第5章
夢小説設定
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「これは私から、エマに」
さっき買ったブランドの紙袋にエマが瞳を輝かせた。
「え!このブランド、うちがめっちゃ憧れてる所の!なんでなんで!」
きゃーと紙袋を抱きしめるエマ。
「…なんとなく、エマが好きそうだな〜って」
「六花さすが!分かってる〜!」
「……あはは」
未来で兄貴に聞きました、とは言えない…
「か、可愛い!!これって、携帯につけれるやつ?」
「そう。気に入った?」
「うん!もちろんだよ!ありがとう!六花」
よかった…
見て!とマイキーにチャームを見せるエマに私はふと思った。
未来では…エマはどうしてるんだろう。
兄は犯罪組織のトップ。
けんちゃんは死刑囚…
じゃあエマは?
ずっと疑問だった事。
エマがいたら……マイキーは犯罪になんて手を染めないのでは?
じゃあ…なぜ…
「六花?」
エマに呼ばれてハッとする。
「どうかした?」
見上げるエマの瞳に私は首を横に振る。
「あ…ごめん。ちょっと考え事。そうだ!
じつはさ…」
私はポケットから携帯を出すと、エマに見せる。
「私もお揃いで買っちゃった」
私の携帯にも名前のイニシャルとクマがついたストラップ。
「なんかお揃いが欲しいなって思って」
27歳になってもお揃いがほしい、なんて思う気持ちはやっぱ自分は女子だな…と思う。
「えー!!めっちゃ嬉しいー!」
エマがぎゅーっと私に抱きついた。
「六花大好き!」
「うん、私もエマが大好き」
私を皆の所に導いてくれたエマには…
感謝しかない。
そして皆と同じように受け入れてくれた事…
「エマ…ありがとう」
「ん?なんで六花がお礼言うの?」
「なんか言いたくなっちゃって。…お礼っていつでも言えるわけじゃないしさ」
「??そうなの?」
首を傾げるエマ。
「あ、そうだ!もうちょっとしたら家かえって来てね。」
「なんかあるの?」
「それは帰ってのお楽しみ〜」
さっき買ったブランドの紙袋にエマが瞳を輝かせた。
「え!このブランド、うちがめっちゃ憧れてる所の!なんでなんで!」
きゃーと紙袋を抱きしめるエマ。
「…なんとなく、エマが好きそうだな〜って」
「六花さすが!分かってる〜!」
「……あはは」
未来で兄貴に聞きました、とは言えない…
「か、可愛い!!これって、携帯につけれるやつ?」
「そう。気に入った?」
「うん!もちろんだよ!ありがとう!六花」
よかった…
見て!とマイキーにチャームを見せるエマに私はふと思った。
未来では…エマはどうしてるんだろう。
兄は犯罪組織のトップ。
けんちゃんは死刑囚…
じゃあエマは?
ずっと疑問だった事。
エマがいたら……マイキーは犯罪になんて手を染めないのでは?
じゃあ…なぜ…
「六花?」
エマに呼ばれてハッとする。
「どうかした?」
見上げるエマの瞳に私は首を横に振る。
「あ…ごめん。ちょっと考え事。そうだ!
じつはさ…」
私はポケットから携帯を出すと、エマに見せる。
「私もお揃いで買っちゃった」
私の携帯にも名前のイニシャルとクマがついたストラップ。
「なんかお揃いが欲しいなって思って」
27歳になってもお揃いがほしい、なんて思う気持ちはやっぱ自分は女子だな…と思う。
「えー!!めっちゃ嬉しいー!」
エマがぎゅーっと私に抱きついた。
「六花大好き!」
「うん、私もエマが大好き」
私を皆の所に導いてくれたエマには…
感謝しかない。
そして皆と同じように受け入れてくれた事…
「エマ…ありがとう」
「ん?なんで六花がお礼言うの?」
「なんか言いたくなっちゃって。…お礼っていつでも言えるわけじゃないしさ」
「??そうなの?」
首を傾げるエマ。
「あ、そうだ!もうちょっとしたら家かえって来てね。」
「なんかあるの?」
「それは帰ってのお楽しみ〜」