第5章
夢小説設定
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「植物状態って……え!?」
なんで!?と俺は直人に詰め寄る。
12年前って……
じゃあ俺がこっちに帰ってきた後すぐに何かがあったって事じゃないか。
「彼女は、立場ある方の娘さんなので…詳しくは全て伏せられていて、何があったか知るのは今の僕の立場では調べられませんでした。
ただ……
彼女があの佐野万次郎の恋人というのを考えると……
やはり東京卍會絡みであるのはたしかです。」
「!おかしいよ!マイキー君がいて、なんで六花ちゃんがこんな事になるんだよ!!」
あんなに大事にしていたのに…
ドラケン君が助かった日、俺は病院の裏で抱き合う2人をみた。
あの二人には…たしかな強い繋がりがあって…
「…だから…じゃないですか」
「え?」
「何かがおきて…六花さんは植物状態になった。
……佐野万次郎は1番大事なものを失って…失意の中にいた…
そこに…」
「!稀咲がつけいった……」
「まぁ、憶測にはなりますが…それが1番考えられる事ですね。
現に……この病院の治療費を出しているのは表向きでは彼女の父、道成寺氏が払っているようになっていますが……
出処は東京卍會です。」
「!じゃあ……マイキー君が…」
「彼女の父は、もしもの時は延命治療は拒否しているようなんですが…
現に2度ほど呼吸が止まったことがあったそうなんです。
でも、彼女は生かされた……」
マイキー君が……救おうとしたんだ…
「直人……やっぱり俺…東卍のトップになる!」
「…本気だったんですか?」
「俺が東卍のトップになれば稀咲も止められるし、六花ちゃんも、マイキーもドラケンもヒナもみんな守れるじゃん!」
あんなに真っ直ぐな彼女を……あんな姿にしたくはない。
「今までのやり方じゃダメなんだよ!根っこをたたく!
考えてみたんだ。まずは隊長になる。
ぱーちん君が抜けた今…参番隊の隊長枠が空いてるんだ。
そこを狙う!」
「無茶苦茶な案ですね」
「でも直人…これくらいしかできることはないと思うんだ。」
俺の真剣な目に、直人が頷く。
「分かりました。武道君は何だかんだでミッションを成功させてきましたし、信じます」
「それも……六花ちゃんがいなかったら絶対にクリアできなかったんだ。
だから…彼女も救いたい。必ず。」
「…今回は、長旅になりそうですね」
そう言って直人は俺に手を伸ばす。
「ああ」
そして俺はその手を掴んだ。
六花ちゃん…
待ってて!
なんで!?と俺は直人に詰め寄る。
12年前って……
じゃあ俺がこっちに帰ってきた後すぐに何かがあったって事じゃないか。
「彼女は、立場ある方の娘さんなので…詳しくは全て伏せられていて、何があったか知るのは今の僕の立場では調べられませんでした。
ただ……
彼女があの佐野万次郎の恋人というのを考えると……
やはり東京卍會絡みであるのはたしかです。」
「!おかしいよ!マイキー君がいて、なんで六花ちゃんがこんな事になるんだよ!!」
あんなに大事にしていたのに…
ドラケン君が助かった日、俺は病院の裏で抱き合う2人をみた。
あの二人には…たしかな強い繋がりがあって…
「…だから…じゃないですか」
「え?」
「何かがおきて…六花さんは植物状態になった。
……佐野万次郎は1番大事なものを失って…失意の中にいた…
そこに…」
「!稀咲がつけいった……」
「まぁ、憶測にはなりますが…それが1番考えられる事ですね。
現に……この病院の治療費を出しているのは表向きでは彼女の父、道成寺氏が払っているようになっていますが……
出処は東京卍會です。」
「!じゃあ……マイキー君が…」
「彼女の父は、もしもの時は延命治療は拒否しているようなんですが…
現に2度ほど呼吸が止まったことがあったそうなんです。
でも、彼女は生かされた……」
マイキー君が……救おうとしたんだ…
「直人……やっぱり俺…東卍のトップになる!」
「…本気だったんですか?」
「俺が東卍のトップになれば稀咲も止められるし、六花ちゃんも、マイキーもドラケンもヒナもみんな守れるじゃん!」
あんなに真っ直ぐな彼女を……あんな姿にしたくはない。
「今までのやり方じゃダメなんだよ!根っこをたたく!
考えてみたんだ。まずは隊長になる。
ぱーちん君が抜けた今…参番隊の隊長枠が空いてるんだ。
そこを狙う!」
「無茶苦茶な案ですね」
「でも直人…これくらいしかできることはないと思うんだ。」
俺の真剣な目に、直人が頷く。
「分かりました。武道君は何だかんだでミッションを成功させてきましたし、信じます」
「それも……六花ちゃんがいなかったら絶対にクリアできなかったんだ。
だから…彼女も救いたい。必ず。」
「…今回は、長旅になりそうですね」
そう言って直人は俺に手を伸ばす。
「ああ」
そして俺はその手を掴んだ。
六花ちゃん…
待ってて!