第5章
夢小説設定
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「………ねぇ、マイキー」
「……」
「電話…鳴ってるよ」
あきらかに彼のポケットからブーブーとバイブ音がする。
なんかこのパターン…前もあったな。
マイキーは明らかに機嫌が悪くなっていって…
「誰も掛けてくんなっつったのに…」
「ま、待ってるから出ておいでよ」
「……はぁ」
マイキーは立ち上がると少し離れた場所で電話に出た。
私は起き上がって体についた砂を払うと、ポケットからさっきの指輪を出して月明かりにてらす。
あ…
よく見たら、マイキーと私のイニシャルが彫ってある。
「I promise an everlasting love……か」
イニシャルの横に掘られた文字に、胸が熱くなった。
「六花」
「あ、電話終わった?」
「悪い…急遽隊長だけ集めた集会する事になった」
「そっか。わかった!じゃあ私は帰ろうかな」
「いや…ケンちんが六花も連れてこいって」
「え??なんで?」
「なんかよく分かんねぇけど…まぁ元々連れてく予定だったし」
隊長の集まりに私が行く意味って何?
よく分からないが…
私はマイキーに連れられて、戻ることになった。
30分ほどでいつもの武蔵神社についた。
「おお、マイキー」
そこにいたのは、けんちゃん、弐番隊隊長の三ツ谷君、四番隊のスマイリー君、伍番隊のムーチョ君。
圭介君は謹慎だっていってたからいないのか……
パー君もいないし、なんだか少し寂しい。
「悪ぃなマイキー。六花も」
三ツ谷君が謝ってくれて私は首を横に振る。
「ううん!大丈夫。それより…私が来てよかったの?」
「なんで六花連れてこいっつったんだよ、ケンちん」
「俺じゃねぇよ。あいつが…マイキーの女に挨拶しがてらっつーからよ」
あいつ?
誰の事だろう…
隊長は不在者以外は揃ってるし…
「で、その本人はどこ行ったんだよ」
「ああ、さっきトイレ行くって……ああ、戻ってきた。
稀咲!」
え………………………
三ツ谷君が私とマイキーの後ろに手を上げる。
今………なんて言った?
「ああ…もう来たんですか、総長」
どくん、どくん…と心拍があがるのが分かった。
違う……
そんなはずない。
だって……
彼は……
どこにもいなかったはずだ。
「ああ。六花紹介する」
「っ…」
マイキーの声に、私は背中に流れる汗が止まらなくなる。
「六花?」
「あ…」
マイキーに手を引かれ、私は振り向いた。
「!!」
どくん……と1番高く心臓が鳴った。
なん、で…………
「へぇ……あんたが噂の総長の女、か」
なんでここにいるの……
稀咲鉄太!!
「……」
「電話…鳴ってるよ」
あきらかに彼のポケットからブーブーとバイブ音がする。
なんかこのパターン…前もあったな。
マイキーは明らかに機嫌が悪くなっていって…
「誰も掛けてくんなっつったのに…」
「ま、待ってるから出ておいでよ」
「……はぁ」
マイキーは立ち上がると少し離れた場所で電話に出た。
私は起き上がって体についた砂を払うと、ポケットからさっきの指輪を出して月明かりにてらす。
あ…
よく見たら、マイキーと私のイニシャルが彫ってある。
「I promise an everlasting love……か」
イニシャルの横に掘られた文字に、胸が熱くなった。
「六花」
「あ、電話終わった?」
「悪い…急遽隊長だけ集めた集会する事になった」
「そっか。わかった!じゃあ私は帰ろうかな」
「いや…ケンちんが六花も連れてこいって」
「え??なんで?」
「なんかよく分かんねぇけど…まぁ元々連れてく予定だったし」
隊長の集まりに私が行く意味って何?
よく分からないが…
私はマイキーに連れられて、戻ることになった。
30分ほどでいつもの武蔵神社についた。
「おお、マイキー」
そこにいたのは、けんちゃん、弐番隊隊長の三ツ谷君、四番隊のスマイリー君、伍番隊のムーチョ君。
圭介君は謹慎だっていってたからいないのか……
パー君もいないし、なんだか少し寂しい。
「悪ぃなマイキー。六花も」
三ツ谷君が謝ってくれて私は首を横に振る。
「ううん!大丈夫。それより…私が来てよかったの?」
「なんで六花連れてこいっつったんだよ、ケンちん」
「俺じゃねぇよ。あいつが…マイキーの女に挨拶しがてらっつーからよ」
あいつ?
誰の事だろう…
隊長は不在者以外は揃ってるし…
「で、その本人はどこ行ったんだよ」
「ああ、さっきトイレ行くって……ああ、戻ってきた。
稀咲!」
え………………………
三ツ谷君が私とマイキーの後ろに手を上げる。
今………なんて言った?
「ああ…もう来たんですか、総長」
どくん、どくん…と心拍があがるのが分かった。
違う……
そんなはずない。
だって……
彼は……
どこにもいなかったはずだ。
「ああ。六花紹介する」
「っ…」
マイキーの声に、私は背中に流れる汗が止まらなくなる。
「六花?」
「あ…」
マイキーに手を引かれ、私は振り向いた。
「!!」
どくん……と1番高く心臓が鳴った。
なん、で…………
「へぇ……あんたが噂の総長の女、か」
なんでここにいるの……
稀咲鉄太!!