第5章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「うっ……ぅっあああ…っ」
場地君を抱きしめたまま声を出して泣く六花ちゃんに…
周りは静まり返って…
彼女の泣き声だけが皆の心に響く…
場地君が死んだ…
その事実に涙を流す者、呆然とする者…様々だった。
俺は…
場地君を救うことができなかった。
未来を……知っていたのに!
「くっ…っ!」
「ぐはっ!」
「!」
俺達の横で、マイキー君が再び一虎君を殴る。
「殺す!」
マイキー君!!
「殺すっ!」
「ぐあっ!」
やめろ……
「殺すっ!!」
「あ…あ…っ…」
やめろ…
一虎君を殴り続けるマイキー君…
俺は泣き崩れている六花ちゃんにぐっ、と手を握りしめた。
何……やってんだよ…
場地君が死んだんだぞ…
六花ちゃんが泣いてんだぞ…
それなのに…
『お前に…託す』
場地君が言った言葉に…俺はハッとした。
そうだ……俺は…
「っうああああああ!」
ぐっ、と拳を握りしめるとマイキー君と一虎君の方へ走った。
そして
2人の間に入ると、バッと両手を広げた。
場地君に託された事…
「はぁ、はぁ、はぁ…」
「…どけ…てめぇも殺すぞ」
「もう止めましょう!マイキーく、ぐはっ!」
マイキー君に殴られ、意識が飛びそうになる。
でも、ぐっと足に力を入れて踏みとどまった。
倒れるわけにはいかない!
「っ場地君は!場地君はこんな事望んでねえよ!うっ!ぐっ!」
マイキー君に蹴り飛ばされて体が吹っ飛んだ。
「テメーが場地を語んじゃねぇよ…」
「はぁ、はぁ…場地を語んな?
っ死んじまったんだぞ!!場地君は!!
なんで…っ分かんねぇんだよ!」
俺は制服の上着を脱ぎ捨てる。
「場地君が何の為に…命張ったと思ってんだよ!!
2人の!東卍のためだろ!!
場地君は一虎君に殺されるんじゃなくて自決する事を選んだんだ!!
マイキー君に一虎君を許してほしかったから!
みんなが大好きだから!!
その決断をしたんだって!
なんでわかんねぇんだよ!!」
泣き叫ぶ俺にドラケン君と三ツ谷君が近づいてきた。
そして、マイキー君が俺の足元に落ちていたものに瞳を開くと、拾う。
それはあの写真が入ってた拾ったお守り。
六花ちゃんに大事に持っておくよう言われたものだ…
「たけみっち…これをどこで…」
「拾ったんす。集会の時神社で。六花ちゃんに…大事に持ってるように言われて…」
「お守り?」
「!それって!」
場地君を抱きしめたまま声を出して泣く六花ちゃんに…
周りは静まり返って…
彼女の泣き声だけが皆の心に響く…
場地君が死んだ…
その事実に涙を流す者、呆然とする者…様々だった。
俺は…
場地君を救うことができなかった。
未来を……知っていたのに!
「くっ…っ!」
「ぐはっ!」
「!」
俺達の横で、マイキー君が再び一虎君を殴る。
「殺す!」
マイキー君!!
「殺すっ!」
「ぐあっ!」
やめろ……
「殺すっ!!」
「あ…あ…っ…」
やめろ…
一虎君を殴り続けるマイキー君…
俺は泣き崩れている六花ちゃんにぐっ、と手を握りしめた。
何……やってんだよ…
場地君が死んだんだぞ…
六花ちゃんが泣いてんだぞ…
それなのに…
『お前に…託す』
場地君が言った言葉に…俺はハッとした。
そうだ……俺は…
「っうああああああ!」
ぐっ、と拳を握りしめるとマイキー君と一虎君の方へ走った。
そして
2人の間に入ると、バッと両手を広げた。
場地君に託された事…
「はぁ、はぁ、はぁ…」
「…どけ…てめぇも殺すぞ」
「もう止めましょう!マイキーく、ぐはっ!」
マイキー君に殴られ、意識が飛びそうになる。
でも、ぐっと足に力を入れて踏みとどまった。
倒れるわけにはいかない!
「っ場地君は!場地君はこんな事望んでねえよ!うっ!ぐっ!」
マイキー君に蹴り飛ばされて体が吹っ飛んだ。
「テメーが場地を語んじゃねぇよ…」
「はぁ、はぁ…場地を語んな?
っ死んじまったんだぞ!!場地君は!!
なんで…っ分かんねぇんだよ!」
俺は制服の上着を脱ぎ捨てる。
「場地君が何の為に…命張ったと思ってんだよ!!
2人の!東卍のためだろ!!
場地君は一虎君に殺されるんじゃなくて自決する事を選んだんだ!!
マイキー君に一虎君を許してほしかったから!
みんなが大好きだから!!
その決断をしたんだって!
なんでわかんねぇんだよ!!」
泣き叫ぶ俺にドラケン君と三ツ谷君が近づいてきた。
そして、マイキー君が俺の足元に落ちていたものに瞳を開くと、拾う。
それはあの写真が入ってた拾ったお守り。
六花ちゃんに大事に持っておくよう言われたものだ…
「たけみっち…これをどこで…」
「拾ったんす。集会の時神社で。六花ちゃんに…大事に持ってるように言われて…」
「お守り?」
「!それって!」