第6章
夢小説設定
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正直…
惚れてしまいそうになる。
どこまでも真っ直ぐで…
大切な人の為にひたすら前を向こうとする小さな彼女に…
何故マイキー君が彼女をこんなにも想い、大切にしているのかも…
今やっと理解できた。
彼女は強い。
どこまでも真っ直ぐで
強い人だ。
俺は…
未来で見てきた事…
自分が未来の東卍の幹部になっていた話
八戒が大寿を殺す事。
稀咲に疑われ、足を撃たれ
千冬を目の前で亡くし、
一虎君に救われた事
ぱーくんとぺーやん君が殺された事
自分の指示でヒナが死んでしまった事
マイキー君の未来…
そして……
六花ちゃん自身の身に起きた事。
彼女の……最後を……
話おえて…俺は怖くて彼女の顔が見れなくて下を向く。
1つ息を吐き出した六花ちゃん…
こんな現実を…
受け入れろ、なんて…
「…たけみっち」
「っ…」
「ありがとう。話してくれて」
「!」
彼女の言葉にばっと顔を上げると、六花ちゃんは優しく笑っていた。
な、なんで……そんな顔が…
できるんだよ…
お腹に子供がいて、幸せになろうとしていたのに…
殺されて…
そんな現実…
「辛かったよね。毎回…こんなにたけみっちは必死に頑張ってるのに…
悪い方にばかりなる未来を見なくちゃいけなくて…
私にも話さなきゃならない。
たけみっち…辛いよね…」
「っ!俺はっ…」
たしかに、自分のせいでヒナが死んでしまった事実にはもう無理だと思った。
でも…
俺がもうそこで諦めたら六花ちゃんはどうなる?と思った。
俺を信じて待ってくれている彼女を、見殺しにする事になる。
それだけは絶対に嫌だと…
そう思った。
最初はヒナを救うためだけに。
次はマイキー君を救うため
そして…
六花ちゃんを救いたいと思った。
人のために、必死に頑張る六花
ちゃんを…
彼女の未来を…
守ってあげたいと。
強く思った。
「たけみっち……私…もっともっと頑張る」
「!」
「もっと頑張って、マイキーやヒナちゃんを千冬君を救うために頑張る。
だから…」
なんで……
自分の事は後回しなんだよ…
俺は思わず彼女の手を掴む。
「!たけみっち…?」
抱きしめたい気持ちになった…
でも、ダメだ…
そんな事できない。
分かってる。
俺にはヒナがいるし
六花ちゃんにはマイキー君がいる。
ヒナを裏切りたくない、そして彼女を傷つけたくもない…
だから…
俺はすぐに手を離した。
「ごめん…」
「ううん。……たけみっち…きっと道は見つかる。」
「え?」
「何をすべきか…やる事も増えちゃったけど…大丈夫。
2人一緒だから…大丈夫だよ」
ね?と笑った彼女はやっぱり太陽みたいで…
俺は滲んだ視界をぐっと手で拭う。
「うん!俺ももっと頑張るよ!だから、」
「なんの話してんだ…」
え…………
ふと聞こえた2人以外の声に俺と六花ちゃんは顔を見合わせると……
バッとそちらを振り返った。
そこには……
「ち、千冬!!??」
戸惑ったような顔の千冬がいた。
惚れてしまいそうになる。
どこまでも真っ直ぐで…
大切な人の為にひたすら前を向こうとする小さな彼女に…
何故マイキー君が彼女をこんなにも想い、大切にしているのかも…
今やっと理解できた。
彼女は強い。
どこまでも真っ直ぐで
強い人だ。
俺は…
未来で見てきた事…
自分が未来の東卍の幹部になっていた話
八戒が大寿を殺す事。
稀咲に疑われ、足を撃たれ
千冬を目の前で亡くし、
一虎君に救われた事
ぱーくんとぺーやん君が殺された事
自分の指示でヒナが死んでしまった事
マイキー君の未来…
そして……
六花ちゃん自身の身に起きた事。
彼女の……最後を……
話おえて…俺は怖くて彼女の顔が見れなくて下を向く。
1つ息を吐き出した六花ちゃん…
こんな現実を…
受け入れろ、なんて…
「…たけみっち」
「っ…」
「ありがとう。話してくれて」
「!」
彼女の言葉にばっと顔を上げると、六花ちゃんは優しく笑っていた。
な、なんで……そんな顔が…
できるんだよ…
お腹に子供がいて、幸せになろうとしていたのに…
殺されて…
そんな現実…
「辛かったよね。毎回…こんなにたけみっちは必死に頑張ってるのに…
悪い方にばかりなる未来を見なくちゃいけなくて…
私にも話さなきゃならない。
たけみっち…辛いよね…」
「っ!俺はっ…」
たしかに、自分のせいでヒナが死んでしまった事実にはもう無理だと思った。
でも…
俺がもうそこで諦めたら六花ちゃんはどうなる?と思った。
俺を信じて待ってくれている彼女を、見殺しにする事になる。
それだけは絶対に嫌だと…
そう思った。
最初はヒナを救うためだけに。
次はマイキー君を救うため
そして…
六花ちゃんを救いたいと思った。
人のために、必死に頑張る六花
ちゃんを…
彼女の未来を…
守ってあげたいと。
強く思った。
「たけみっち……私…もっともっと頑張る」
「!」
「もっと頑張って、マイキーやヒナちゃんを千冬君を救うために頑張る。
だから…」
なんで……
自分の事は後回しなんだよ…
俺は思わず彼女の手を掴む。
「!たけみっち…?」
抱きしめたい気持ちになった…
でも、ダメだ…
そんな事できない。
分かってる。
俺にはヒナがいるし
六花ちゃんにはマイキー君がいる。
ヒナを裏切りたくない、そして彼女を傷つけたくもない…
だから…
俺はすぐに手を離した。
「ごめん…」
「ううん。……たけみっち…きっと道は見つかる。」
「え?」
「何をすべきか…やる事も増えちゃったけど…大丈夫。
2人一緒だから…大丈夫だよ」
ね?と笑った彼女はやっぱり太陽みたいで…
俺は滲んだ視界をぐっと手で拭う。
「うん!俺ももっと頑張るよ!だから、」
「なんの話してんだ…」
え…………
ふと聞こえた2人以外の声に俺と六花ちゃんは顔を見合わせると……
バッとそちらを振り返った。
そこには……
「ち、千冬!!??」
戸惑ったような顔の千冬がいた。