第6章
夢小説設定
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「あ、海ちけぇじゃん。行ってみようぜ」
「うん」
海の方に繋がる階段に向かうと、ふとマイキーが振り返る。
そして、私に手を伸ばした。
あ……
未来で…彼は今と同じように私にこうやって手を差し伸べてくれた…
その顔が、表情が…未来の彼と重なる。
「どうした?」
「…ううん。」
私はマイキーの手を握ると、見られないように滲んだ視界を反対の手で拭った。
暗くてよかった…
「うぉ〜海だ〜」
「あ!マイキー危ないよ!」
ざざっ…と波打つ暗い海に走り出すマイキー。
「大丈夫だって!」
小学生みたいにはしゃぐマイキーにクスリと笑う。
「夜の海ってちょっと怖かったけど…こうやって見ると神秘的だね」
月明かりが暗い海を照らしてキラキラしてる…
ってか…
「「寒っ!」」
2人して同時にハモる。
「さ、さすがに冬の海はさ、寒いね!」
「…だな…」
マイキーは私の手を引いてぎゅっ、と抱きしめる。
「六花あったけぇ!」
「く、苦しい!」
じたばたする私にマイキーは笑うと、頬を包んで触れるだけのキスをする。
それを受け入れるように瞳を閉じると、深く交わる…
「…っん…」
軽く音をたてて離れた唇…
体が少し熱って暖かい…
「あ、そうだ!」
私は思い出したようにカバンから小さな紙袋を取り出すとマイキーに渡す。
「メリークリスマス!マイキー」
って、クリスマスは明日だけど…
「え?」
突然のプレゼントにマイキーは驚きながらも紙袋を受け取る。
「開けていい?」
「うん」
紙袋の中には小さな箱…
その箱を開くと…
「これ…」
中にあったのはシルバーのネックレスに通されたシルバーリング。
そう…
私がマイキーに貰った物と同じだ。
私は自分の胸元からリングを出すとマイキーに見せる。
「何にしようか…凄く迷ったんだ。でも…お揃いにしたいなって思って…
マイキー、これをくれた時に、いつか私をお嫁さんにしてくれるって言ったでしょ」
「うん」
「だから…私もマイキーに伝えたい。
マイキー…いつか…大人になったら…
私と結婚してください。
私が……全力でマイキーを守ってあげる」
貴方の未来を…
何があっても守る。
「いつか…その指に本物をつけてあげる。だから…薬指にはつけないでね」
そういった私にマイキーは笑う。
「パクリじゃん」
「あはは!バレた?」
「…俺は…もう十分六花に守られてる」
マイキーは首にネックレスをかけると、ぎゅっ、と握りしめる。
「8.3抗争の時…六花はけんちんを必死に救ってくれて…血のハロウィンの時は全力で俺を止めてくれた…俺が崩れ落ちそうな時…六花はいつも俺を暗闇から救いあげてくれた…六花の存在が、言葉が…
全てが俺を守ってくれてる」
マイキー…
「ありがとな。六花」
I promise an everlasting love…
「うん」
海の方に繋がる階段に向かうと、ふとマイキーが振り返る。
そして、私に手を伸ばした。
あ……
未来で…彼は今と同じように私にこうやって手を差し伸べてくれた…
その顔が、表情が…未来の彼と重なる。
「どうした?」
「…ううん。」
私はマイキーの手を握ると、見られないように滲んだ視界を反対の手で拭った。
暗くてよかった…
「うぉ〜海だ〜」
「あ!マイキー危ないよ!」
ざざっ…と波打つ暗い海に走り出すマイキー。
「大丈夫だって!」
小学生みたいにはしゃぐマイキーにクスリと笑う。
「夜の海ってちょっと怖かったけど…こうやって見ると神秘的だね」
月明かりが暗い海を照らしてキラキラしてる…
ってか…
「「寒っ!」」
2人して同時にハモる。
「さ、さすがに冬の海はさ、寒いね!」
「…だな…」
マイキーは私の手を引いてぎゅっ、と抱きしめる。
「六花あったけぇ!」
「く、苦しい!」
じたばたする私にマイキーは笑うと、頬を包んで触れるだけのキスをする。
それを受け入れるように瞳を閉じると、深く交わる…
「…っん…」
軽く音をたてて離れた唇…
体が少し熱って暖かい…
「あ、そうだ!」
私は思い出したようにカバンから小さな紙袋を取り出すとマイキーに渡す。
「メリークリスマス!マイキー」
って、クリスマスは明日だけど…
「え?」
突然のプレゼントにマイキーは驚きながらも紙袋を受け取る。
「開けていい?」
「うん」
紙袋の中には小さな箱…
その箱を開くと…
「これ…」
中にあったのはシルバーのネックレスに通されたシルバーリング。
そう…
私がマイキーに貰った物と同じだ。
私は自分の胸元からリングを出すとマイキーに見せる。
「何にしようか…凄く迷ったんだ。でも…お揃いにしたいなって思って…
マイキー、これをくれた時に、いつか私をお嫁さんにしてくれるって言ったでしょ」
「うん」
「だから…私もマイキーに伝えたい。
マイキー…いつか…大人になったら…
私と結婚してください。
私が……全力でマイキーを守ってあげる」
貴方の未来を…
何があっても守る。
「いつか…その指に本物をつけてあげる。だから…薬指にはつけないでね」
そういった私にマイキーは笑う。
「パクリじゃん」
「あはは!バレた?」
「…俺は…もう十分六花に守られてる」
マイキーは首にネックレスをかけると、ぎゅっ、と握りしめる。
「8.3抗争の時…六花はけんちんを必死に救ってくれて…血のハロウィンの時は全力で俺を止めてくれた…俺が崩れ落ちそうな時…六花はいつも俺を暗闇から救いあげてくれた…六花の存在が、言葉が…
全てが俺を守ってくれてる」
マイキー…
「ありがとな。六花」
I promise an everlasting love…