第4章
夢小説設定
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「じゃ、行かないわけいかねーじゃん」
そう言ってマイキーが私の肩を抱く。
「だね!って事は浴衣も着たことないって事だよね?」
「う、うん」
憧れてはいたけど…
「じゃあ、腕がなるね!ヒナ!」
「うん!六花ちゃんをとびっきり可愛くしなくちゃ!」
盛り上がる女子二人。
お祭りに行けるのはすごく楽しみだ。浴衣も、マイキーと一緒なのも。
でも…
どうしてだろう。
胸のモヤモヤが晴れない…
マイキーとけんちゃんの喧嘩はとめたし、内部抗争の火種は消した…
でも
まだ落ちつかない。
これで本当に8月3日の問題は解決したのだろうか?
和やかなムードの皆を見つめる。
…8月3日が過ぎれば安心できるのかな…
「いや〜、でもよかった!二人が仲直りしてくれてさ!」
溝中の4人とマイキー、けんちゃんがサッカーをする姿を見ながら、私はたけみっちとベンチに座っていた。
ちなみにエマとひなちゃんはサプライズで私の浴衣を選びたい、と早々に二人で買い物に行ってしまった…
「いや〜お祭りなんて何年振りかなぁ!しかもひなと…」
心底嬉しそうなたけみっち。
「ねぇ、たけみっち…やっぱり、あんまりまだ油断はしない方がいいような気がする。」
3日が過ぎるまでは、と言った私にたけみっちは一瞬キョトンとしたがすぐにへらっ、と笑う。
「大丈夫だよ!内部抗争は止めたし、六花ちゃん心配症だね」
「……そう、なのかな?」
「そうだよ!六花ちゃんめっちゃ頑張ってたし、これはご褒美だと思わないと!
マイキー君とお祭りだよ?
1週目では……できなかったでしょ?」
たしかに…
お祭りどころか‥私はマイキーを忘れていたんだから。
「だからさ!マイキー君救うのはもちろんだけど…六花ちゃんにも沢山幸せになってほしい。苦しんだ分…
笑ってほしい」
「たけみっち…」
たけみっちは私の両手を掴む。
「お祭り、楽しもう!」
ね!と笑ったたけみっちに、私も自然と笑っていた。
正直…まだ気持ちのモヤモヤははれない。
でも彼がいう通り…少しは…
マイキーとの時間を優先してもいいのだろうか…
「たけみっち…ありがとう」
「え!?あ…いや、俺は…っぶはっ!!」
「!!」
照れたようにはにかんだたけみっちの顔面にいきなりサッカーボールが飛んできて…
たけみっちは仰向けにベンチから後ろに倒れた。
ボールが飛んできた方向を見ると、そこには不機嫌そーなマイキーの姿。
え!?あそこから蹴ったの!?
ま、マイキーサッカーも上手いんだ…
たしかに足技、って意味では一緒か…
「ま、マイキー君いたいっす!」
涙目で鼻を押さえながらたけみっちが起き上がる。
「六花に触んな、って言っただろうが…」
「さ、触ってないっすよ!ただ、手を…」
「六花が汚れる」
「ま、マイキー…」
「ひ、酷いっす…」
そう言ってマイキーが私の肩を抱く。
「だね!って事は浴衣も着たことないって事だよね?」
「う、うん」
憧れてはいたけど…
「じゃあ、腕がなるね!ヒナ!」
「うん!六花ちゃんをとびっきり可愛くしなくちゃ!」
盛り上がる女子二人。
お祭りに行けるのはすごく楽しみだ。浴衣も、マイキーと一緒なのも。
でも…
どうしてだろう。
胸のモヤモヤが晴れない…
マイキーとけんちゃんの喧嘩はとめたし、内部抗争の火種は消した…
でも
まだ落ちつかない。
これで本当に8月3日の問題は解決したのだろうか?
和やかなムードの皆を見つめる。
…8月3日が過ぎれば安心できるのかな…
「いや〜、でもよかった!二人が仲直りしてくれてさ!」
溝中の4人とマイキー、けんちゃんがサッカーをする姿を見ながら、私はたけみっちとベンチに座っていた。
ちなみにエマとひなちゃんはサプライズで私の浴衣を選びたい、と早々に二人で買い物に行ってしまった…
「いや〜お祭りなんて何年振りかなぁ!しかもひなと…」
心底嬉しそうなたけみっち。
「ねぇ、たけみっち…やっぱり、あんまりまだ油断はしない方がいいような気がする。」
3日が過ぎるまでは、と言った私にたけみっちは一瞬キョトンとしたがすぐにへらっ、と笑う。
「大丈夫だよ!内部抗争は止めたし、六花ちゃん心配症だね」
「……そう、なのかな?」
「そうだよ!六花ちゃんめっちゃ頑張ってたし、これはご褒美だと思わないと!
マイキー君とお祭りだよ?
1週目では……できなかったでしょ?」
たしかに…
お祭りどころか‥私はマイキーを忘れていたんだから。
「だからさ!マイキー君救うのはもちろんだけど…六花ちゃんにも沢山幸せになってほしい。苦しんだ分…
笑ってほしい」
「たけみっち…」
たけみっちは私の両手を掴む。
「お祭り、楽しもう!」
ね!と笑ったたけみっちに、私も自然と笑っていた。
正直…まだ気持ちのモヤモヤははれない。
でも彼がいう通り…少しは…
マイキーとの時間を優先してもいいのだろうか…
「たけみっち…ありがとう」
「え!?あ…いや、俺は…っぶはっ!!」
「!!」
照れたようにはにかんだたけみっちの顔面にいきなりサッカーボールが飛んできて…
たけみっちは仰向けにベンチから後ろに倒れた。
ボールが飛んできた方向を見ると、そこには不機嫌そーなマイキーの姿。
え!?あそこから蹴ったの!?
ま、マイキーサッカーも上手いんだ…
たしかに足技、って意味では一緒か…
「ま、マイキー君いたいっす!」
涙目で鼻を押さえながらたけみっちが起き上がる。
「六花に触んな、って言っただろうが…」
「さ、触ってないっすよ!ただ、手を…」
「六花が汚れる」
「ま、マイキー…」
「ひ、酷いっす…」