第6章
夢小説設定
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「とりあえず…今やるべき事は、八戒君の事だよね」
「っすね。八戒が大寿を殺しちまうなら、ブラックドラゴンに行かせる訳には行かねぇ。」
「でも、もうマイキー君の耳には…入っちゃってるよね…」
「だね…」
電話で話してたし…
「総長、どんな感じか分かりますか?ブラックドラゴンとやり合う気なのか…とか」
「………うーん…なんて言ったらいいんだろう…正直、最近マイキーの様子が少し前とは違う感じがするんだよね」
「違うって…」
「……血のハロウィンの後から…なんとなく…ボーっとしてる時間もたまにあって…」
不安になる時がある。
その度に大丈夫だとマイキーは笑うけど…
何処かに消えてしまわないかと…怖くなる。
「…昔の総長なら、仲間やられたらやり返す、ってのが普通だった。でも…場地さんがあんな事になって……
総長の心に影を落とした…」
黒い、衝動……
もしかして……
圭介君の死をきっかけにまた大きく膨れ上がってきているんじゃ…
「六花ちゃん?大丈夫?」
「あ…ごめん!大丈夫!」
「多分明日にも各隊長に収集がかかるはずだ。そこで八戒が東卍をやめる話がでる…
そうなればたけみっちがみた未来になっちまう。
だから…それを救うためにはぜってぇに八戒を引き止めなきゃなんねぇ」
「で、でも…どうやって……」
「俺に策がある!」
随分自信満々の千冬君に期待がたかまる。
「要は総長のマイキー君が認めなきゃいいだけの話。
だったら…」
千冬君がビシっ、と私を指さす。
え??
「六花さんの色仕掛け作戦です!」
「「………はぁ?」」
私とたけみっちの声がハモる。
い、色仕掛け?
「そのまんまっすよ!幹部会でマイキー君に八戒を辞めさないで!と迫ってください。
辞めさせなかったら自分を好きにしていいとか何とか言ってですね!」
「おお!いい案だな!千冬!」
「……ちょっと待て」
2人の間に入って止める。
「あのねえ…私を何だと思ってるの?
そんなの通用するわけないし、私がそもそも止めに入る理由を話さないとなんで?ってなるでしょーが…
そもそも!!
私は幹部会には行けません!!
集会すら出禁なのに!」
「あ……そっか…」
苦笑いする千冬君。
「そっかじゃねぇよ!バカ!」
「なっ!バカってなんだ!バカっつー方がバカなんだからな!」
「あーはいはい…やめ!」
幼稚園児か!
止めに入った私に千冬君はうほんっと咳払いする。
「まだ作戦はある!」
次は期待したい…
「マイキー君といったらなんだ!」
「え?マイキー君といったら……六花ちゃん?」
「違う!六花さんの次に好きなもんだよ!」
「………ああ!たい焼き!」
「違う!どら焼きだ!」
いや、どっちも似たようなものですよ……
「マイキー君にどら焼きを渡してご機嫌とり作戦だ!」
「な、なるほど!ほっこりしてもらって!」
「いや、なるほどじゃないし…」
真剣な2人に私は頭を抱える。
どんだけ舐められてるんだマイキー…
甘いもので連れると思われてるよ!
「で、でも!もしそれがダメなら…」
「大丈夫だ!もし、万が一!この作戦が失敗しても!プランBがある!」
お……なんだか次は…
千冬君がポケットから1冊のメモ帳を取り出す。
表紙にはマル秘のマーク…
も、もしやあれは東卍の秘密が書かれた…凄いやつでは!?
「多分どら焼きで和むはずだけど…一応渡しとく。
プランAが失敗したら見ろ!これで完璧だ!」
何が書いてあるのか凄く気になるが…
あれに掛けるしかない。
どうか……
うまくいきますように。
「っすね。八戒が大寿を殺しちまうなら、ブラックドラゴンに行かせる訳には行かねぇ。」
「でも、もうマイキー君の耳には…入っちゃってるよね…」
「だね…」
電話で話してたし…
「総長、どんな感じか分かりますか?ブラックドラゴンとやり合う気なのか…とか」
「………うーん…なんて言ったらいいんだろう…正直、最近マイキーの様子が少し前とは違う感じがするんだよね」
「違うって…」
「……血のハロウィンの後から…なんとなく…ボーっとしてる時間もたまにあって…」
不安になる時がある。
その度に大丈夫だとマイキーは笑うけど…
何処かに消えてしまわないかと…怖くなる。
「…昔の総長なら、仲間やられたらやり返す、ってのが普通だった。でも…場地さんがあんな事になって……
総長の心に影を落とした…」
黒い、衝動……
もしかして……
圭介君の死をきっかけにまた大きく膨れ上がってきているんじゃ…
「六花ちゃん?大丈夫?」
「あ…ごめん!大丈夫!」
「多分明日にも各隊長に収集がかかるはずだ。そこで八戒が東卍をやめる話がでる…
そうなればたけみっちがみた未来になっちまう。
だから…それを救うためにはぜってぇに八戒を引き止めなきゃなんねぇ」
「で、でも…どうやって……」
「俺に策がある!」
随分自信満々の千冬君に期待がたかまる。
「要は総長のマイキー君が認めなきゃいいだけの話。
だったら…」
千冬君がビシっ、と私を指さす。
え??
「六花さんの色仕掛け作戦です!」
「「………はぁ?」」
私とたけみっちの声がハモる。
い、色仕掛け?
「そのまんまっすよ!幹部会でマイキー君に八戒を辞めさないで!と迫ってください。
辞めさせなかったら自分を好きにしていいとか何とか言ってですね!」
「おお!いい案だな!千冬!」
「……ちょっと待て」
2人の間に入って止める。
「あのねえ…私を何だと思ってるの?
そんなの通用するわけないし、私がそもそも止めに入る理由を話さないとなんで?ってなるでしょーが…
そもそも!!
私は幹部会には行けません!!
集会すら出禁なのに!」
「あ……そっか…」
苦笑いする千冬君。
「そっかじゃねぇよ!バカ!」
「なっ!バカってなんだ!バカっつー方がバカなんだからな!」
「あーはいはい…やめ!」
幼稚園児か!
止めに入った私に千冬君はうほんっと咳払いする。
「まだ作戦はある!」
次は期待したい…
「マイキー君といったらなんだ!」
「え?マイキー君といったら……六花ちゃん?」
「違う!六花さんの次に好きなもんだよ!」
「………ああ!たい焼き!」
「違う!どら焼きだ!」
いや、どっちも似たようなものですよ……
「マイキー君にどら焼きを渡してご機嫌とり作戦だ!」
「な、なるほど!ほっこりしてもらって!」
「いや、なるほどじゃないし…」
真剣な2人に私は頭を抱える。
どんだけ舐められてるんだマイキー…
甘いもので連れると思われてるよ!
「で、でも!もしそれがダメなら…」
「大丈夫だ!もし、万が一!この作戦が失敗しても!プランBがある!」
お……なんだか次は…
千冬君がポケットから1冊のメモ帳を取り出す。
表紙にはマル秘のマーク…
も、もしやあれは東卍の秘密が書かれた…凄いやつでは!?
「多分どら焼きで和むはずだけど…一応渡しとく。
プランAが失敗したら見ろ!これで完璧だ!」
何が書いてあるのか凄く気になるが…
あれに掛けるしかない。
どうか……
うまくいきますように。