第6章
夢小説設定
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真っ暗な空…
視界が反転して…
私は落ちてゆく…
手を伸ばした先にいたのは…
「じゃあな……道成寺六花」
ニヤリと笑ったあいつだった。
「……なんでスケート?」
「一回来てみたかったんだよねー」
微妙〜な顔をするマイキーとは違い、私はウキウキモードだ。
駅近にあるこの野外スケート場は冬場になるとオープンする。
いつも塾の帰りに通り過ぎるだけで、楽しそうな声が羨ましかったのを覚えている…
「さぁ!いざ!」
私はスケート靴を履いてさっそく氷の上に…
「あ、おい…六花!お前滑れ、」
「ぎゃっっっ!!!」
氷の上に立った瞬間…思いっきり滑って上向きに派手にひっくり返った。
「い、いたーーーい!」
あ、頭うった…!!
ジンジンする頭を押さえて涙目になった私の前にマイキーはしゃがむ。
「やっぱりな…」
「マイキー!ここ滑る!」
「当たり前だろ。氷なんだから。つか、スケートの意味分かってんの?」
呆れたようなマイキーに、ああそうか…と納得。
「も、もっと簡単だと思ってた…ってかなんでマイキー転けないの!?」
「はぁ?当たり前だろ。俺を誰だと思ってんだ」
ハンっ!と鼻高々にして笑うマイキー。
「本当運動神経ねぇなぁ…ほら」
マイキーは私の手を取ると立ち上がらせてくれる。
しかし…
「わちゃちゃちゃちゃちゃ!!」
ツルツル滑って次は前のめりに転ける。
「い、いだい…」
次は鼻打った…
「はぁ………」
た、ため息!
マイキーは呆れまくってるが私の手をもう一度引き上げると次は腰を持ってしっかり支えてくれる。
「ゆっくりな。右、左、右、左」
少しずつ一緒に前に進みながら滑る。
「お……なんかコツが…」
「運動神経はねぇけど、物覚えはさすがにいいな」
「それは褒められてる?」
視界が反転して…
私は落ちてゆく…
手を伸ばした先にいたのは…
「じゃあな……道成寺六花」
ニヤリと笑ったあいつだった。
「……なんでスケート?」
「一回来てみたかったんだよねー」
微妙〜な顔をするマイキーとは違い、私はウキウキモードだ。
駅近にあるこの野外スケート場は冬場になるとオープンする。
いつも塾の帰りに通り過ぎるだけで、楽しそうな声が羨ましかったのを覚えている…
「さぁ!いざ!」
私はスケート靴を履いてさっそく氷の上に…
「あ、おい…六花!お前滑れ、」
「ぎゃっっっ!!!」
氷の上に立った瞬間…思いっきり滑って上向きに派手にひっくり返った。
「い、いたーーーい!」
あ、頭うった…!!
ジンジンする頭を押さえて涙目になった私の前にマイキーはしゃがむ。
「やっぱりな…」
「マイキー!ここ滑る!」
「当たり前だろ。氷なんだから。つか、スケートの意味分かってんの?」
呆れたようなマイキーに、ああそうか…と納得。
「も、もっと簡単だと思ってた…ってかなんでマイキー転けないの!?」
「はぁ?当たり前だろ。俺を誰だと思ってんだ」
ハンっ!と鼻高々にして笑うマイキー。
「本当運動神経ねぇなぁ…ほら」
マイキーは私の手を取ると立ち上がらせてくれる。
しかし…
「わちゃちゃちゃちゃちゃ!!」
ツルツル滑って次は前のめりに転ける。
「い、いだい…」
次は鼻打った…
「はぁ………」
た、ため息!
マイキーは呆れまくってるが私の手をもう一度引き上げると次は腰を持ってしっかり支えてくれる。
「ゆっくりな。右、左、右、左」
少しずつ一緒に前に進みながら滑る。
「お……なんかコツが…」
「運動神経はねぇけど、物覚えはさすがにいいな」
「それは褒められてる?」