第7章
夢小説設定
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『いつか……そこに私も行ってみたいな』
「六花……」
灰色の空に飛ぶ1羽の鳥…
光が差す方へ、そっと手を伸ばす。
誰か……
このまま俺を連れて行ってくれ。
あいつの元に
六花がいる場所へ…
「これは……なんの集まり?」
首を傾げた私にそこにいた全員も同じように首を捻る。
マイキー、けんちゃん、三ツ谷君、八戒君、千冬君、そして私…
呼び出したのはたけみっちだ。
「すみません!遅れて!」
「おい、たけみっち、自分で呼び出しといて遅れてくんなよ〜」
「マイキー、お前がそれを言うな」
「間違いねぇな」
遅刻なんて当たり前のマイキーに三ツ谷君とけんちゃんが呆れたように言う。
「俺はいんだよ、俺は!」
なんだそれは……
「で?用ってなんだよ、たけみっち。」
「……稀咲は…敵だ」
たけみっち…?
「場地君が最後に残した言葉です。
弎番隊隊長は稀咲じゃねぇ…
ぱーだけなんだ」
「!」
たけみっちの言葉に、マイキーがハッとして、瞳を開く。
「ぱーちん、三ツ谷、ドラケン、マイキー、一虎……あいつらは……俺の宝だ…」
声を震わせて瞳を滲ませたたけみっちに、私も思わず視界が滲む。
「忘れないでください!!場地君の目指したものを!!心を強く持ってください!!」
皆にそう叫ぶたけみっち。
「マイキー君なら…1人で時代を創れます!」
「たけみっち……」
たけみっちの強い瞳に、皆が彼を見つめる…
千冬君がたけみっちの前に歩いて行くと、彼の肩に手を置いて下を向く。
「泣かすなよ……馬鹿野郎」
たけみっちの言葉は……
皆の心に響いた。
この先も……
たけみっちがいなくなっても…
圭介君が目差した東卍である事を…
「あの〜…もう1ついいですか?」
そう言うと、たけみっちがポケットから何故かカメラを取り出す。
「記念写真撮りません?」
その言葉に皆がキョトンとする。
「え…」
「何の記念?」
たしかに…卒業でもあるまいし…
でも、たけみっちにとっては…
これが最後だ。この時代の皆と会うのは…
何か形に残したい。そんな想いがあるのかもしれない。
私はフッと笑うとたけみっちの手からカメラをとる。
「貸して…私が撮ってあげる」
「え!六花ちゃんも入ってよ!」
「え…でも…」
「六花も東卍の仲間だしな」
「けんちゃん…」
「場地がそう言ってただろ…」
「マイキー…」
『…関係なくねぇよ。あいつは…あいつも…俺らの仲間だろ』
圭介君…
「喧嘩できねぇけど、お前は俺らの仲間だ」
「ありがとう、けんちゃん」
「そうそう、超運動音痴でもな」
「ありがとう、マ…って!それ関係ある!?」
ことごとく私の運動音痴をいつも貶してくるマイキー。
もはや嫌がらせか!?
怒る私に皆がケラケラ笑う。
「もう!!」
「ま、まぁまぁ六花ちゃん!落ちついて!はい、ここ並んで!」
たけみっちは苦笑いしながら私をマイキーの横に立たせると、カメラのタイマーを合わせる。
「はい、とりますよー!」
カシャと音がして私達は微笑んだ。
この記念写真を撮って…
たけみっちは未来へと帰って行った。
どうか…
私達が望んでいる未来でありますように。
「六花……」
灰色の空に飛ぶ1羽の鳥…
光が差す方へ、そっと手を伸ばす。
誰か……
このまま俺を連れて行ってくれ。
あいつの元に
六花がいる場所へ…
「これは……なんの集まり?」
首を傾げた私にそこにいた全員も同じように首を捻る。
マイキー、けんちゃん、三ツ谷君、八戒君、千冬君、そして私…
呼び出したのはたけみっちだ。
「すみません!遅れて!」
「おい、たけみっち、自分で呼び出しといて遅れてくんなよ〜」
「マイキー、お前がそれを言うな」
「間違いねぇな」
遅刻なんて当たり前のマイキーに三ツ谷君とけんちゃんが呆れたように言う。
「俺はいんだよ、俺は!」
なんだそれは……
「で?用ってなんだよ、たけみっち。」
「……稀咲は…敵だ」
たけみっち…?
「場地君が最後に残した言葉です。
弎番隊隊長は稀咲じゃねぇ…
ぱーだけなんだ」
「!」
たけみっちの言葉に、マイキーがハッとして、瞳を開く。
「ぱーちん、三ツ谷、ドラケン、マイキー、一虎……あいつらは……俺の宝だ…」
声を震わせて瞳を滲ませたたけみっちに、私も思わず視界が滲む。
「忘れないでください!!場地君の目指したものを!!心を強く持ってください!!」
皆にそう叫ぶたけみっち。
「マイキー君なら…1人で時代を創れます!」
「たけみっち……」
たけみっちの強い瞳に、皆が彼を見つめる…
千冬君がたけみっちの前に歩いて行くと、彼の肩に手を置いて下を向く。
「泣かすなよ……馬鹿野郎」
たけみっちの言葉は……
皆の心に響いた。
この先も……
たけみっちがいなくなっても…
圭介君が目差した東卍である事を…
「あの〜…もう1ついいですか?」
そう言うと、たけみっちがポケットから何故かカメラを取り出す。
「記念写真撮りません?」
その言葉に皆がキョトンとする。
「え…」
「何の記念?」
たしかに…卒業でもあるまいし…
でも、たけみっちにとっては…
これが最後だ。この時代の皆と会うのは…
何か形に残したい。そんな想いがあるのかもしれない。
私はフッと笑うとたけみっちの手からカメラをとる。
「貸して…私が撮ってあげる」
「え!六花ちゃんも入ってよ!」
「え…でも…」
「六花も東卍の仲間だしな」
「けんちゃん…」
「場地がそう言ってただろ…」
「マイキー…」
『…関係なくねぇよ。あいつは…あいつも…俺らの仲間だろ』
圭介君…
「喧嘩できねぇけど、お前は俺らの仲間だ」
「ありがとう、けんちゃん」
「そうそう、超運動音痴でもな」
「ありがとう、マ…って!それ関係ある!?」
ことごとく私の運動音痴をいつも貶してくるマイキー。
もはや嫌がらせか!?
怒る私に皆がケラケラ笑う。
「もう!!」
「ま、まぁまぁ六花ちゃん!落ちついて!はい、ここ並んで!」
たけみっちは苦笑いしながら私をマイキーの横に立たせると、カメラのタイマーを合わせる。
「はい、とりますよー!」
カシャと音がして私達は微笑んだ。
この記念写真を撮って…
たけみっちは未来へと帰って行った。
どうか…
私達が望んでいる未来でありますように。