第6章
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「時がきた…」
カランと耳飾りが揺れて胸元でブルーのガラス玉が揺れた。
降り出した雪に手を伸ばし、手のひらに落ちたそれを握りしめる。
「雪が降る季節…それが俺達が再会する時だ。鶴蝶…」
男が振り返ると、後ろに控えていた額から傷のある男が顔を上げた。
「六花を…迎えに行くぞ」
たった1つ……
何年たっても変わらなかったもの
それは
君への想い……
第6章(終)