第6章
夢小説設定
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「ご、ごめん!散らかってて!もぅ!あいつら散らかしやがってー!」
溝中メンバーが帰った後、私はたけみっちの部屋に通されたが4人が食べ散らかしたお菓子やらジュースやら…エロ本やらが転がっていてたけみっちが慌てて片付ける。
「あ、気にしないで!急に来た私が悪いんだし…あ、それより……」
私はじーっとたけみっちを見る。
「な、何!?」
たけみっちは私の視線に少し頬を染める。
「…26歳の…たけみっち、だよね?」
「え!?あ、ああ!う、うん!そう!」
「あ〜よかったぁ!!間違ってたらどうしようかと思った!」
ホッと肩を撫で下ろした私にたけみっちはまた気まづそうで…
「ご、ごめん。戻ってすぐに連絡しなきゃだったんだけど…なんかエライ事に巻き込まれちゃって…」
「みたいだね…」
たけみっちの顔の傷を見たらわかる。
「マイキー君に何か聞いた?」
「ブラックドラゴンと揉めたって聞いたよ」
「あ…う、うん…そのブラックドラゴンの総長っていう奴がもう本当やばい奴でさ!
柴大寿って言ってさ、」
「え?柴?」
聞き覚えのある名前に私はたけみっちの言葉を遮る。
「あ…うん。柴大寿っていって…東卍の弐番隊に柴八戒って弟が」
「弟!?」
え?ど、どういう事…
「弐番隊の副隊長の柴八戒は、現ブラックドラゴン総長、柴大寿の実弟なんだよ」
たけみっちから聞かされたのは、こうだ。
たまたまヒナちゃんとボーリング場にいる所にタイムリープしてきて、隣のレーンでボーリングをしていたのが柴八戒と姉の柚葉だった。
で、なぜか八戒君とボーリング勝負みたいになって、そしてなぜかたけみっちを気に入って、自宅に招く話になったが、そこにはブラックドラゴンの方々がいて…
柴大寿も現れ、ボコボコにされたが、八戒君が東卍を辞めて、ブラックドラゴンに入るって話したからたけみっちは助かった、と。
「八戒がいなかったら正直死んでたかも…」
「そんなにやばい奴なんだ…その柴大寿って人」
「相当。…実妹である柚葉にも平気で手を上げるみたいだし」
「え!?」
ゆ、柚葉が…殴られてる?実の兄に?
そんな……
「今の大寿がブラックドラゴンの10代目なんだけど、歴代でももっとも狂ってる代らしくて…」
「たしか東卍が結成された時、一虎君が揉めてたのがブラックドラゴン、だったよね?」
「うん、あれは9代目。9代目を潰した東卍は一躍有名になったけど…」
今の10代目ブラックドラゴンは9代目とはまったく別物だという。
東卍に潰されたブラックドラゴンは消えていくはずだったが、それを甦らせたのが柴大寿。
特服から一新し、メンバーを軍隊のように育て上げた…
そして…ブラックドラゴン、柴大寿が他と違うのは…暴力を売っていること。
大金をだしてくれる相手に兵隊を貸す代わりに対価を得ていた…
金の為に喧嘩をする…
15.6歳の青年がそんな事をしている事実に…恐怖がわいた。
「…相当やばそうな感じだね」
「でも…未来で東卍はこのブラックドラゴンと1つになるんだ」
「え……」
たけみっちの言葉に、私は瞳を開く。
「ど、どういう意味?東卍とブラックドラゴンが1つになる?な、なんで?
というか…じゃあ未来では柴大寿も東卍に合流してるって事?」
「………」
「?たけみっち?」
黙り込んだたけみっちを見つめる。
「六花ちゃん……ごめん」
「え?」
「今からする未来の話……今回は相当キツイ話になる。」
「………」
「それでも……六花ちゃんは未来の話を聞きたい?」
今にも泣きそうに眉をまげて…手をにぎりしめるたけみっち。
正直…
怖い。
話を聞くのが。
でも
私はもうずっと…
決めている。
どんな未来も
受け入れると。
「正直………怖い」
「!じゃじゃあ…」
「でも、前も言った通り…私は逃げない。
受け止める。
マイキーを……救うためなら、なんだってする。
もし……今から聞く話が…最低最悪の未来でも……
必ず変えてみせる。
大丈夫」
私はたけみっちの震えた手を握る。
「私には心強い相棒がいるから」
「っ!」
溝中メンバーが帰った後、私はたけみっちの部屋に通されたが4人が食べ散らかしたお菓子やらジュースやら…エロ本やらが転がっていてたけみっちが慌てて片付ける。
「あ、気にしないで!急に来た私が悪いんだし…あ、それより……」
私はじーっとたけみっちを見る。
「な、何!?」
たけみっちは私の視線に少し頬を染める。
「…26歳の…たけみっち、だよね?」
「え!?あ、ああ!う、うん!そう!」
「あ〜よかったぁ!!間違ってたらどうしようかと思った!」
ホッと肩を撫で下ろした私にたけみっちはまた気まづそうで…
「ご、ごめん。戻ってすぐに連絡しなきゃだったんだけど…なんかエライ事に巻き込まれちゃって…」
「みたいだね…」
たけみっちの顔の傷を見たらわかる。
「マイキー君に何か聞いた?」
「ブラックドラゴンと揉めたって聞いたよ」
「あ…う、うん…そのブラックドラゴンの総長っていう奴がもう本当やばい奴でさ!
柴大寿って言ってさ、」
「え?柴?」
聞き覚えのある名前に私はたけみっちの言葉を遮る。
「あ…うん。柴大寿っていって…東卍の弐番隊に柴八戒って弟が」
「弟!?」
え?ど、どういう事…
「弐番隊の副隊長の柴八戒は、現ブラックドラゴン総長、柴大寿の実弟なんだよ」
たけみっちから聞かされたのは、こうだ。
たまたまヒナちゃんとボーリング場にいる所にタイムリープしてきて、隣のレーンでボーリングをしていたのが柴八戒と姉の柚葉だった。
で、なぜか八戒君とボーリング勝負みたいになって、そしてなぜかたけみっちを気に入って、自宅に招く話になったが、そこにはブラックドラゴンの方々がいて…
柴大寿も現れ、ボコボコにされたが、八戒君が東卍を辞めて、ブラックドラゴンに入るって話したからたけみっちは助かった、と。
「八戒がいなかったら正直死んでたかも…」
「そんなにやばい奴なんだ…その柴大寿って人」
「相当。…実妹である柚葉にも平気で手を上げるみたいだし」
「え!?」
ゆ、柚葉が…殴られてる?実の兄に?
そんな……
「今の大寿がブラックドラゴンの10代目なんだけど、歴代でももっとも狂ってる代らしくて…」
「たしか東卍が結成された時、一虎君が揉めてたのがブラックドラゴン、だったよね?」
「うん、あれは9代目。9代目を潰した東卍は一躍有名になったけど…」
今の10代目ブラックドラゴンは9代目とはまったく別物だという。
東卍に潰されたブラックドラゴンは消えていくはずだったが、それを甦らせたのが柴大寿。
特服から一新し、メンバーを軍隊のように育て上げた…
そして…ブラックドラゴン、柴大寿が他と違うのは…暴力を売っていること。
大金をだしてくれる相手に兵隊を貸す代わりに対価を得ていた…
金の為に喧嘩をする…
15.6歳の青年がそんな事をしている事実に…恐怖がわいた。
「…相当やばそうな感じだね」
「でも…未来で東卍はこのブラックドラゴンと1つになるんだ」
「え……」
たけみっちの言葉に、私は瞳を開く。
「ど、どういう意味?東卍とブラックドラゴンが1つになる?な、なんで?
というか…じゃあ未来では柴大寿も東卍に合流してるって事?」
「………」
「?たけみっち?」
黙り込んだたけみっちを見つめる。
「六花ちゃん……ごめん」
「え?」
「今からする未来の話……今回は相当キツイ話になる。」
「………」
「それでも……六花ちゃんは未来の話を聞きたい?」
今にも泣きそうに眉をまげて…手をにぎりしめるたけみっち。
正直…
怖い。
話を聞くのが。
でも
私はもうずっと…
決めている。
どんな未来も
受け入れると。
「正直………怖い」
「!じゃじゃあ…」
「でも、前も言った通り…私は逃げない。
受け止める。
マイキーを……救うためなら、なんだってする。
もし……今から聞く話が…最低最悪の未来でも……
必ず変えてみせる。
大丈夫」
私はたけみっちの震えた手を握る。
「私には心強い相棒がいるから」
「っ!」