第5章
夢小説設定
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あれは…2003年…6月19日
少し夏が近づいてきたと感じる初夏…
「あれ?マイキーは?」
今日は、マイキーが皆に話があるからと収集をかけた日だった。
待ち合わせて、バイクで武蔵神社に行く予定だったが、マイキーだけがまだ待ち合わせ場所に来ていなかっのだ。
「…多分…いつもんとこ寄ってんじゃねぇか」
ドラケンの言葉に、皆は黙り込む。
最近マイキーが時々行く場所がある…
「…俺らが行ったらまずくねぇか?」
「マイキーにばれねぇようにな」
5人は曲がり角から顔を覗かせた。
「…やっぱりな…いた」
少し離れた道先に花壇に座ってじっとどこかを見てるマイキーの姿。
その視線は道路を挟んで反対側の学校だ。
下校してる生徒達…
マイキーはしばらくそれを見つめていると、ふと瞳をピクリと動かした。
その瞳に5人もそちらを追う。
「六花ー!」
「あ、なっちゃん!」
「塾だるいね〜」
「あはははは」
正門から出てきた1人の女子生徒…
友達と笑いながら歩くその姿に、マイキーの口元が小さく微笑んだのを5人は見逃さなかった。
マイキーがここに1週間に1度…必ず来ていることを5人は知っていた…
「…なんで話かけねぇんだ?」
「あほか、パー…いきなり俺らみたいのが久しぶり、なんて話しかけてみろよ。
六花が混乱するに決まってんだろ」
三ツ谷が言う。
「マイキーと約束しただろ…もう六花の事は話に出すなって。
わざわざ辛い記憶を…思い出させたくねぇんだろ、マイキーは」
「でもよ…あんな所でなんで見てんだよ」
「……六花が笑っていてくれる…それを確認したいんだろ、マイキーは。
…でも俺もちょっと安心したわ。
久々に六花の笑った顔見れたしな」
「だな…」
「あ!やべぇ!マイキーがくる!戻れ戻れ!」
「ぜってぇマイキーに言うんじゃねぇぞ!とくにぱー!」
「わぁかってるっての!」
少し夏が近づいてきたと感じる初夏…
「あれ?マイキーは?」
今日は、マイキーが皆に話があるからと収集をかけた日だった。
待ち合わせて、バイクで武蔵神社に行く予定だったが、マイキーだけがまだ待ち合わせ場所に来ていなかっのだ。
「…多分…いつもんとこ寄ってんじゃねぇか」
ドラケンの言葉に、皆は黙り込む。
最近マイキーが時々行く場所がある…
「…俺らが行ったらまずくねぇか?」
「マイキーにばれねぇようにな」
5人は曲がり角から顔を覗かせた。
「…やっぱりな…いた」
少し離れた道先に花壇に座ってじっとどこかを見てるマイキーの姿。
その視線は道路を挟んで反対側の学校だ。
下校してる生徒達…
マイキーはしばらくそれを見つめていると、ふと瞳をピクリと動かした。
その瞳に5人もそちらを追う。
「六花ー!」
「あ、なっちゃん!」
「塾だるいね〜」
「あはははは」
正門から出てきた1人の女子生徒…
友達と笑いながら歩くその姿に、マイキーの口元が小さく微笑んだのを5人は見逃さなかった。
マイキーがここに1週間に1度…必ず来ていることを5人は知っていた…
「…なんで話かけねぇんだ?」
「あほか、パー…いきなり俺らみたいのが久しぶり、なんて話しかけてみろよ。
六花が混乱するに決まってんだろ」
三ツ谷が言う。
「マイキーと約束しただろ…もう六花の事は話に出すなって。
わざわざ辛い記憶を…思い出させたくねぇんだろ、マイキーは」
「でもよ…あんな所でなんで見てんだよ」
「……六花が笑っていてくれる…それを確認したいんだろ、マイキーは。
…でも俺もちょっと安心したわ。
久々に六花の笑った顔見れたしな」
「だな…」
「あ!やべぇ!マイキーがくる!戻れ戻れ!」
「ぜってぇマイキーに言うんじゃねぇぞ!とくにぱー!」
「わぁかってるっての!」