第5章
夢小説設定
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「それでも泣き崩れそうな時は…俺が支えてやる。
だから…顔を上げて、前を向け。
それが…場地にしてやれる事だ」
「っうっ……っうああああ」
声を出して泣き出した私をマイキーが抱きしめる。
『…六花の笑顔は……太陽だ』
圭介君…
圭介君……
苦しいよ
悲しいよ
寂しいよ
でも
きっとずっと泣いていたら…
圭介君は悲しむよね。
貴方は優しい人だから…
安心して天国に行けないよね。
泣き虫でごめん
弱くてごめん
きっとまた…
貴方を思って私は泣いてしまう。
でも
少しずつだけど
ちゃんと前を向いて歩けるように…
貴方が好きだと言ってくれた笑顔を
取り戻していくから。
だから……
いつかまた……
貴方に会いたい。
「…マイキー…ごめんね」
私は圭介君から貰ったお守りを握って、マイキーの肩に頭を寄せた。
綺麗な夕焼けが…ベンチに座る私達を包み込む。
「いや…俺もキツく言ってごめん」
マイキーがいなきゃ…私は乗り越えられなかった。
そっとマイキーに手を伸ばして…さっき噛んでしまった唇に触れる。
「痛かった、よね」
「…消毒してくれる?」
マイキーの言葉に私はキョトンとする。
口の消毒……うがい薬、とかだよね…
薬局あるかな、なんて考えていたら、顎を掴まれてマイキーの方を向かせられると、唇を塞がれた。
「ん……っ」
マイキーは唇を離すとふっ、と笑う。
「消毒」
「…あ、ああ…そっちね」
「なんだと思ってたんだよ。」
「あ、いや……」
はは、と笑った私にマイキーはもう一度口付ける。
「っ…んっ、は…」
腰を引き寄せられ、角度を変えて彼の舌が交わる。
唇を離して、私の首筋を甘噛みすると体がびくっ!と反応した。
「ちょっ…マイキー!やっ…」
腰にあった手が胸を掴んで彼の肩を押す。
「ここ外だから!」
何してんの!と慌てる私にマイキーは不服そう…
「ちょっとぐらいいいだろ〜2週間…いや…入院日数入れたら約三週間…六花に触れてない…死ぬ…」
「だ、だからって外はだめ!」
「……ちぇ…」
ちぇ…じゃないから…
「私もう行かないと」
「は?どこに?」
「あ…言ってなかったよね。私今日からホテル暮らしなんだよね」
「はぁ?…そういやなんでスーツケース…」
大きなスーツケースを持つ私にマイキーが首を傾げた。
「…じつは…家を追い出されました」
「は!?」
「昨日急にお父さんの秘書の人がきて、ホテルのカードキー渡されて、しばらくそこで暮らすように…って…」
お父さんには入院中以来会っていない…
これは事実上の勘当、かな…
「だからチェックインしに行かなきゃいけなくて」
「…………」
「?マイキー?」
「じゃあ、俺ん家来いよ!」
「はい!?」
突然思いついたように目を輝かせたマイキー。
「ホテルにいんだったら、うちにいても問題ねぇだろ」
「い、いやいやいや!そんなご迷惑な事…」
「迷惑じゃねぇよ!エマもじぃちゃんも喜ぶ、何より俺が喜ぶ!」
「い、いや…でも……」
「とりあえず俺ん家行こうぜ!」
「え!?ちょっと!マイキー!」
マイキーは私のスーツケースを掴むと、さっさっと歩き出した。
だから…顔を上げて、前を向け。
それが…場地にしてやれる事だ」
「っうっ……っうああああ」
声を出して泣き出した私をマイキーが抱きしめる。
『…六花の笑顔は……太陽だ』
圭介君…
圭介君……
苦しいよ
悲しいよ
寂しいよ
でも
きっとずっと泣いていたら…
圭介君は悲しむよね。
貴方は優しい人だから…
安心して天国に行けないよね。
泣き虫でごめん
弱くてごめん
きっとまた…
貴方を思って私は泣いてしまう。
でも
少しずつだけど
ちゃんと前を向いて歩けるように…
貴方が好きだと言ってくれた笑顔を
取り戻していくから。
だから……
いつかまた……
貴方に会いたい。
「…マイキー…ごめんね」
私は圭介君から貰ったお守りを握って、マイキーの肩に頭を寄せた。
綺麗な夕焼けが…ベンチに座る私達を包み込む。
「いや…俺もキツく言ってごめん」
マイキーがいなきゃ…私は乗り越えられなかった。
そっとマイキーに手を伸ばして…さっき噛んでしまった唇に触れる。
「痛かった、よね」
「…消毒してくれる?」
マイキーの言葉に私はキョトンとする。
口の消毒……うがい薬、とかだよね…
薬局あるかな、なんて考えていたら、顎を掴まれてマイキーの方を向かせられると、唇を塞がれた。
「ん……っ」
マイキーは唇を離すとふっ、と笑う。
「消毒」
「…あ、ああ…そっちね」
「なんだと思ってたんだよ。」
「あ、いや……」
はは、と笑った私にマイキーはもう一度口付ける。
「っ…んっ、は…」
腰を引き寄せられ、角度を変えて彼の舌が交わる。
唇を離して、私の首筋を甘噛みすると体がびくっ!と反応した。
「ちょっ…マイキー!やっ…」
腰にあった手が胸を掴んで彼の肩を押す。
「ここ外だから!」
何してんの!と慌てる私にマイキーは不服そう…
「ちょっとぐらいいいだろ〜2週間…いや…入院日数入れたら約三週間…六花に触れてない…死ぬ…」
「だ、だからって外はだめ!」
「……ちぇ…」
ちぇ…じゃないから…
「私もう行かないと」
「は?どこに?」
「あ…言ってなかったよね。私今日からホテル暮らしなんだよね」
「はぁ?…そういやなんでスーツケース…」
大きなスーツケースを持つ私にマイキーが首を傾げた。
「…じつは…家を追い出されました」
「は!?」
「昨日急にお父さんの秘書の人がきて、ホテルのカードキー渡されて、しばらくそこで暮らすように…って…」
お父さんには入院中以来会っていない…
これは事実上の勘当、かな…
「だからチェックインしに行かなきゃいけなくて」
「…………」
「?マイキー?」
「じゃあ、俺ん家来いよ!」
「はい!?」
突然思いついたように目を輝かせたマイキー。
「ホテルにいんだったら、うちにいても問題ねぇだろ」
「い、いやいやいや!そんなご迷惑な事…」
「迷惑じゃねぇよ!エマもじぃちゃんも喜ぶ、何より俺が喜ぶ!」
「い、いや…でも……」
「とりあえず俺ん家行こうぜ!」
「え!?ちょっと!マイキー!」
マイキーは私のスーツケースを掴むと、さっさっと歩き出した。