第5章
夢小説設定
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「………はぁ」
「何回目のため息?」
机に突っ伏してため息をした私に前に座っていたなっちゃんが振り替える。
「え?ため息してた?」
「うん。ずっとしてる…何?あの彼氏と倦怠期とか?」
にやっ、と笑うなっちゃん。
「ちが、「マイキー様と倦怠期!?」
「……でた」
とんだ地獄耳か…嬉しそうに駆け寄ってくる里依紗。
「何よ、なっちゃん…人をおばけみたいに」
「…いつからあだ名で呼ぶ仲になったわけ?」
「やだぁ〜もうずっとお友達じゃな〜い」
「…よく言うわ…ねぇ?六花?」
「はは……」
「で!?何!?
とうとう別れるの!?マイキー様と!」
「ち、違うってば!」
失礼な!
「ラブラブみたいだしね〜」
私の首にある指輪を指さして笑うなっちゃんに顔が熱くなる。
「………ちっ…ダル…ウザ」
舌打ち……ちょ、ちょっと酷くない?
「何ため息つく事があるんだか」
「……まぁ、色々、ね…」
たけみっちと話し合ったけど…圭介君を連れ戻すいい案は見つからなかった。
刻一刻と迫る抗争の日…
稀咲のしっぽも掴めないし…
私は抗争が終わるまで集会には出禁をくらってしまってるし…稀咲を調べる事もできなくて…たけみっち1人にお願いする形に。
…マイキーともあまり会えてないし…
エマいわく、抗争が近いからかあまり家にもいないらしい…
けんちゃんや三ツ谷君も同じ感じだよね、きっと…
「道成寺さーん」
「?」
突然呼ばれて顔を上げると、隣のクラスの女子生徒2人。
「なんか、道成寺さん呼んでほしいって門の前にいた人に頼まれたんだけど」
「え?」
「なんかかっこいい感じの人だったよね」
「うんうん!不良だけど、優しそうだったし」
ふ、不良?
「あ、でも道成寺さんの彼氏さんのがかっこいいかな〜」
「私は断然さっきの彼!」
きゃっきゃっと笑う2人。
???誰だろう……
「あ、ありがとう。教えてくれて。
ちょっと行ってくるね」
「六花ちゃんばっかりずるい!
一人、分けなさいよ!」
睨んでくる里依紗。
ず、ずるいって……何?
「まぁまぁ…六花行っといで」
里依紗はなんとかする、とばかりに笑ったなっちゃんに感謝して私は正門に向かった。
「何回目のため息?」
机に突っ伏してため息をした私に前に座っていたなっちゃんが振り替える。
「え?ため息してた?」
「うん。ずっとしてる…何?あの彼氏と倦怠期とか?」
にやっ、と笑うなっちゃん。
「ちが、「マイキー様と倦怠期!?」
「……でた」
とんだ地獄耳か…嬉しそうに駆け寄ってくる里依紗。
「何よ、なっちゃん…人をおばけみたいに」
「…いつからあだ名で呼ぶ仲になったわけ?」
「やだぁ〜もうずっとお友達じゃな〜い」
「…よく言うわ…ねぇ?六花?」
「はは……」
「で!?何!?
とうとう別れるの!?マイキー様と!」
「ち、違うってば!」
失礼な!
「ラブラブみたいだしね〜」
私の首にある指輪を指さして笑うなっちゃんに顔が熱くなる。
「………ちっ…ダル…ウザ」
舌打ち……ちょ、ちょっと酷くない?
「何ため息つく事があるんだか」
「……まぁ、色々、ね…」
たけみっちと話し合ったけど…圭介君を連れ戻すいい案は見つからなかった。
刻一刻と迫る抗争の日…
稀咲のしっぽも掴めないし…
私は抗争が終わるまで集会には出禁をくらってしまってるし…稀咲を調べる事もできなくて…たけみっち1人にお願いする形に。
…マイキーともあまり会えてないし…
エマいわく、抗争が近いからかあまり家にもいないらしい…
けんちゃんや三ツ谷君も同じ感じだよね、きっと…
「道成寺さーん」
「?」
突然呼ばれて顔を上げると、隣のクラスの女子生徒2人。
「なんか、道成寺さん呼んでほしいって門の前にいた人に頼まれたんだけど」
「え?」
「なんかかっこいい感じの人だったよね」
「うんうん!不良だけど、優しそうだったし」
ふ、不良?
「あ、でも道成寺さんの彼氏さんのがかっこいいかな〜」
「私は断然さっきの彼!」
きゃっきゃっと笑う2人。
???誰だろう……
「あ、ありがとう。教えてくれて。
ちょっと行ってくるね」
「六花ちゃんばっかりずるい!
一人、分けなさいよ!」
睨んでくる里依紗。
ず、ずるいって……何?
「まぁまぁ…六花行っといで」
里依紗はなんとかする、とばかりに笑ったなっちゃんに感謝して私は正門に向かった。