜ぜってぇ折れた!」
「おいおい、どうしてくれんだよ!」
うわぁ…なんだ、この昔の不良漫画の展開。
慰謝料請求ですか?
いいですよ。
戦ってやりますよ。
私を誰だと思ってんの?
弁護士なんだから!
…って言いたい。