第5章
夢小説設定
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「aがbであるから、ここを代入で…」
朝からマイキーのせいでえらい目にあった…
授業が全然頭に入ってこない。
はぁ、と小さくため息をして窓の外を見つめる。
そういえば…たけみっち、どうしてるかな…
血のハロウィンの後から連絡を経ってたからたけみっちとも会ってない。
結局…圭介君は亡くなって、一虎君も逮捕…
でも、私は生きてたし、マイキーが一虎君を殺すって未来は無くなった。
マイキーは一虎君を許すと言ったし…
でも…
肝心の稀咲を東卍から追い出す事はできなかった。
むしろ、東卍全体から英雄扱いされつつある…
皆は彼の裏の顔を知らない。
その先にある未来も……
稀咲は敵なのに……
稀咲がこんな事しなきゃ…圭介君は…
そこまで考えて私は首を横にふる。
だめだ。
考えたら泣けてしまう。
今考えるのはマイキーを稀咲から引き離す方法だ。
たけみっちに会わなきゃ。
学校が終わって、マイキーに言われた通りマイキー達の学校の前で3人を待つ。
『ぜってぇ先に帰んなよ!』
そう朝に言われていたからだ。
過保護だ…
正門から出てくる生徒達の視線が痛い。
「あれ〜」
「?」
正門から出てきた男子生徒2人が私を見てニヤニヤしながら近寄って来る。
…嫌な予感…
「かわい子ちゃんなーにしてんのー」
かわい子ちゃんとか言う人、本当にいるんだ…
「…人と待ち合わせです」
「待ち合わせ?彼氏〜?」
「はい」
めちゃくちゃ面倒くさい…
でも無視したら余計に面倒くさそうだな…
「え〜どうせ対した奴じゃないんでしょ〜俺らと遊びに行こうよ〜」
「そうそう!俺ら楽しい遊び場知ってるし」
「…いや…いいです…」
「え〜いいじゃん!」
よくないわ!早くどっか行って!と叫びたい。
「…何してんだ…てめぇら」
「あ…けんちゃん!」
「げっ!りゅ、龍宮寺君!?」
男の子の後ろに見えた顔にちょっとホッとしてけんちゃんに手を振る。
「か、彼氏ってまさか…」
男子達の顔色が悪くなっていく…
「どした?ケンチン〜?」
けんちゃんの後ろから顔を出したマイキーは私を視界に入れると「六花〜!」と駆け寄って来てぎゅっと抱きしめられる。
まるで飼い主見つけた犬のよう…
「お待たせ!」
マイキーはにっこり笑うとさっきの男の子達を見た。
「…誰、こいつら」
「「すみませんでしたー!!!」」
あ…逃げた…
朝からマイキーのせいでえらい目にあった…
授業が全然頭に入ってこない。
はぁ、と小さくため息をして窓の外を見つめる。
そういえば…たけみっち、どうしてるかな…
血のハロウィンの後から連絡を経ってたからたけみっちとも会ってない。
結局…圭介君は亡くなって、一虎君も逮捕…
でも、私は生きてたし、マイキーが一虎君を殺すって未来は無くなった。
マイキーは一虎君を許すと言ったし…
でも…
肝心の稀咲を東卍から追い出す事はできなかった。
むしろ、東卍全体から英雄扱いされつつある…
皆は彼の裏の顔を知らない。
その先にある未来も……
稀咲は敵なのに……
稀咲がこんな事しなきゃ…圭介君は…
そこまで考えて私は首を横にふる。
だめだ。
考えたら泣けてしまう。
今考えるのはマイキーを稀咲から引き離す方法だ。
たけみっちに会わなきゃ。
学校が終わって、マイキーに言われた通りマイキー達の学校の前で3人を待つ。
『ぜってぇ先に帰んなよ!』
そう朝に言われていたからだ。
過保護だ…
正門から出てくる生徒達の視線が痛い。
「あれ〜」
「?」
正門から出てきた男子生徒2人が私を見てニヤニヤしながら近寄って来る。
…嫌な予感…
「かわい子ちゃんなーにしてんのー」
かわい子ちゃんとか言う人、本当にいるんだ…
「…人と待ち合わせです」
「待ち合わせ?彼氏〜?」
「はい」
めちゃくちゃ面倒くさい…
でも無視したら余計に面倒くさそうだな…
「え〜どうせ対した奴じゃないんでしょ〜俺らと遊びに行こうよ〜」
「そうそう!俺ら楽しい遊び場知ってるし」
「…いや…いいです…」
「え〜いいじゃん!」
よくないわ!早くどっか行って!と叫びたい。
「…何してんだ…てめぇら」
「あ…けんちゃん!」
「げっ!りゅ、龍宮寺君!?」
男の子の後ろに見えた顔にちょっとホッとしてけんちゃんに手を振る。
「か、彼氏ってまさか…」
男子達の顔色が悪くなっていく…
「どした?ケンチン〜?」
けんちゃんの後ろから顔を出したマイキーは私を視界に入れると「六花〜!」と駆け寄って来てぎゅっと抱きしめられる。
まるで飼い主見つけた犬のよう…
「お待たせ!」
マイキーはにっこり笑うとさっきの男の子達を見た。
「…誰、こいつら」
「「すみませんでしたー!!!」」
あ…逃げた…