第7章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「これより!新年一発目、東京卍會全体集会を始める!
長い間、東卍が対立してきたブラックドラゴンと1度は和平協定が結ばれた。
だが…実の兄弟である弐番隊副隊長、芝八戒とブラックドラゴン総長芝大寿の確執が原因でそれは破綻した。
そして東卍は一番隊トップ2人の独断先行があったものの、弐番隊隊長を最終的マイキーと俺も加わり芝大寿以下ブラックドラゴン本体との戦いに勝利した!
この件について、みんなの前で話したい奴がいる!
1人目、芝八戒!」
名前を呼ばれ前に出る八戒君。
「始まりは、俺の湿ったりの嘘だった。その嘘を突き通す為に、俺は家族を東卍を巻き込んだ!
そして、事はでかくなり、東卍対ブラックドラゴンの抗争にまで発展しちまった。
……全て、俺の責任だ…
皆……すまなかった!」
そう言って、八戒君は皆に頭を下げる。
八戒君……
事情を知った東卍メンバーだが、よく分からないとザワつく。
「気にすんな、八戒」
しかし、そのざわつきを収めるようにむーちょ君が声をあげる。
「抗争の火種なんてよ、おわっちまえばどうでもよくなる問題だ。」
「それに、ブラックドラゴンには勝ったんだ!結果オーライっしょ!なぁ!皆!」
ムーチョ君に続いてスマイリー君が皆にそう言うと、周りは「そうだ!」「気にすんな、八戒!」と八戒君を励ます言葉が飛び交った。
「みんな…」
「八戒、お前はこれからも東京卍會弍番隊副隊長だ!みんなも、それでいいよな!」
三ツ谷君がそう声を掛けると、みんな「おお!!」と声を出して、誰一人…攻める人はいない。
八戒コールが湧き上がり、私は少しホッとしてその光景を見つめていた。
柚葉に報告しなきゃ。
八戒君は、大丈夫だよ…って。
でも、あらためて…
東卍は暖かいチームなんだな、と思わせてくれた。
「次!乾青宗!九井一!前へ!」
次にけんちゃんに呼ばれたのは知らない2人…
でも、東卍とは真逆の真っ白の特攻服と、背中に書かれた文字にすぐに彼らが何者なのかは分かった。
ブラック…ドラゴン?
1人は、黒髪の男、そしてもう1人は…顔に火傷だろうか…傷跡がある男。
私と同じだ…
私の肩にある火傷の痕と…
あれ?でも……あの人……
どこかで……
「.11代目ブラックドラゴン乾青宗だ。」
乾……
ん〜やっぱり聞いたことない名前だ……
「同じく、九井一」
集会に現れたブラックドラゴンの2人に東卍内はざわつく。
「ブラックドラゴン?」
「つぶれたんじゃねぇの?」
「10代目ブラックドラゴンは東卍に負けた。総長である芝大寿は引退…俺らが11代目としてブラックドラゴンを継いだ」
「そして…マイキーと話し合った結果…東卍の傘下に下ることにした!」
え……
「ブラックドラゴンは一番隊、つまり…花垣武道の下につく」
えぇ!?
マイキーの言葉に私は当然、一番隊全員も、隊長のたけみっちも驚く。
「いいな、たけみっち」
「え…あ…ブラックドラゴンが…俺の下に、つく?なんで?
マイキー君の判断なんすか?」
「東卍に下るならお前の下につきたい。
こいつらの意志を尊重することにした。」
あの2人が…望んでたけみっちの下につきたい…そう言ったという事か…
でも、何故…?
2人はたけみっちの前に歩いていく。
「よろしくな、隊長〜」
「いきなり信用しろとは言わねぇ。
力が必要な時は言え…手を貸す」
そう言った傷がある男の人…乾君に東卍内はまたザワついた。
「静かにしろ!」
「このクリスマス決戦を踏まえて…最後に話したいのは俺だ」
マイキーが口を開くと、皆が静まる。
長い間、東卍が対立してきたブラックドラゴンと1度は和平協定が結ばれた。
だが…実の兄弟である弐番隊副隊長、芝八戒とブラックドラゴン総長芝大寿の確執が原因でそれは破綻した。
そして東卍は一番隊トップ2人の独断先行があったものの、弐番隊隊長を最終的マイキーと俺も加わり芝大寿以下ブラックドラゴン本体との戦いに勝利した!
この件について、みんなの前で話したい奴がいる!
1人目、芝八戒!」
名前を呼ばれ前に出る八戒君。
「始まりは、俺の湿ったりの嘘だった。その嘘を突き通す為に、俺は家族を東卍を巻き込んだ!
そして、事はでかくなり、東卍対ブラックドラゴンの抗争にまで発展しちまった。
……全て、俺の責任だ…
皆……すまなかった!」
そう言って、八戒君は皆に頭を下げる。
八戒君……
事情を知った東卍メンバーだが、よく分からないとザワつく。
「気にすんな、八戒」
しかし、そのざわつきを収めるようにむーちょ君が声をあげる。
「抗争の火種なんてよ、おわっちまえばどうでもよくなる問題だ。」
「それに、ブラックドラゴンには勝ったんだ!結果オーライっしょ!なぁ!皆!」
ムーチョ君に続いてスマイリー君が皆にそう言うと、周りは「そうだ!」「気にすんな、八戒!」と八戒君を励ます言葉が飛び交った。
「みんな…」
「八戒、お前はこれからも東京卍會弍番隊副隊長だ!みんなも、それでいいよな!」
三ツ谷君がそう声を掛けると、みんな「おお!!」と声を出して、誰一人…攻める人はいない。
八戒コールが湧き上がり、私は少しホッとしてその光景を見つめていた。
柚葉に報告しなきゃ。
八戒君は、大丈夫だよ…って。
でも、あらためて…
東卍は暖かいチームなんだな、と思わせてくれた。
「次!乾青宗!九井一!前へ!」
次にけんちゃんに呼ばれたのは知らない2人…
でも、東卍とは真逆の真っ白の特攻服と、背中に書かれた文字にすぐに彼らが何者なのかは分かった。
ブラック…ドラゴン?
1人は、黒髪の男、そしてもう1人は…顔に火傷だろうか…傷跡がある男。
私と同じだ…
私の肩にある火傷の痕と…
あれ?でも……あの人……
どこかで……
「.11代目ブラックドラゴン乾青宗だ。」
乾……
ん〜やっぱり聞いたことない名前だ……
「同じく、九井一」
集会に現れたブラックドラゴンの2人に東卍内はざわつく。
「ブラックドラゴン?」
「つぶれたんじゃねぇの?」
「10代目ブラックドラゴンは東卍に負けた。総長である芝大寿は引退…俺らが11代目としてブラックドラゴンを継いだ」
「そして…マイキーと話し合った結果…東卍の傘下に下ることにした!」
え……
「ブラックドラゴンは一番隊、つまり…花垣武道の下につく」
えぇ!?
マイキーの言葉に私は当然、一番隊全員も、隊長のたけみっちも驚く。
「いいな、たけみっち」
「え…あ…ブラックドラゴンが…俺の下に、つく?なんで?
マイキー君の判断なんすか?」
「東卍に下るならお前の下につきたい。
こいつらの意志を尊重することにした。」
あの2人が…望んでたけみっちの下につきたい…そう言ったという事か…
でも、何故…?
2人はたけみっちの前に歩いていく。
「よろしくな、隊長〜」
「いきなり信用しろとは言わねぇ。
力が必要な時は言え…手を貸す」
そう言った傷がある男の人…乾君に東卍内はまたザワついた。
「静かにしろ!」
「このクリスマス決戦を踏まえて…最後に話したいのは俺だ」
マイキーが口を開くと、皆が静まる。