第5章
夢小説設定
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「あ、そうだ!六花ちゃんに見てもらいたいものがあって」
「?」
たけみっちが思い出したように制服のポケットから何かを取り出す。
「お守り?」
そこには紫色の交通安全のお守り。
「見てもらいたいのは中身なんだ」
たけみっちがお守りをあけると中から1枚の写真を取り出す。
「あ……」
これは…
見覚えのあるそれに私は瞳を開いた。
「これって…マイキー君が言ってた東卍の創設メンバーだよね?」
「うん、そう」
圭介君の部屋にあったのと同じだ。
「たけみっち…これどこで…」
「この前の集会終わりに、武蔵神社で拾ったんだ。
マイキー君の話では、創設メンバーは5人って言ってたよね?…でもここには6人いて…
そう、この人。首に虎の刺繍のある」
そう言ってたけみっちが写真を指さす。
羽宮一虎君……
「こんな人、東卍にいないよね?辞めちゃった人なのか…六花ちゃんなら知ってるかなって」
「………」
「?六花ちゃん?」
「たけみっち…ごめん」
「え?」
「たけみっちとは相棒だし、なんでも情報は共有し合うつもりだよ。
でも……彼に関しては…
私の口からは話せない。」
「え…」
「ごめんね。」
彼の話をするって事は…
あの事件の話をする事になってしまう。
私の口から勝手に話していい事ではない。
「たけみっち…これ、大事に持っててね」
「マイキー…一虎が出所したらしい」
海風がマイキーとドラケンの髪を靡かせる。
「…そっか」
「もう2年になるんだな……三ツ谷には知らせといた。
あと……六花にはどうする?
記憶がないとは言っても関わりはあったわけだからな…」
マイキーの家ですごした間もその後も、俺達はいつも一緒だった……
一虎も六花の事は仲間だと認めていた。
「……六花には話さなくていい。
関係ねぇ事だ。一虎の事は思い出さなくていい」
「………」
「六花に近づける気はねぇ」
「?」
たけみっちが思い出したように制服のポケットから何かを取り出す。
「お守り?」
そこには紫色の交通安全のお守り。
「見てもらいたいのは中身なんだ」
たけみっちがお守りをあけると中から1枚の写真を取り出す。
「あ……」
これは…
見覚えのあるそれに私は瞳を開いた。
「これって…マイキー君が言ってた東卍の創設メンバーだよね?」
「うん、そう」
圭介君の部屋にあったのと同じだ。
「たけみっち…これどこで…」
「この前の集会終わりに、武蔵神社で拾ったんだ。
マイキー君の話では、創設メンバーは5人って言ってたよね?…でもここには6人いて…
そう、この人。首に虎の刺繍のある」
そう言ってたけみっちが写真を指さす。
羽宮一虎君……
「こんな人、東卍にいないよね?辞めちゃった人なのか…六花ちゃんなら知ってるかなって」
「………」
「?六花ちゃん?」
「たけみっち…ごめん」
「え?」
「たけみっちとは相棒だし、なんでも情報は共有し合うつもりだよ。
でも……彼に関しては…
私の口からは話せない。」
「え…」
「ごめんね。」
彼の話をするって事は…
あの事件の話をする事になってしまう。
私の口から勝手に話していい事ではない。
「たけみっち…これ、大事に持っててね」
「マイキー…一虎が出所したらしい」
海風がマイキーとドラケンの髪を靡かせる。
「…そっか」
「もう2年になるんだな……三ツ谷には知らせといた。
あと……六花にはどうする?
記憶がないとは言っても関わりはあったわけだからな…」
マイキーの家ですごした間もその後も、俺達はいつも一緒だった……
一虎も六花の事は仲間だと認めていた。
「……六花には話さなくていい。
関係ねぇ事だ。一虎の事は思い出さなくていい」
「………」
「六花に近づける気はねぇ」