第4章
夢小説設定
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「けんちゃん待って!もう一回マイキーと話し合わなきゃ!」
外に出たけんちゃんの前に立ってそう言った私に彼は私を見て何か言おうとした…が、ふと視線を逸らすと眉間に皺を寄せて私の後ろを見た。
それに私も振り返る。
「!マ、マイキー…」
そこにいたのはマイキーだった。
まさかのマイキーの登場に私も私を追ってきたたけみっちも息をのむ。
「……何してんだよ」
「っ…」.
マイキーの低い声にビクッとする。
「テメーも、何でここにいんだよ」
「あ?てめーこそ何でここにいんだ?」
睨み合う二人…
「俺はたけみっちの見舞いだよ」
「俺もそうだよ」
「はぁ?たけみっちは俺のダチだし。お前関係ねえじゃん。な?たけみっち」
「え!?えっと…」
急に板挟みになるたけみっち。
「あ?何言ってんの?俺のダチだよな?たけみっち」
バチバチ火花を散らす二人にたけみっちはただアタフタしだす。
「どけよ、デクノボー通れねぇよ」
「あ?お前がどけよチビ」
言い争い方があまりにもザ中学生…って感じで…ちょっと呆れるが…
もし喧嘩になれば、誰もこの二人は止められない。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!二人とも!俺は詳しくは聞いてないっすけど…喧嘩はだめっすよ!二人とも落ち着いてくださいよ」
たけみっちが男らしく二人の間に入って止める。
しかし…
「おい」
「けんちゃん!」
けんちゃんがたけみっちの胸ぐらを掴む。
「お前、何様?あ?おい…」
あまりの迫力にたけみっちが今にも気絶してしまいそう…
私はマイキーを振り返るが、それを止める気配はない。
そのかわり、ふいっと視線をそらすと、スタスタたけみっちの家の敷地内に入って行く。
マ、マイキー…どこに…
マイキーは徐に置いてあった…恐らくたけみっちの物であろう自転車を掴む…
すると…そのまま持ち上げる。
ま、まさか!
「マイキー君!?それは俺の愛車のハヤテ!」
たけみっちが止めようとしたが、マイキーはお構いなしにそれをけんちゃんに向かって投げた。
けんちゃんは難なくそれを避けると自転車は壁にぶつかり大破。
「あああー!俺の思い出が!」
「テメー…正気かぁ!」
完全にキレたけんちゃんが次は近くにあったバットを手にする。
「あああ!ドラケン君!!それは小4の時初めてホームラン打ったゴールデンバッド!!」
「やんならとことんだ!!」
バットはけんちゃんの膝の上で真っ二つ。
「あは〜!!!」
頭を抱えて泣いてるたけみっち。
「マイキー君!それはオヤジと初めて祭りに行った時の!
あ!ドラケン君!それ必死で小遣い貯めて買ったスケボー!」
次々とたけみっちの私物だと思われる物が宙をまい、壊れて行く…
もう無理だ…と、止める事を諦めたたけみっちが膝をつくと項垂れた。
「っ…二人とも!もういい加減に…っぶっ!!!」
声を出そうと振り返ったのと同時…
一枚の座布団が私の顔に直撃した。
「「!!!!!」」
それにハッとしてマイキーとけんちゃんが止まった。
顔を抑えている私にたけみっちが、駆け寄ってくる。
「だ、大丈夫!?六花ちゃん!」
「………」
「お、おい!大丈夫か!?」
「六花!」
マイキーとけんちゃんも駆け寄ってきた。
外に出たけんちゃんの前に立ってそう言った私に彼は私を見て何か言おうとした…が、ふと視線を逸らすと眉間に皺を寄せて私の後ろを見た。
それに私も振り返る。
「!マ、マイキー…」
そこにいたのはマイキーだった。
まさかのマイキーの登場に私も私を追ってきたたけみっちも息をのむ。
「……何してんだよ」
「っ…」.
マイキーの低い声にビクッとする。
「テメーも、何でここにいんだよ」
「あ?てめーこそ何でここにいんだ?」
睨み合う二人…
「俺はたけみっちの見舞いだよ」
「俺もそうだよ」
「はぁ?たけみっちは俺のダチだし。お前関係ねえじゃん。な?たけみっち」
「え!?えっと…」
急に板挟みになるたけみっち。
「あ?何言ってんの?俺のダチだよな?たけみっち」
バチバチ火花を散らす二人にたけみっちはただアタフタしだす。
「どけよ、デクノボー通れねぇよ」
「あ?お前がどけよチビ」
言い争い方があまりにもザ中学生…って感じで…ちょっと呆れるが…
もし喧嘩になれば、誰もこの二人は止められない。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!二人とも!俺は詳しくは聞いてないっすけど…喧嘩はだめっすよ!二人とも落ち着いてくださいよ」
たけみっちが男らしく二人の間に入って止める。
しかし…
「おい」
「けんちゃん!」
けんちゃんがたけみっちの胸ぐらを掴む。
「お前、何様?あ?おい…」
あまりの迫力にたけみっちが今にも気絶してしまいそう…
私はマイキーを振り返るが、それを止める気配はない。
そのかわり、ふいっと視線をそらすと、スタスタたけみっちの家の敷地内に入って行く。
マ、マイキー…どこに…
マイキーは徐に置いてあった…恐らくたけみっちの物であろう自転車を掴む…
すると…そのまま持ち上げる。
ま、まさか!
「マイキー君!?それは俺の愛車のハヤテ!」
たけみっちが止めようとしたが、マイキーはお構いなしにそれをけんちゃんに向かって投げた。
けんちゃんは難なくそれを避けると自転車は壁にぶつかり大破。
「あああー!俺の思い出が!」
「テメー…正気かぁ!」
完全にキレたけんちゃんが次は近くにあったバットを手にする。
「あああ!ドラケン君!!それは小4の時初めてホームラン打ったゴールデンバッド!!」
「やんならとことんだ!!」
バットはけんちゃんの膝の上で真っ二つ。
「あは〜!!!」
頭を抱えて泣いてるたけみっち。
「マイキー君!それはオヤジと初めて祭りに行った時の!
あ!ドラケン君!それ必死で小遣い貯めて買ったスケボー!」
次々とたけみっちの私物だと思われる物が宙をまい、壊れて行く…
もう無理だ…と、止める事を諦めたたけみっちが膝をつくと項垂れた。
「っ…二人とも!もういい加減に…っぶっ!!!」
声を出そうと振り返ったのと同時…
一枚の座布団が私の顔に直撃した。
「「!!!!!」」
それにハッとしてマイキーとけんちゃんが止まった。
顔を抑えている私にたけみっちが、駆け寄ってくる。
「だ、大丈夫!?六花ちゃん!」
「………」
「お、おい!大丈夫か!?」
「六花!」
マイキーとけんちゃんも駆け寄ってきた。