第5章
夢小説設定
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え…?
「問題児はいらねぇんだろ?マイキー」
「場地!」
呼び止めるマイキーに圭介君はニッと笑う。
「辞めてやるよ。壱番隊隊長、場地圭介は本日を持って東卍の敵だ。」
そ、そんな……
どうして急に……
突然の圭介君の発言に東卍内には戸惑いの色…
圭介君は列の間を抜けると鳥居の方へ歩いてきた。
私は思わず、彼の前に飛び出す。
「圭介君!」
急に出て来た私に圭介君は驚いて立ち止まる。
「…六花…お前なんでここに…」
「……圭介君…どうして…」
戸惑う私の瞳に圭介君は瞳を逸らした。
「悪ぃな、六花。
…こういう事だからよ…お前との勉強会も、もう終わりだな。」
圭介君の手が私の頭に乗る。
「ありがとな。…世話になった」
「っ!圭介君!」
小さく吐くようにそう言って階段を降りていく圭介君。
どうしよう…なんでこんな事に…
「圭介君!」
「六花!」
「っ…」
圭介君を追おうとしたが、背後から呼ばれた声にびくっ、とした。
振り返ると、眉間に皺を寄せたマイキーと目が合う…
なんでここにいんだ、って顔…
しまった…最後まで見守るだけの予定だったのに…自らバラしに行ってしまった……
でも……今はそんな事言ってる場合じゃない。
私はマイキーに背を向けると、圭介君を追った。
後で怒られるかな…
そう思いながら。
「圭介君!待って!」
バイクに跨る圭介君に私は慌ててそれを呼び止めた。
「……六花…まだ何か用か?」
「何か用か、じゃないよ!さっきのは何!?、って、それよりも、今日までどこにいたの!?私、何度も連絡したんだよ?」
「………」
「家にも行ったんだよ。…涼子さんが心配してた…だからせめて涼子さんにはちゃんと連絡してほしい…」
そう言った私に圭介君はため息をつくとバイクから降りて私の前に立つ。
「分かった…」
「…ねぇ、圭介君。さっきの……冗談、だよね?」
バルハラに行くなんて…なんで?
理由が分からない。
たとえ内輪モメで謹慎に腹がたったとしても……圭介君やマイキー達との絆はそんな簡単に壊れてしまうとは思えないからだ。
「冗談で、あんな事言うかよ。…もううんざりしたんだよ。東卍に。それだけだ」
「嘘だよ!圭介君どうしちゃったの!?」
なんでそんな事…言うの…
「…六花。もうすぐバルハラと東卍はでっけぇ抗争になる。
それが終わるまで……東卍の事には関わんな。」
「え?」
「それから…極力マイキーの傍からも離れんなよ」
どういう意味?
意味が分からない、とばかりに戸惑う私の顔を見つめて、圭介君は1歩私に近づく。
え………
圭介君に手を掴まれたかと思ったら、急に引き寄せられて…
気づけば彼の腕の中に抱き締められていた。
「問題児はいらねぇんだろ?マイキー」
「場地!」
呼び止めるマイキーに圭介君はニッと笑う。
「辞めてやるよ。壱番隊隊長、場地圭介は本日を持って東卍の敵だ。」
そ、そんな……
どうして急に……
突然の圭介君の発言に東卍内には戸惑いの色…
圭介君は列の間を抜けると鳥居の方へ歩いてきた。
私は思わず、彼の前に飛び出す。
「圭介君!」
急に出て来た私に圭介君は驚いて立ち止まる。
「…六花…お前なんでここに…」
「……圭介君…どうして…」
戸惑う私の瞳に圭介君は瞳を逸らした。
「悪ぃな、六花。
…こういう事だからよ…お前との勉強会も、もう終わりだな。」
圭介君の手が私の頭に乗る。
「ありがとな。…世話になった」
「っ!圭介君!」
小さく吐くようにそう言って階段を降りていく圭介君。
どうしよう…なんでこんな事に…
「圭介君!」
「六花!」
「っ…」
圭介君を追おうとしたが、背後から呼ばれた声にびくっ、とした。
振り返ると、眉間に皺を寄せたマイキーと目が合う…
なんでここにいんだ、って顔…
しまった…最後まで見守るだけの予定だったのに…自らバラしに行ってしまった……
でも……今はそんな事言ってる場合じゃない。
私はマイキーに背を向けると、圭介君を追った。
後で怒られるかな…
そう思いながら。
「圭介君!待って!」
バイクに跨る圭介君に私は慌ててそれを呼び止めた。
「……六花…まだ何か用か?」
「何か用か、じゃないよ!さっきのは何!?、って、それよりも、今日までどこにいたの!?私、何度も連絡したんだよ?」
「………」
「家にも行ったんだよ。…涼子さんが心配してた…だからせめて涼子さんにはちゃんと連絡してほしい…」
そう言った私に圭介君はため息をつくとバイクから降りて私の前に立つ。
「分かった…」
「…ねぇ、圭介君。さっきの……冗談、だよね?」
バルハラに行くなんて…なんで?
理由が分からない。
たとえ内輪モメで謹慎に腹がたったとしても……圭介君やマイキー達との絆はそんな簡単に壊れてしまうとは思えないからだ。
「冗談で、あんな事言うかよ。…もううんざりしたんだよ。東卍に。それだけだ」
「嘘だよ!圭介君どうしちゃったの!?」
なんでそんな事…言うの…
「…六花。もうすぐバルハラと東卍はでっけぇ抗争になる。
それが終わるまで……東卍の事には関わんな。」
「え?」
「それから…極力マイキーの傍からも離れんなよ」
どういう意味?
意味が分からない、とばかりに戸惑う私の顔を見つめて、圭介君は1歩私に近づく。
え………
圭介君に手を掴まれたかと思ったら、急に引き寄せられて…
気づけば彼の腕の中に抱き締められていた。