第2章
夢小説設定
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鏡の中に映る自分に私は何度も瞬きをする。
そこにいるのは
どっからどうみても、中学生の頃の私。
この走馬灯、なんなんだ…
スーツじゃなくて、セーラー服。
茶髪じゃなくて黒髪。
そしてツヤツヤの肌。
やけにリアルだ。
え?これって走馬灯、だよね?
これじゃあまるで…
「…過去にタイムスリップしたみたい、じゃない」
そんな馬鹿な。
ふと私は制服のスカートに入っている物に気づいて出すと、ピンクの携帯がでてきた。
「うわ、懐かしい。ガラケーだ」
こんなの持ってたな〜…って!違う違う!
携帯の日付を見て私は驚愕した。
「2005年…4月?」
って…12年前?
なんで…12年前?
ドクドクと脈が早くなる。
まさか…
これって現実、なの?
私は慌ててトイレから出る。
「なっちゃん!」
「こ、今度は何!?」
「頬っぺたつねって!」
「はぁ!?何急に!」
「いいから早く!!」
迫る私になっちゃんはもう知らない、とばかりに私の頬をつねった。
「痛い!!」
「当たり前でしょ!あんたがやれって言ったんだからね!」
痛い…
これは現実だ。
走馬灯なんかじゃない。
私
12年前にいるんだ。
「な、なんで?」
頭を抱える。
訳が分からない。
私は稀咲に撃たれて、マイキーの腕の中で死んだ…はず。
で、目覚めたら中学生になってました。
って…
どんな話しだよ…
「ねぇ…話、戻していい?」
急に静かになった私になっちゃんは尋ねる。
「う、うん…なんかもうよく分かんないから、楽しくなる話ししてほしい…」
「本当大丈夫?…いやだからさ、どうするの?」
「知らないよ〜…私が聞きたい」
これどうすんのよ〜と、もう私は半べそだ。
「知らないって、あんたの事でしょ」
「え?何の話?」
「田村くんだよ!」
た、田村?
「付き合ってって言われたんでしょ?あの爽やかイケメンに」
「………」
いいな〜と羨ましがってる感じのなっちゃんだが、私には何の事だか…
田村…
ん〜と頭を抑えて記憶を蘇えらせようとする。
「ああ!あの3年の時付き合ってた田村君ね!」
「え!?やっぱ付き合うことになったんだ!」
きゃーとはしゃぐなっちゃんはThe女子中学生、って感じだ。
中3の1年間付き合った初めての彼氏。
サッカー部の田村君。
私のファーストキスの相手だよね。
懐かしいなぁ…
まぁ結局、高校上がる前に別れたんだっけな。
ちょっと待て。
ここが12年前って事は…
マイキーもいる、って事、だよね?
同じ歳だから中3だ。
ドクドク心臓が鳴る。
中3なら…まだ東京卍會も極悪組織じゃなく、ただの不良グループのはず。
しかも今は4月。
龍宮寺堅も…生きてるって事だよね?
神様
これは私にくれたチャンスなの?
マイキーを、救えって事なの?
もしそうなら…
私は
迷わず彼を救いに行く。
そこにいるのは
どっからどうみても、中学生の頃の私。
この走馬灯、なんなんだ…
スーツじゃなくて、セーラー服。
茶髪じゃなくて黒髪。
そしてツヤツヤの肌。
やけにリアルだ。
え?これって走馬灯、だよね?
これじゃあまるで…
「…過去にタイムスリップしたみたい、じゃない」
そんな馬鹿な。
ふと私は制服のスカートに入っている物に気づいて出すと、ピンクの携帯がでてきた。
「うわ、懐かしい。ガラケーだ」
こんなの持ってたな〜…って!違う違う!
携帯の日付を見て私は驚愕した。
「2005年…4月?」
って…12年前?
なんで…12年前?
ドクドクと脈が早くなる。
まさか…
これって現実、なの?
私は慌ててトイレから出る。
「なっちゃん!」
「こ、今度は何!?」
「頬っぺたつねって!」
「はぁ!?何急に!」
「いいから早く!!」
迫る私になっちゃんはもう知らない、とばかりに私の頬をつねった。
「痛い!!」
「当たり前でしょ!あんたがやれって言ったんだからね!」
痛い…
これは現実だ。
走馬灯なんかじゃない。
私
12年前にいるんだ。
「な、なんで?」
頭を抱える。
訳が分からない。
私は稀咲に撃たれて、マイキーの腕の中で死んだ…はず。
で、目覚めたら中学生になってました。
って…
どんな話しだよ…
「ねぇ…話、戻していい?」
急に静かになった私になっちゃんは尋ねる。
「う、うん…なんかもうよく分かんないから、楽しくなる話ししてほしい…」
「本当大丈夫?…いやだからさ、どうするの?」
「知らないよ〜…私が聞きたい」
これどうすんのよ〜と、もう私は半べそだ。
「知らないって、あんたの事でしょ」
「え?何の話?」
「田村くんだよ!」
た、田村?
「付き合ってって言われたんでしょ?あの爽やかイケメンに」
「………」
いいな〜と羨ましがってる感じのなっちゃんだが、私には何の事だか…
田村…
ん〜と頭を抑えて記憶を蘇えらせようとする。
「ああ!あの3年の時付き合ってた田村君ね!」
「え!?やっぱ付き合うことになったんだ!」
きゃーとはしゃぐなっちゃんはThe女子中学生、って感じだ。
中3の1年間付き合った初めての彼氏。
サッカー部の田村君。
私のファーストキスの相手だよね。
懐かしいなぁ…
まぁ結局、高校上がる前に別れたんだっけな。
ちょっと待て。
ここが12年前って事は…
マイキーもいる、って事、だよね?
同じ歳だから中3だ。
ドクドク心臓が鳴る。
中3なら…まだ東京卍會も極悪組織じゃなく、ただの不良グループのはず。
しかも今は4月。
龍宮寺堅も…生きてるって事だよね?
神様
これは私にくれたチャンスなの?
マイキーを、救えって事なの?
もしそうなら…
私は
迷わず彼を救いに行く。