第7章
夢小説設定
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「……それ…」
帰国の飛行機の中…俺の手には1つの指輪…
「うん……マイキー君が握りしめてた…」
「大事な物、だったんですかね」
「…これと同じものを六花ちゃんがいつも首から下げてた……
多分…2人にとって大切なものなんだよ。
だから……マイキー君……」
ぎゅっ、と指輪を握りしめる。
目の前で死んでいったマイキー君の姿を思い出して…また涙が溢れそうになった。
また今回も……
六花ちゃんは未来にいなかった。
それどころか…
マイキー君まで……
「また……傷つけちまう…六花ちゃんを…」
「武道君…」
あんなに真っ直ぐで優しい子が…
なぜ何度もこんなに傷つかなくちゃいけないんだ……
なんで………
「はい!エマ!お土産!」
「え!?これ全部!?」
次次に目の前につまれていくお土産の山にエマがびっくりしている。
「買いすぎだっての…」
「だって、色々見てたらエマに買ってあげたいものがいっぱいでさ〜」
「え〜六花ありがとう〜!好き!」
「私も好き!」
ぎゅっと抱擁し合う私達にマイキーはケッ…とつまらなさげ…
「これはけんちゃんで、これは三ツ谷君、たけみっち、ひなちゃん、千冬君、ペー君…」
「六花は何買ってきたの?」
「へ?」
「お土産…自分のは?」
エマの問に私は固まる…
「………わ、忘れてた!!」
「えぇ……」
皆のお土産選びに夢中で自分の分はすっかり抜けていた!!!
「やだ!マイキーどうしよ!」
振り向くとマイキーはむぐむぐとたい焼きをかじってる。
「え……マイキーそれは何?」
「ん?たい焼き」
「じゃなくて!」
「自分へのお土産に決まってんじゃん」
マイキーはちゃっかり自分にお土産を買っていた……
「い、いつの間に!ってか自分が買うならゆってよ!」
マイキーはわりぃわりぃと笑ってるが絶対悪いと思ってないよね……
最悪……
「六花らしいというかなんというか…貰ったウチが言うのもなんだけど…これ、あげる」
そう言ってエマがお土産の1つを私にくれた。
「あ、ありがとう〜エマ〜」
「ふふ。どういたしまして、かな?
にしても…六花は本当いつも自分より他の人の事ばっかり先に考えちゃうんだね」
「そ、そうかな…なんか皆が喜んでる顔が先に浮かんじゃうんだよね〜」
「それが六花のいい所なんだけどね。でも…たまには自分優先でもいいんだよ?
マイキーみたいにさ」
「そうだね…あ、でもマイキーみたいに我儘自己中は嫌かな〜」
「まぁね〜」
「おい!」
聞こえてんぞ!と眉を寄せたマイキーに私とエマは顔を合わせると笑った。
『こうやって…穏やかに過ごす日も…悪くねぇなって…』
マイキーが言ったように…
こうやって何気ない事で笑う毎日が続けばいいな……
帰国の飛行機の中…俺の手には1つの指輪…
「うん……マイキー君が握りしめてた…」
「大事な物、だったんですかね」
「…これと同じものを六花ちゃんがいつも首から下げてた……
多分…2人にとって大切なものなんだよ。
だから……マイキー君……」
ぎゅっ、と指輪を握りしめる。
目の前で死んでいったマイキー君の姿を思い出して…また涙が溢れそうになった。
また今回も……
六花ちゃんは未来にいなかった。
それどころか…
マイキー君まで……
「また……傷つけちまう…六花ちゃんを…」
「武道君…」
あんなに真っ直ぐで優しい子が…
なぜ何度もこんなに傷つかなくちゃいけないんだ……
なんで………
「はい!エマ!お土産!」
「え!?これ全部!?」
次次に目の前につまれていくお土産の山にエマがびっくりしている。
「買いすぎだっての…」
「だって、色々見てたらエマに買ってあげたいものがいっぱいでさ〜」
「え〜六花ありがとう〜!好き!」
「私も好き!」
ぎゅっと抱擁し合う私達にマイキーはケッ…とつまらなさげ…
「これはけんちゃんで、これは三ツ谷君、たけみっち、ひなちゃん、千冬君、ペー君…」
「六花は何買ってきたの?」
「へ?」
「お土産…自分のは?」
エマの問に私は固まる…
「………わ、忘れてた!!」
「えぇ……」
皆のお土産選びに夢中で自分の分はすっかり抜けていた!!!
「やだ!マイキーどうしよ!」
振り向くとマイキーはむぐむぐとたい焼きをかじってる。
「え……マイキーそれは何?」
「ん?たい焼き」
「じゃなくて!」
「自分へのお土産に決まってんじゃん」
マイキーはちゃっかり自分にお土産を買っていた……
「い、いつの間に!ってか自分が買うならゆってよ!」
マイキーはわりぃわりぃと笑ってるが絶対悪いと思ってないよね……
最悪……
「六花らしいというかなんというか…貰ったウチが言うのもなんだけど…これ、あげる」
そう言ってエマがお土産の1つを私にくれた。
「あ、ありがとう〜エマ〜」
「ふふ。どういたしまして、かな?
にしても…六花は本当いつも自分より他の人の事ばっかり先に考えちゃうんだね」
「そ、そうかな…なんか皆が喜んでる顔が先に浮かんじゃうんだよね〜」
「それが六花のいい所なんだけどね。でも…たまには自分優先でもいいんだよ?
マイキーみたいにさ」
「そうだね…あ、でもマイキーみたいに我儘自己中は嫌かな〜」
「まぁね〜」
「おい!」
聞こえてんぞ!と眉を寄せたマイキーに私とエマは顔を合わせると笑った。
『こうやって…穏やかに過ごす日も…悪くねぇなって…』
マイキーが言ったように…
こうやって何気ない事で笑う毎日が続けばいいな……