第7章
夢小説設定
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「たけみっち、大丈夫かなぁ…」
生きて帰ってきたらいいけど…
マイキーとたけみっちは単車の練習に行ってしまったので私と千冬君は近くの河川敷をブラブラ散歩していた。
「マイキー君に指導してもらえるなんて贅沢じゃないっすか!」
「そうなの?」
「そうっすよ!」
「そういえば…
千冬君も、圭介君のバイク受け継いだって聞いたよ」
「はい!涼子さんが…
これは俺に譲りたいって言ってくれて…」
「そっか…よかったね。
圭介君の想いも一緒だね」
「六花さん……はい!
あ!今度六花さんも後ろに………って無理っすね。
総長に殺される」
がくっ、と項垂れた千冬君に私は苦笑いする。
「ありがとう。気持ちだけ貰っとくね」
「……あの…六花さん…」
「ん〜?」
「稀咲が東卍から追放されて…六花さんやたけみっちが見た未来からは抜け出す事ができたん、すよね?」
「……うん…多分…本来の目的は達成、かな」
「じゃあ……たけみっちは…ここにいる理由、無くなっちまったって事、っすよね」
「……そうだね。たけみっちは未来を変えるためにここにいたから。稀咲の件が終わった今…彼は未来に戻るだろうね」
河川敷に咲いたたんぽぽに私はその場にしゃがむ。
「六花さんは……どうするん、ですか?」
「え?」
振り返ると、千冬君の瞳と絡まる。
「……どうも、しないよ。
私は…たけみっちと違って、タイムリープは出来ない。」
「もしできたら…帰りたいっすか」
千冬君の質問に、私は考える。
「…どうだろう…たけみっちはひなちゃんを救いたいから過去に戻ってきた。
私も…マイキーを救いたいからここにいる。
でも今は……
それとは別に…
ただ…マイキーの傍にいたい。」
彼の笑顔を……
傍で見つめていたい。
「だから…もし未来に戻れるとしても、私はここに残る、かな。
この今が……未来のマイキーにいつか繋がっていくのなら…
私はマイキーと一緒に…横に並んで歩んで行きたい」
マイキーの手を離さないように…
どこかに1人で行ってしまわないように…
隣を歩いて行く…
生きて帰ってきたらいいけど…
マイキーとたけみっちは単車の練習に行ってしまったので私と千冬君は近くの河川敷をブラブラ散歩していた。
「マイキー君に指導してもらえるなんて贅沢じゃないっすか!」
「そうなの?」
「そうっすよ!」
「そういえば…
千冬君も、圭介君のバイク受け継いだって聞いたよ」
「はい!涼子さんが…
これは俺に譲りたいって言ってくれて…」
「そっか…よかったね。
圭介君の想いも一緒だね」
「六花さん……はい!
あ!今度六花さんも後ろに………って無理っすね。
総長に殺される」
がくっ、と項垂れた千冬君に私は苦笑いする。
「ありがとう。気持ちだけ貰っとくね」
「……あの…六花さん…」
「ん〜?」
「稀咲が東卍から追放されて…六花さんやたけみっちが見た未来からは抜け出す事ができたん、すよね?」
「……うん…多分…本来の目的は達成、かな」
「じゃあ……たけみっちは…ここにいる理由、無くなっちまったって事、っすよね」
「……そうだね。たけみっちは未来を変えるためにここにいたから。稀咲の件が終わった今…彼は未来に戻るだろうね」
河川敷に咲いたたんぽぽに私はその場にしゃがむ。
「六花さんは……どうするん、ですか?」
「え?」
振り返ると、千冬君の瞳と絡まる。
「……どうも、しないよ。
私は…たけみっちと違って、タイムリープは出来ない。」
「もしできたら…帰りたいっすか」
千冬君の質問に、私は考える。
「…どうだろう…たけみっちはひなちゃんを救いたいから過去に戻ってきた。
私も…マイキーを救いたいからここにいる。
でも今は……
それとは別に…
ただ…マイキーの傍にいたい。」
彼の笑顔を……
傍で見つめていたい。
「だから…もし未来に戻れるとしても、私はここに残る、かな。
この今が……未来のマイキーにいつか繋がっていくのなら…
私はマイキーと一緒に…横に並んで歩んで行きたい」
マイキーの手を離さないように…
どこかに1人で行ってしまわないように…
隣を歩いて行く…