第6章
夢小説設定
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「…わぁ…大っきい…」
マイキーと三ツ谷君と一緒に柚葉に会いに来ることができた。
ナイスタイミングだ。
都内にある高級タワマン…
この最上階に芝家はあるらしい。
「そうか?六花の家ぐらいだろ」
「いや…こんなに大きくはないよ…」
モグモグたい焼きを頬張るマイキーを見ていると、マンションのエントランスから柚葉が出てきた。
「あ、柚葉!」
「?え…あ…六花?」
私がいた事に少し驚く柚葉。
「この前は助けてくれて本当ありがとう。ちゃんとお礼しなきゃって思ってたんだけど…」
「ううん。そんなのいいよ、別に。
あの後色々話せて楽しかったし。」
「よかったらまた今度何か奢らせて」
「楽しみにしてるよ。
それより、帰りは大丈夫だった?」
「うん。無事に帰れたよ」
「…助けてくれて?」
ポツリとはいたマイキーの声に私はハッとする。
し、しまった…
絡まれた話はマイキーにはしていない。
背中に当たるマイキーの視線が痛い…
「道に迷った所を助けたんだよな?」
「え?」
ニッと笑った三ツ谷君に私は瞳を開く。
「あ…う、うん…そう!」
三ツ谷君…助け舟出してくれた…?
なんていい人だ!
「でも、なんで六花が…」
「お前の事、心配だったんだとさ」
「え?」
「ごめんね、急に来て。
…たけみっちから色々聞いて…勝手に心配になっちゃって…」
「…なんで…」
「え?
なんでって……友達、だから。
友達心配するのは当たり前だよ」
そう言った私に柚葉は少し驚いたように瞳を開く。
「アタシらこの前初めて会ったんだよね。
それなのに……心配、だったの?」
「当たり前だよ!友達なんだから!」
もう一度そう言った私に隣にいた三ツ谷君が笑う。
え…なんか変な事言った?
「こいつ、変な奴だろ」
「へ、変!?」
「でも、これが六花で、こいつのいい所でもある。」
「ふ〜ん…あんたが言ってた通りの子だね、三ツ谷」
「だろ」
え?え?何?
私だけ置いてけぼり感…
「え?三ツ谷君は私の事なんて…」
「秘密」
にっ、と笑って三ツ谷君は教えてくれなかった。
き、気になる……
「ありがとね。六花…そんな事言ってくれると思わなかったからさ…ちょっとびっくりしてさ。
でも、嬉しいよ。わざわざ会いに来て、心配してくれてさ…」
「ううん!それより…その…大丈夫?色々と…」
「…うん。まぁうちはこういう家だからね…
慣れてるよ」
…そんな…
そんな事に慣れちゃダメだよ…柚葉…
「大寿は、金持ちと繋がってトラブルがあればブラックドラゴンの兵隊を貸して見返りに大金を貰っていた。
その集金役も…私の役目の一つだった。」
三ツ谷君が言ってた、金稼ぎの手伝いの事だ…
「でも…昨日を最後に全ての仕事から解放された。
あんたのお陰でね、三ツ谷」
「…なんだよ、その態度。せっかく八戒が頑張ったのに…」
解放された…でもどこか苛立ったように三ツ谷君を少し睨む柚葉…
「頑張った?…あんたがそう仕向けたんでしょ!」
三ツ谷君に詰め寄る柚葉。
「八戒…なんでこんな事…」
「ばーか、八戒はお前が思ってるより強ぇ」
「ありがと…三ツ谷。
でもね…その期待が人を苦しめる事もあるんだよ」
え…それってどういう…
「柚葉待って!」
帰ろうとした柚葉を私は引きとめた。
マイキーと三ツ谷君と一緒に柚葉に会いに来ることができた。
ナイスタイミングだ。
都内にある高級タワマン…
この最上階に芝家はあるらしい。
「そうか?六花の家ぐらいだろ」
「いや…こんなに大きくはないよ…」
モグモグたい焼きを頬張るマイキーを見ていると、マンションのエントランスから柚葉が出てきた。
「あ、柚葉!」
「?え…あ…六花?」
私がいた事に少し驚く柚葉。
「この前は助けてくれて本当ありがとう。ちゃんとお礼しなきゃって思ってたんだけど…」
「ううん。そんなのいいよ、別に。
あの後色々話せて楽しかったし。」
「よかったらまた今度何か奢らせて」
「楽しみにしてるよ。
それより、帰りは大丈夫だった?」
「うん。無事に帰れたよ」
「…助けてくれて?」
ポツリとはいたマイキーの声に私はハッとする。
し、しまった…
絡まれた話はマイキーにはしていない。
背中に当たるマイキーの視線が痛い…
「道に迷った所を助けたんだよな?」
「え?」
ニッと笑った三ツ谷君に私は瞳を開く。
「あ…う、うん…そう!」
三ツ谷君…助け舟出してくれた…?
なんていい人だ!
「でも、なんで六花が…」
「お前の事、心配だったんだとさ」
「え?」
「ごめんね、急に来て。
…たけみっちから色々聞いて…勝手に心配になっちゃって…」
「…なんで…」
「え?
なんでって……友達、だから。
友達心配するのは当たり前だよ」
そう言った私に柚葉は少し驚いたように瞳を開く。
「アタシらこの前初めて会ったんだよね。
それなのに……心配、だったの?」
「当たり前だよ!友達なんだから!」
もう一度そう言った私に隣にいた三ツ谷君が笑う。
え…なんか変な事言った?
「こいつ、変な奴だろ」
「へ、変!?」
「でも、これが六花で、こいつのいい所でもある。」
「ふ〜ん…あんたが言ってた通りの子だね、三ツ谷」
「だろ」
え?え?何?
私だけ置いてけぼり感…
「え?三ツ谷君は私の事なんて…」
「秘密」
にっ、と笑って三ツ谷君は教えてくれなかった。
き、気になる……
「ありがとね。六花…そんな事言ってくれると思わなかったからさ…ちょっとびっくりしてさ。
でも、嬉しいよ。わざわざ会いに来て、心配してくれてさ…」
「ううん!それより…その…大丈夫?色々と…」
「…うん。まぁうちはこういう家だからね…
慣れてるよ」
…そんな…
そんな事に慣れちゃダメだよ…柚葉…
「大寿は、金持ちと繋がってトラブルがあればブラックドラゴンの兵隊を貸して見返りに大金を貰っていた。
その集金役も…私の役目の一つだった。」
三ツ谷君が言ってた、金稼ぎの手伝いの事だ…
「でも…昨日を最後に全ての仕事から解放された。
あんたのお陰でね、三ツ谷」
「…なんだよ、その態度。せっかく八戒が頑張ったのに…」
解放された…でもどこか苛立ったように三ツ谷君を少し睨む柚葉…
「頑張った?…あんたがそう仕向けたんでしょ!」
三ツ谷君に詰め寄る柚葉。
「八戒…なんでこんな事…」
「ばーか、八戒はお前が思ってるより強ぇ」
「ありがと…三ツ谷。
でもね…その期待が人を苦しめる事もあるんだよ」
え…それってどういう…
「柚葉待って!」
帰ろうとした柚葉を私は引きとめた。