第4章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
月あかりに照らされて…
ベッドの上で2人の影がかさなる。
そっ、とマイキーの唇が触れて、離れて…
深く交わる。
「…ん…マイキー…」
2人の髪から同じシャンプーの香りがして、なんだか恥ずかしかった。
「六花…好きだ。」
「んっ…私も、マイキー」
耳元で囁かれる甘い言葉に…私はフワフワした気持ちになる。
「…………」
「…六花?」
急に反応がなくなった六花にマイキーが首筋に埋めていた顔を上げる。
そこには…
「スピー…スピー…」
気持ちよさそうに寝息をたてる六花…
「え?…ね、た?おい…六花?」
ゆさゆさ、肩を揺するが反応はない。
マイキーは嘘だろ、とばかりに項垂れる。
今日は熱い夜を過ごすはずが…
まぁ…でもしょうがねぇか…
けんちんを守るために喧嘩場に飛び込んで…
動揺してるたけみっちをビンタして、叫んで…怪我したけんちんを運んで…
泣きじゃくるエマ達をフォローしながら、あんな泥だらけ傷だらけになって…
「…どんだけ凄いんだよ、お前は」
誰かのために必死になる真っ直ぐな六花…
自分が辛くても泣くのすら我慢するくせに…
「…ふふ…マイキー…」
「!」
夢を見ているのか…二マ〜と笑った六花に俺は思わず吹き出した。
どんな夢を見ているのか…
俺の名前を呼んでいるという事は多分、俺がでてきてるんだろうな。
そう思ったら、たまらなく愛しさが溢れる。
「無防備な顔して…」
そっ、と六花の額に自分の額を重ねた。
「愛してる」
愛なんて…分かるのはもっともっと先だと思ってた。
愛が何かもよく分かっていなかった…
でも
今なら分かる。
好きが溢れ出して…
どうしようもなく
愛しさが止まらなくなる気持ち。
それが
愛だと。
第4章(終)
ベッドの上で2人の影がかさなる。
そっ、とマイキーの唇が触れて、離れて…
深く交わる。
「…ん…マイキー…」
2人の髪から同じシャンプーの香りがして、なんだか恥ずかしかった。
「六花…好きだ。」
「んっ…私も、マイキー」
耳元で囁かれる甘い言葉に…私はフワフワした気持ちになる。
「…………」
「…六花?」
急に反応がなくなった六花にマイキーが首筋に埋めていた顔を上げる。
そこには…
「スピー…スピー…」
気持ちよさそうに寝息をたてる六花…
「え?…ね、た?おい…六花?」
ゆさゆさ、肩を揺するが反応はない。
マイキーは嘘だろ、とばかりに項垂れる。
今日は熱い夜を過ごすはずが…
まぁ…でもしょうがねぇか…
けんちんを守るために喧嘩場に飛び込んで…
動揺してるたけみっちをビンタして、叫んで…怪我したけんちんを運んで…
泣きじゃくるエマ達をフォローしながら、あんな泥だらけ傷だらけになって…
「…どんだけ凄いんだよ、お前は」
誰かのために必死になる真っ直ぐな六花…
自分が辛くても泣くのすら我慢するくせに…
「…ふふ…マイキー…」
「!」
夢を見ているのか…二マ〜と笑った六花に俺は思わず吹き出した。
どんな夢を見ているのか…
俺の名前を呼んでいるという事は多分、俺がでてきてるんだろうな。
そう思ったら、たまらなく愛しさが溢れる。
「無防備な顔して…」
そっ、と六花の額に自分の額を重ねた。
「愛してる」
愛なんて…分かるのはもっともっと先だと思ってた。
愛が何かもよく分かっていなかった…
でも
今なら分かる。
好きが溢れ出して…
どうしようもなく
愛しさが止まらなくなる気持ち。
それが
愛だと。
第4章(終)