第1章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「マイキー、これなんだけど」
「マイキー、この書類なんだけど」
「「……………」」
部屋の中でやり取りされる内容はいたって普通だ。
だが、周りの組員達の視線はある二人にずっと注がれていた。
白いスーツでビシッと決めた美人はこの東京卍會の専属弁護士だ。
そして彼女が話しているのが、この組織のトップ。
無敵のマイキーこと、佐野万次郎だ。
二人が仕事を共にするのは当たり前だが、ここ数日…
どうもこの二人がおかしい。
今までは仕事の報告のみ、それもトップ2である稀咲とする方が多く、関わりも薄かった。
だか今となっては
「◯◯堂のたい焼きのほうがうまかったな」
「だね」
休憩の合間に二人でたい焼きを食べている。
二人が休憩を共にしている事も驚愕だが、1番組員達が驚愕してるのは彼女の彼への呼び方が変わった事、だ。
マイキーという名前は彼の昔からのあだ名だ。
今でも稀咲や幹部の数人は彼をマイキーと呼ぶ。
だがそれは元々の知り合いだったからなわけで…他の組員が呼ぶなんて事は恐れ多い。
間違っても呼んだら明日は命はないかもしれない。
それなのに
急に彼女は彼をマイキーと呼び始め、友達かのごとくタメ口で接するようになった。
「な、なぁなぁ…最近、弁護士先生、どうしちまったんだ?」
「しらねぇよ。俺が聞きテェよ。佐野さんもなんか普通に答えてるし…」
最初こそはマイキー呼びもマママママイキー!なんて戸惑った呼び方だったが、それも今や普通。
そこで組員達が出した結論。
それは
道成寺弁護士、東京卍會トップの女になった。…だった。
「マイキー、この書類なんだけど」
「「……………」」
部屋の中でやり取りされる内容はいたって普通だ。
だが、周りの組員達の視線はある二人にずっと注がれていた。
白いスーツでビシッと決めた美人はこの東京卍會の専属弁護士だ。
そして彼女が話しているのが、この組織のトップ。
無敵のマイキーこと、佐野万次郎だ。
二人が仕事を共にするのは当たり前だが、ここ数日…
どうもこの二人がおかしい。
今までは仕事の報告のみ、それもトップ2である稀咲とする方が多く、関わりも薄かった。
だか今となっては
「◯◯堂のたい焼きのほうがうまかったな」
「だね」
休憩の合間に二人でたい焼きを食べている。
二人が休憩を共にしている事も驚愕だが、1番組員達が驚愕してるのは彼女の彼への呼び方が変わった事、だ。
マイキーという名前は彼の昔からのあだ名だ。
今でも稀咲や幹部の数人は彼をマイキーと呼ぶ。
だがそれは元々の知り合いだったからなわけで…他の組員が呼ぶなんて事は恐れ多い。
間違っても呼んだら明日は命はないかもしれない。
それなのに
急に彼女は彼をマイキーと呼び始め、友達かのごとくタメ口で接するようになった。
「な、なぁなぁ…最近、弁護士先生、どうしちまったんだ?」
「しらねぇよ。俺が聞きテェよ。佐野さんもなんか普通に答えてるし…」
最初こそはマイキー呼びもマママママイキー!なんて戸惑った呼び方だったが、それも今や普通。
そこで組員達が出した結論。
それは
道成寺弁護士、東京卍會トップの女になった。…だった。