第6章
夢小説設定
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「やっぱり…マイキー君にとっての六花ちゃんは…心で、支えなんだって改めて気付かされた。」
彼女がいなきゃ…
マイキー君はマイキー君じゃなくなってしまう。
心を全て失ってしまう…
このまま…六花ちゃんがマイキー君の傍にいれば…彼は巨悪にはならない。
きっと…
「分かった!待ってるね」
エマが携帯を切ると嬉しそうにこちらを振り返る。
「たけみっち、マイキー達とこっちに向かっててもうすぐ着くって」
「そっか」
よかった…無事だったんだね、たけみっち。
「……」
「ひなちゃん、大丈夫?」
どこか緊張したようなひなちゃんの横顔。
「…ちゃんと…話せるかな…武道君に会ったら…ヒナ、泣いちゃいそうで…」
「泣いたっていいんだよ。気持ちが伝われば」
「六花ちゃん……うん」
2人はきっと…大丈夫…
「ねぇ、ヒナちゃん」
「ん?」
「もし、2人が結婚したらさ…」
「え!?けけけ、結婚!?」
突然何!?と顔を赤くするひなちゃん。
「結婚式、呼んでね」
絶対泣く自信がある…
「そ、それはもちろん!で、でもまだまだ先の話だよ!」
「ふふ、そうだね」
でも…2人の幸せな姿を見たいなって思ったんだもん。
赤くなった頬を両手で包むひなちゃんに私は笑う。
いつか、そんな未来があると…信じたい。
「あ、来たんじゃない?」
少し遠くからでも分かるマイキーのバブの排気音。
マイキーの後ろに乗せられて来たたけみっちの顔に私はぎょっとする。
うわぁ…相当やられたな…たけみっち…
「え!ヒナ!?エマちゃんと六花ちゃんもなんで!?」
何も聞かされてないからそりゃ驚くよね…
「ひなちゃん、ファイトだよ」
「う、うん!」
私とエマは2人から離れるとマイキー達の所へ。
「マイキー、ありがとう。
あんな風に言ってたけど…やっぱり皆が心配だったんだね」
そう言うとマイキーはふいっと横を向く。
「別に〜たまたま通りかかったら三ツ谷のインパルス見かけただけだし!たまたまだよ、たまたま!なっ!けんちん」
「あ?…ああ…はいはい、そうだな」
苦笑いするけんちゃんに私もクスリと笑う。
照れちゃって…素直になればいいのに。
「てか…六花のせいで俺、芝大寿に殴られたじゃん」
「え!殴られたの!?」
マイキーが!?
たしかに口端が少し赤くなってる…
「まぁ、殴られたっつーか、殴らせてやった、って方が正しいな」
「?何それ…ってか、私のせいって…たまたま通りかかったんじゃなかったの〜」
「…………えっと…」
「ふふ…でも、本当によかった。皆が無事で」
「三ツ谷も八戒の姉貴も感謝してたぞ」
「ん?」
「六花が裏で色々やってくれた事も…あそこまで人に心配された事なかったから嬉しかったってさ。」
「そっか…皆の役に少しでも立ててよかった」
でも…今回一番頑張ったのは…私じゃない。
それは間違いなく…
「ひなぁ〜ぁぁぁ!!ごめぇぇん!」
たけみっちだ。
彼女がいなきゃ…
マイキー君はマイキー君じゃなくなってしまう。
心を全て失ってしまう…
このまま…六花ちゃんがマイキー君の傍にいれば…彼は巨悪にはならない。
きっと…
「分かった!待ってるね」
エマが携帯を切ると嬉しそうにこちらを振り返る。
「たけみっち、マイキー達とこっちに向かっててもうすぐ着くって」
「そっか」
よかった…無事だったんだね、たけみっち。
「……」
「ひなちゃん、大丈夫?」
どこか緊張したようなひなちゃんの横顔。
「…ちゃんと…話せるかな…武道君に会ったら…ヒナ、泣いちゃいそうで…」
「泣いたっていいんだよ。気持ちが伝われば」
「六花ちゃん……うん」
2人はきっと…大丈夫…
「ねぇ、ヒナちゃん」
「ん?」
「もし、2人が結婚したらさ…」
「え!?けけけ、結婚!?」
突然何!?と顔を赤くするひなちゃん。
「結婚式、呼んでね」
絶対泣く自信がある…
「そ、それはもちろん!で、でもまだまだ先の話だよ!」
「ふふ、そうだね」
でも…2人の幸せな姿を見たいなって思ったんだもん。
赤くなった頬を両手で包むひなちゃんに私は笑う。
いつか、そんな未来があると…信じたい。
「あ、来たんじゃない?」
少し遠くからでも分かるマイキーのバブの排気音。
マイキーの後ろに乗せられて来たたけみっちの顔に私はぎょっとする。
うわぁ…相当やられたな…たけみっち…
「え!ヒナ!?エマちゃんと六花ちゃんもなんで!?」
何も聞かされてないからそりゃ驚くよね…
「ひなちゃん、ファイトだよ」
「う、うん!」
私とエマは2人から離れるとマイキー達の所へ。
「マイキー、ありがとう。
あんな風に言ってたけど…やっぱり皆が心配だったんだね」
そう言うとマイキーはふいっと横を向く。
「別に〜たまたま通りかかったら三ツ谷のインパルス見かけただけだし!たまたまだよ、たまたま!なっ!けんちん」
「あ?…ああ…はいはい、そうだな」
苦笑いするけんちゃんに私もクスリと笑う。
照れちゃって…素直になればいいのに。
「てか…六花のせいで俺、芝大寿に殴られたじゃん」
「え!殴られたの!?」
マイキーが!?
たしかに口端が少し赤くなってる…
「まぁ、殴られたっつーか、殴らせてやった、って方が正しいな」
「?何それ…ってか、私のせいって…たまたま通りかかったんじゃなかったの〜」
「…………えっと…」
「ふふ…でも、本当によかった。皆が無事で」
「三ツ谷も八戒の姉貴も感謝してたぞ」
「ん?」
「六花が裏で色々やってくれた事も…あそこまで人に心配された事なかったから嬉しかったってさ。」
「そっか…皆の役に少しでも立ててよかった」
でも…今回一番頑張ったのは…私じゃない。
それは間違いなく…
「ひなぁ〜ぁぁぁ!!ごめぇぇん!」
たけみっちだ。