第1章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
昼から繋がらない携帯。
空っぽの仕事部屋。
山積みにされた書類の1番上を掴むとグシャリと握る。
「何処行きやがった、あいつ」
稀咲は苛立っていた。
昼過ぎに六花に仕事依頼があり電話をしたが、向こうから切られた。
すぐ掛け直したがすでに電源が入ってない状態に。
その後この部屋にもきたがもちろんいない。
下の奴らに聞いても見ていないとの事。
今日は外出の予定もなかったはずだ。
「あの女、ふざけやがって」
「稀咲さん」
「何か分かったか?」
苛立ちを顔に出したまま、振り返りる稀咲。
稀咲の部下の男が入ってきた。
「はい、見つかりました。どうやら、佐野さんと一緒みたいです」
「あ"!?」
マイキーの名前に稀咲の表情が変わる。
それに部下の男はビクリと肩をあげた。
「び、尾行してた奴から送られてきた写真です」
渡された携帯を乱暴にとりあげるとそこに映っていた写真に稀咲の顔からスッと表情が消える。
そこには
墓の前で六花を後ろから抱きしめるマイキーの姿。
「…くっ、ハハ、ハハハハ…あーっははははは!!!」
突然無表情から笑い出した稀咲に部下の男の顔が青くなっていく。
「ふざけやがって!!!」
「!」
ガンっと投げつけられた携帯が壁に当たる。
「マイキー…まぁたお前は大事なもん作ってんのかよ。」
お前には必要ねぇんだよ
そんなもん。
さぁ…
どうしてくれようか。
メガネをクイッとあげて
稀咲は笑った。
空っぽの仕事部屋。
山積みにされた書類の1番上を掴むとグシャリと握る。
「何処行きやがった、あいつ」
稀咲は苛立っていた。
昼過ぎに六花に仕事依頼があり電話をしたが、向こうから切られた。
すぐ掛け直したがすでに電源が入ってない状態に。
その後この部屋にもきたがもちろんいない。
下の奴らに聞いても見ていないとの事。
今日は外出の予定もなかったはずだ。
「あの女、ふざけやがって」
「稀咲さん」
「何か分かったか?」
苛立ちを顔に出したまま、振り返りる稀咲。
稀咲の部下の男が入ってきた。
「はい、見つかりました。どうやら、佐野さんと一緒みたいです」
「あ"!?」
マイキーの名前に稀咲の表情が変わる。
それに部下の男はビクリと肩をあげた。
「び、尾行してた奴から送られてきた写真です」
渡された携帯を乱暴にとりあげるとそこに映っていた写真に稀咲の顔からスッと表情が消える。
そこには
墓の前で六花を後ろから抱きしめるマイキーの姿。
「…くっ、ハハ、ハハハハ…あーっははははは!!!」
突然無表情から笑い出した稀咲に部下の男の顔が青くなっていく。
「ふざけやがって!!!」
「!」
ガンっと投げつけられた携帯が壁に当たる。
「マイキー…まぁたお前は大事なもん作ってんのかよ。」
お前には必要ねぇんだよ
そんなもん。
さぁ…
どうしてくれようか。
メガネをクイッとあげて
稀咲は笑った。