第7章
夢小説設定
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「稀咲鉄太…」
マイキーは階下にいた稀咲を見下ろす。
「はい」
「お前を…クビにする。」
え………
「本日をもって…除名だ」
「!」
マイキーの言葉に座って端で傍観していた私は思わず立ち上がる。
除名?稀咲が……東卍をクビ?
たけみっちを見ると、彼と瞳が合う。
私と同じように驚いていた。
東卍内はまたざわつく。
稀咲は血のハロウィンから東卍内では英雄と化していたからだろう…
だから何故?と……
マイキーが1度は隊長に、と認めただけあって余計だ。
もしかして…千冬君かたけみっちがマイキーにクリスマスの裏切りを話した、とかなのだろうか…
でも、たとえそうでも…元々マイキーは稀咲の危険さには気づいていたはず。
だからまさか…いきなりクビにするとは思わなかった。
いや…これは私やたけみっちが成し遂げたかった事だから…喜ぶ、べきなんだろうけど…
突然すぎて頭がついていかない…
当の稀咲は…完全に放心状態で…
「な、何言ってんだよ……マイキー…」
顔には焦りが見えた。
「冗談、だろ?」
「こんな場所で冗談なんて言わねぇよ…
クビだ」
「くっ……」
マイキーの見下ろす瞳は冷たい。
「おいおい!待てよ、マイキー!稀咲がクビなら当然俺も東卍を出る。」
半間がそう言いながら前に出てきた。
「つまりよ、東京卍會総勢450人うち元メビウス50人、元バルハラ300人が全て抜ける。
そうしたら東卍は100人にしぼんじまうんだぜぇ?
それでもいいのか?」
「構わねぇ」
にやつく半間にも表情一つ変えず見下ろすマイキー。
「そもそも…東卍はでかくなりすぎた」
「は?」
「でかく、なりすぎ、た?…何言ってんだマイキー!それが東卍の目的だろ!」
「なら、クリスマス決戦をけしかけたのも東卍をでかくする為か?」
「くっ…」
マイキーの発言に、東卍内に稀咲の裏切りが知れわたる。
「たけみっち達をけしかけ、大寿を殺させるために柚葉にナイフを渡した。そうだな?」
ざわつく東卍メンバーに稀咲の顔がどんどん焦りを滲ませた。
何か言い訳を考えているのだろうか…
「東卍をでかくする為、お前の汚いやり方に今まで目を瞑ってきた。
それも終わりだ…」
「はぁ…はぁ…違う!!あんたは弱ってた!大寿は東卍を脅かす存在だ!俺は!あんたの為に動いたんだ!!」
「おい」
マイキーに近づく為に階段を上がろうとした稀咲をけんちゃんが止める。
「誰が前に出ていい、つったよ」
睨み下ろすけんちゃんに、稀咲の隣にいた半間が殴りかかり、それを腕で止める。
「稀咲の話を聞けよ…コラァ」
「てめぇ……」
睨み合う2人の横を通り過ぎ、稀咲がマイキーを追う。
マイキーは階下にいた稀咲を見下ろす。
「はい」
「お前を…クビにする。」
え………
「本日をもって…除名だ」
「!」
マイキーの言葉に座って端で傍観していた私は思わず立ち上がる。
除名?稀咲が……東卍をクビ?
たけみっちを見ると、彼と瞳が合う。
私と同じように驚いていた。
東卍内はまたざわつく。
稀咲は血のハロウィンから東卍内では英雄と化していたからだろう…
だから何故?と……
マイキーが1度は隊長に、と認めただけあって余計だ。
もしかして…千冬君かたけみっちがマイキーにクリスマスの裏切りを話した、とかなのだろうか…
でも、たとえそうでも…元々マイキーは稀咲の危険さには気づいていたはず。
だからまさか…いきなりクビにするとは思わなかった。
いや…これは私やたけみっちが成し遂げたかった事だから…喜ぶ、べきなんだろうけど…
突然すぎて頭がついていかない…
当の稀咲は…完全に放心状態で…
「な、何言ってんだよ……マイキー…」
顔には焦りが見えた。
「冗談、だろ?」
「こんな場所で冗談なんて言わねぇよ…
クビだ」
「くっ……」
マイキーの見下ろす瞳は冷たい。
「おいおい!待てよ、マイキー!稀咲がクビなら当然俺も東卍を出る。」
半間がそう言いながら前に出てきた。
「つまりよ、東京卍會総勢450人うち元メビウス50人、元バルハラ300人が全て抜ける。
そうしたら東卍は100人にしぼんじまうんだぜぇ?
それでもいいのか?」
「構わねぇ」
にやつく半間にも表情一つ変えず見下ろすマイキー。
「そもそも…東卍はでかくなりすぎた」
「は?」
「でかく、なりすぎ、た?…何言ってんだマイキー!それが東卍の目的だろ!」
「なら、クリスマス決戦をけしかけたのも東卍をでかくする為か?」
「くっ…」
マイキーの発言に、東卍内に稀咲の裏切りが知れわたる。
「たけみっち達をけしかけ、大寿を殺させるために柚葉にナイフを渡した。そうだな?」
ざわつく東卍メンバーに稀咲の顔がどんどん焦りを滲ませた。
何か言い訳を考えているのだろうか…
「東卍をでかくする為、お前の汚いやり方に今まで目を瞑ってきた。
それも終わりだ…」
「はぁ…はぁ…違う!!あんたは弱ってた!大寿は東卍を脅かす存在だ!俺は!あんたの為に動いたんだ!!」
「おい」
マイキーに近づく為に階段を上がろうとした稀咲をけんちゃんが止める。
「誰が前に出ていい、つったよ」
睨み下ろすけんちゃんに、稀咲の隣にいた半間が殴りかかり、それを腕で止める。
「稀咲の話を聞けよ…コラァ」
「てめぇ……」
睨み合う2人の横を通り過ぎ、稀咲がマイキーを追う。