第6章
夢小説設定
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『これ…』
小さな手のひらに乗っているのは、空を映し出したような真っ青な硝子玉のネックレス。
『私の宝物…イザナにあげる』
『え…宝物、なんだろ?なんで…俺に?』
首を傾げたイザナに六花が笑う。
『これはね、願いを叶えてくれるお守りなんだ。』
『願い?』
『うん。どこにいても…どんな場所でも…
イザナが笑っていられますように』
貴方が
幸せでありますように…
「あ…雪だ…」
ヒラヒラ目の前を落ちていく雪に手を伸ばすとじわりと冷たい。
「明日はホワイトクリスマスになりそうだね」
「うん」
隣りにいたエマも嬉しそうに空を見上げる。
今日はクリスマスイブ…
私は手に持っていた紙袋を持ち上げて、にっこり笑う。
「マイキー、喜ぶだろうね」
「だといいなぁ〜。エマも、けんちゃんに素敵なマフラー見つかってよかったね」
「うん。」
今日はエマもけんちゃんと過ごすらしい。
「エマの告白がうまくいきますように」
「は!?し、しないから!」
「え?しないの?」
顔を赤くするエマ。
「ああ…けんちゃんから待ち?」
「じゃなくて!べ、別に普通にご飯食べるだけだから!」
「…ふ〜ん…イブに、2人で、ねぇ?」
「うっ…」
「……まぁ…けんちゃんも色々考えてる風だったしなぁ…」
「え?」
「なんでもな〜い」
「何それ、気になるじゃない」
ぷぅ、と頬を膨らますエマに私は笑う。
「この後ちょっとお茶して行こうよ、夜まで時間まだあるし」
「うん、そうだ……あれ?」
人混みの中にふと見えた見覚えのある髪…
白い雪景色にサラリと揺れたピンクゴールド。
柚葉?
どこかに向かっているのか、険しい顔つきの柚葉…
「エマごめん…お茶はまた今度!」
「え?」
「行くところできた!」
「ちょ!六花!」
呼び止めるエマの声を背に、私は人混みの中に走り出した。
小さな手のひらに乗っているのは、空を映し出したような真っ青な硝子玉のネックレス。
『私の宝物…イザナにあげる』
『え…宝物、なんだろ?なんで…俺に?』
首を傾げたイザナに六花が笑う。
『これはね、願いを叶えてくれるお守りなんだ。』
『願い?』
『うん。どこにいても…どんな場所でも…
イザナが笑っていられますように』
貴方が
幸せでありますように…
「あ…雪だ…」
ヒラヒラ目の前を落ちていく雪に手を伸ばすとじわりと冷たい。
「明日はホワイトクリスマスになりそうだね」
「うん」
隣りにいたエマも嬉しそうに空を見上げる。
今日はクリスマスイブ…
私は手に持っていた紙袋を持ち上げて、にっこり笑う。
「マイキー、喜ぶだろうね」
「だといいなぁ〜。エマも、けんちゃんに素敵なマフラー見つかってよかったね」
「うん。」
今日はエマもけんちゃんと過ごすらしい。
「エマの告白がうまくいきますように」
「は!?し、しないから!」
「え?しないの?」
顔を赤くするエマ。
「ああ…けんちゃんから待ち?」
「じゃなくて!べ、別に普通にご飯食べるだけだから!」
「…ふ〜ん…イブに、2人で、ねぇ?」
「うっ…」
「……まぁ…けんちゃんも色々考えてる風だったしなぁ…」
「え?」
「なんでもな〜い」
「何それ、気になるじゃない」
ぷぅ、と頬を膨らますエマに私は笑う。
「この後ちょっとお茶して行こうよ、夜まで時間まだあるし」
「うん、そうだ……あれ?」
人混みの中にふと見えた見覚えのある髪…
白い雪景色にサラリと揺れたピンクゴールド。
柚葉?
どこかに向かっているのか、険しい顔つきの柚葉…
「エマごめん…お茶はまた今度!」
「え?」
「行くところできた!」
「ちょ!六花!」
呼び止めるエマの声を背に、私は人混みの中に走り出した。