第6章
夢小説設定
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「たけみっちも罪な男だね……」
「は?」
「あ、いや…」
眉を寄せたマイキーに私は苦笑いする。
「あ、もうすぐ年明ける!」
エマが携帯を見てそう言った。
タイムスリップなんて、有り得ない経験をしてから8ヶ月ちょっと…
色々あったな…
知らなかった事実を知り、悲しいことも苦しいことも、涙した日もあった…
でも…
それと同じぐらい
大切な仲間ができた。
大切な…
愛しい人の傍にいれた。
私は隣にいるマイキーの手を握る。
「マイキー…ありがとう」
「なんだよ、急に。」
「ううん。…ただ…来年の年明けも、こうやって一緒に過ごせたらいいね。」
そう言った私にマイキーはフッと笑う。
「いいね、じゃなくて…そうなんだよ。これから先も…ずっとな」
「マイキー…うん!」
この先も…
ずっと……
「あ!俺の絵馬!」
「俺のエマって何よ!」
「何騒いでんだ?あいつら…」
たけみっちを囲って何やら騒いでる東卍の面々。
カランカラン…と音をたてて私の足元に何か転がってきた…
「ん?絵馬?」
「ああ、エマじゃなくて、絵馬、ね!」
笑うエマに私は足元のそれを拾う。
「あ!六花ちゃん!読まないで!」
「六花さん!なんて書いてあるんすか!」
「でっけぇ声で読んでやれよ!」
「み、三ツ谷君!」
騒ぐ皆に私とマイキーはたけみっちが書いた絵馬を見る。
そして、2人して笑った。
「年が明けるまで10秒!」
誰かがそう叫んで、マイキーが皆を振り返る。
「みんな!飛ぶぞ!!」
「「「3!2!!」」」
カウントダウンが始まる。
「「「1!!」」」
仲間達が一斉に飛び跳ねた。
「「「ハッピーニューイヤー!!!」」」
新しい年があけた。
盛り上がる神社内。
あけましておめでとう!という言葉があちこちら飛び交った。
「六花!」
「え?…っわ!…っん!」
繋いでいた手を引き寄せられたかと思ったら軽く唇が触れる。
にっ!と悪戯っぽく笑ったマイキーに私は一気に顔が熱くなった。
み、みんなの前で何をっ!!
「新年1回目のキスだな!」
そう言ったマイキーに周りがひゅーひゅーなんてからかうから余計に顔が熱くなる。
でも…
この上なく幸せだった。
大切な仲間と
大切な人と
新しい年を迎えられた事を。
「今年も…いっぱい思い出作ろうな」
「うん!」
私達は……
まだ知らなかった。
この年が……
悲しく
苦しいものになる事を
誰1人……
知らなかった。
「は?」
「あ、いや…」
眉を寄せたマイキーに私は苦笑いする。
「あ、もうすぐ年明ける!」
エマが携帯を見てそう言った。
タイムスリップなんて、有り得ない経験をしてから8ヶ月ちょっと…
色々あったな…
知らなかった事実を知り、悲しいことも苦しいことも、涙した日もあった…
でも…
それと同じぐらい
大切な仲間ができた。
大切な…
愛しい人の傍にいれた。
私は隣にいるマイキーの手を握る。
「マイキー…ありがとう」
「なんだよ、急に。」
「ううん。…ただ…来年の年明けも、こうやって一緒に過ごせたらいいね。」
そう言った私にマイキーはフッと笑う。
「いいね、じゃなくて…そうなんだよ。これから先も…ずっとな」
「マイキー…うん!」
この先も…
ずっと……
「あ!俺の絵馬!」
「俺のエマって何よ!」
「何騒いでんだ?あいつら…」
たけみっちを囲って何やら騒いでる東卍の面々。
カランカラン…と音をたてて私の足元に何か転がってきた…
「ん?絵馬?」
「ああ、エマじゃなくて、絵馬、ね!」
笑うエマに私は足元のそれを拾う。
「あ!六花ちゃん!読まないで!」
「六花さん!なんて書いてあるんすか!」
「でっけぇ声で読んでやれよ!」
「み、三ツ谷君!」
騒ぐ皆に私とマイキーはたけみっちが書いた絵馬を見る。
そして、2人して笑った。
「年が明けるまで10秒!」
誰かがそう叫んで、マイキーが皆を振り返る。
「みんな!飛ぶぞ!!」
「「「3!2!!」」」
カウントダウンが始まる。
「「「1!!」」」
仲間達が一斉に飛び跳ねた。
「「「ハッピーニューイヤー!!!」」」
新しい年があけた。
盛り上がる神社内。
あけましておめでとう!という言葉があちこちら飛び交った。
「六花!」
「え?…っわ!…っん!」
繋いでいた手を引き寄せられたかと思ったら軽く唇が触れる。
にっ!と悪戯っぽく笑ったマイキーに私は一気に顔が熱くなった。
み、みんなの前で何をっ!!
「新年1回目のキスだな!」
そう言ったマイキーに周りがひゅーひゅーなんてからかうから余計に顔が熱くなる。
でも…
この上なく幸せだった。
大切な仲間と
大切な人と
新しい年を迎えられた事を。
「今年も…いっぱい思い出作ろうな」
「うん!」
私達は……
まだ知らなかった。
この年が……
悲しく
苦しいものになる事を
誰1人……
知らなかった。