第5章
夢小説設定
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「ちっ!たけみっち!行け!お前しかいない!!
六花を引きずってでも逃がせ!!」
ドラケン君の声に俺は廃車の山に走り出した。
ダメだ六花ちゃん!!
絶対あんな未来にさせるわけにはいなかない!!
『マイキーを守るためなら…私はなんだってするし、なんだって乗り越えてみせるから』
「どけーっっ!」
「邪魔だ!!」
「ぐっ!」
バルハラの集団に突っ込むが人数が多すぎてなかなか前に進めない。
その間にも先頭にいる稀咲の仲間であろうマスクの男はマイキー君と六花ちゃんに迫っていた。
「くっそ!!六花ちゃん!!」
俺は敵を押しのけて殴られてもなんとか前に進む。
間に合わない!!!
「六花ちゃん!!逃げて!!!」
「っ…!」
もう目の前に迫った男に、私はマイキーの前に立つと両手を広げた。
「バカ!!何してる!六花!逃げろっ!」
「六花ちゃん!」
下にいるけんちゃんやたけみっちの叫び声が聞こえる。
私がこんな事したって…意味無いのは分かってる。
勝てないことだって…
でも…
せめて…
誰かがマイキーを助けに来てくれるまで…
なんとか…
「女もろとも…っ大将首!もらったぁ!!」
「っ!!!」
鉄の棒を振り上げて、マスクの男がこちらに飛びかかってきた。
私はぎゅっ、と瞳を閉じる。
終わった…
そう思った時だった…
「ふんっ!」
え………
ガンッ!と音がして瞳を開くと…ヒラリと白い紐が目の前を通った…
黒い特攻服…背中には…東卍の文字…
「あ……」
マスクの男がその場に倒れた。
……なん、で……
男を殴り飛ばした人物に、私は瞳を開いた。
こちらを振り返った男のメガネが光る…
なんで……
なんで稀咲がっ!
今までいなかったのに…どこから!
稀咲は倒れたマスクの男の頭を踏みつける。
「東京卐會参番隊隊長、稀咲鉄太!
大将達はうちの隊が責任持って守らせてもらう!!」
なっ……
そう言った稀咲に下から一気に参番隊が駆け上がってくると、メビウスのメンバーを蹴落としていく…
どういう…事…
六花を引きずってでも逃がせ!!」
ドラケン君の声に俺は廃車の山に走り出した。
ダメだ六花ちゃん!!
絶対あんな未来にさせるわけにはいなかない!!
『マイキーを守るためなら…私はなんだってするし、なんだって乗り越えてみせるから』
「どけーっっ!」
「邪魔だ!!」
「ぐっ!」
バルハラの集団に突っ込むが人数が多すぎてなかなか前に進めない。
その間にも先頭にいる稀咲の仲間であろうマスクの男はマイキー君と六花ちゃんに迫っていた。
「くっそ!!六花ちゃん!!」
俺は敵を押しのけて殴られてもなんとか前に進む。
間に合わない!!!
「六花ちゃん!!逃げて!!!」
「っ…!」
もう目の前に迫った男に、私はマイキーの前に立つと両手を広げた。
「バカ!!何してる!六花!逃げろっ!」
「六花ちゃん!」
下にいるけんちゃんやたけみっちの叫び声が聞こえる。
私がこんな事したって…意味無いのは分かってる。
勝てないことだって…
でも…
せめて…
誰かがマイキーを助けに来てくれるまで…
なんとか…
「女もろとも…っ大将首!もらったぁ!!」
「っ!!!」
鉄の棒を振り上げて、マスクの男がこちらに飛びかかってきた。
私はぎゅっ、と瞳を閉じる。
終わった…
そう思った時だった…
「ふんっ!」
え………
ガンッ!と音がして瞳を開くと…ヒラリと白い紐が目の前を通った…
黒い特攻服…背中には…東卍の文字…
「あ……」
マスクの男がその場に倒れた。
……なん、で……
男を殴り飛ばした人物に、私は瞳を開いた。
こちらを振り返った男のメガネが光る…
なんで……
なんで稀咲がっ!
今までいなかったのに…どこから!
稀咲は倒れたマスクの男の頭を踏みつける。
「東京卐會参番隊隊長、稀咲鉄太!
大将達はうちの隊が責任持って守らせてもらう!!」
なっ……
そう言った稀咲に下から一気に参番隊が駆け上がってくると、メビウスのメンバーを蹴落としていく…
どういう…事…