第5章
夢小説設定
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「エマ、お誕生日おめでとう!!」
「わぁ!何これー!」
パンっとクラッカー音が鳴ってエマが驚きに瞳を開く。
壁に飾った誕生日の飾りと、テーブルに並べた料理。
「飾りはおじぃちゃんにも手伝って貰ったんだよ」
「えぇ!おじぃちゃんありがとう!」
「うむ。わしと万次郎だけじゃ思いつかん誕生日じゃな」
「たしかに…」
「さぁ!食べよ!ケーキもあるよ!後でハッピーバースデーしようね!」
「………」
「エマ?」
手でぐっと瞳を抑えるエマ。
泣い、てる?
「え!だ、大丈夫!?エマ」
「ち、違うの!…こんな暖かい誕生日してもらったの…いつぶりだろうって…嬉しくなって」
「…エマ…」
「ありがとう!六花!マイキーもおじぃちゃんも!本当にありがとう」
その後皆でご飯を食べて、エマやマイキーの小さい時の話を聞いたりして沢山みんなで笑った。
「…真一郎お兄ちゃん、お裾分けです」
仏壇にある真一郎お兄ちゃんの写真の前に切ったケーキを備える。
「もう!マイキー!寝るなら自分の部屋で寝なさいよ!」
「?ああ、マイキー寝ちゃった?」
ソファーの上でお腹出して寝てるマイキーにエマが毛布をかけてやる。
さすがに部屋までは運べないな…
「六花、紅茶飲む?」
「うん、ありがとう」
私とエマは向き合って座って紅茶を飲む。
「六花今日は本当にありがとう。」
「ううん。エマが喜んでくれてよかった」
「…うちさ、ママに誕生日を祝ってもらった事、ないんだよね。
まぁママといたの自体数年だったんだけどさ…
うちはウチ以外男ばっかりだし、誕生日は祝ってもらったけど、こんなにしてもらったのは初めてなんだ」
「…なんか分かる。私も、お母さんが亡くなってからそんな感じだったから。
むしろお父さん、私の誕生日知らないんじゃないかな?」
「まじ?」
「うん、まじ」
「じゃあ、次はウチが六花の誕生日を盛大に祝うね!」
「あはは!期待してる」
「六花って誕生日いつ?」
「えっとね、私は2月22日だよ」
「222、覚えやすいね」
「でしょ、よく言われる」
「じゃあ、約束ね」
「うん、約束」
私とエマは小指を合わせて、くすっと笑いあった。
「わぁ!何これー!」
パンっとクラッカー音が鳴ってエマが驚きに瞳を開く。
壁に飾った誕生日の飾りと、テーブルに並べた料理。
「飾りはおじぃちゃんにも手伝って貰ったんだよ」
「えぇ!おじぃちゃんありがとう!」
「うむ。わしと万次郎だけじゃ思いつかん誕生日じゃな」
「たしかに…」
「さぁ!食べよ!ケーキもあるよ!後でハッピーバースデーしようね!」
「………」
「エマ?」
手でぐっと瞳を抑えるエマ。
泣い、てる?
「え!だ、大丈夫!?エマ」
「ち、違うの!…こんな暖かい誕生日してもらったの…いつぶりだろうって…嬉しくなって」
「…エマ…」
「ありがとう!六花!マイキーもおじぃちゃんも!本当にありがとう」
その後皆でご飯を食べて、エマやマイキーの小さい時の話を聞いたりして沢山みんなで笑った。
「…真一郎お兄ちゃん、お裾分けです」
仏壇にある真一郎お兄ちゃんの写真の前に切ったケーキを備える。
「もう!マイキー!寝るなら自分の部屋で寝なさいよ!」
「?ああ、マイキー寝ちゃった?」
ソファーの上でお腹出して寝てるマイキーにエマが毛布をかけてやる。
さすがに部屋までは運べないな…
「六花、紅茶飲む?」
「うん、ありがとう」
私とエマは向き合って座って紅茶を飲む。
「六花今日は本当にありがとう。」
「ううん。エマが喜んでくれてよかった」
「…うちさ、ママに誕生日を祝ってもらった事、ないんだよね。
まぁママといたの自体数年だったんだけどさ…
うちはウチ以外男ばっかりだし、誕生日は祝ってもらったけど、こんなにしてもらったのは初めてなんだ」
「…なんか分かる。私も、お母さんが亡くなってからそんな感じだったから。
むしろお父さん、私の誕生日知らないんじゃないかな?」
「まじ?」
「うん、まじ」
「じゃあ、次はウチが六花の誕生日を盛大に祝うね!」
「あはは!期待してる」
「六花って誕生日いつ?」
「えっとね、私は2月22日だよ」
「222、覚えやすいね」
「でしょ、よく言われる」
「じゃあ、約束ね」
「うん、約束」
私とエマは小指を合わせて、くすっと笑いあった。