第7章
夢小説設定
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全てに…絶望した。
『あんたは…私の子じゃないの』
俺は…最初から孤独だった。
俺を家族だと呼んでくれた人も、いつか迎えに行くと約束した妹も…
俺とはなんの繋がりもない…他人だった。
俺だけ……家族じゃなかった。
もう何も信じない。
何も…
そう思った時…カラン…と音をたてて何かが落ちてきた。
これ…
真っ青な空を映したようなガラス玉…
首につけていたのがキレちまったのか…
足元にあるそれを拾いあげる。
『どこにいても…どんな場所でも…
イザナが笑っていられますように
幸せでありますように……』
思い出したのは…暖かい笑顔で微笑む少女の顔…
血の繋がりもない、ただの他人…
それなのに彼女は…
俺の幸せを願ってくれた。
肌寒い風が頬を掠めて…俺は空を見上げた。
そうだ。
雪の振るあの日…俺は彼女の手を握って約束した。
また雪が振る季節に…再会しよう、と。
お別れが寂しいと泣いた彼女が……
愛しく感じた。
人のためにそんな風に涙を流せる…
最初は戸惑った。
俺にはそんな感情…なかったからだ。
「…六花に…会いたい」
六花なら…
俺の孤独を拭ってくれる。
彼女の笑顔を見れば……また…俺も…
それからは必死に六花を探した。
手がかりは昔いた施設だけ。
名前も六花という名前と、俺の3個下という事しか知らず…
なんの手がかりもないまま…
時間だけが過ぎた。
もう…会えないのかもしれない。
自分の力のなさが悔しかった。
半分諦めていた…そんな時だった……
『イザナ!六花が見つかったぞ!』
施設から一緒に時を過ごしていた鶴蝶が情報を持ってきたのだ。
『あんたは…私の子じゃないの』
俺は…最初から孤独だった。
俺を家族だと呼んでくれた人も、いつか迎えに行くと約束した妹も…
俺とはなんの繋がりもない…他人だった。
俺だけ……家族じゃなかった。
もう何も信じない。
何も…
そう思った時…カラン…と音をたてて何かが落ちてきた。
これ…
真っ青な空を映したようなガラス玉…
首につけていたのがキレちまったのか…
足元にあるそれを拾いあげる。
『どこにいても…どんな場所でも…
イザナが笑っていられますように
幸せでありますように……』
思い出したのは…暖かい笑顔で微笑む少女の顔…
血の繋がりもない、ただの他人…
それなのに彼女は…
俺の幸せを願ってくれた。
肌寒い風が頬を掠めて…俺は空を見上げた。
そうだ。
雪の振るあの日…俺は彼女の手を握って約束した。
また雪が振る季節に…再会しよう、と。
お別れが寂しいと泣いた彼女が……
愛しく感じた。
人のためにそんな風に涙を流せる…
最初は戸惑った。
俺にはそんな感情…なかったからだ。
「…六花に…会いたい」
六花なら…
俺の孤独を拭ってくれる。
彼女の笑顔を見れば……また…俺も…
それからは必死に六花を探した。
手がかりは昔いた施設だけ。
名前も六花という名前と、俺の3個下という事しか知らず…
なんの手がかりもないまま…
時間だけが過ぎた。
もう…会えないのかもしれない。
自分の力のなさが悔しかった。
半分諦めていた…そんな時だった……
『イザナ!六花が見つかったぞ!』
施設から一緒に時を過ごしていた鶴蝶が情報を持ってきたのだ。