第4章
夢小説設定
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メビウスについて調べる。
そう言って未来に帰ったたけみっち…
8月3日がもうすぐ近づいている……
「……はぁ」
未来に帰れるたけみっちと違ってただ彼の情報を待つことしかできない自分が不甲斐なく感じる…
何かできる事があればいいのに…
思わず深くため息をついたら、ふと影がさして私は上を見上げた。
「あ…ぱー君」
「よう、六花」
さっきまでぺーやん君と話してたぱー君がいつの間にやらこっちにきていた。
「ため息なんて、らしくねぇじゃねぇか」
「そ、そうかな?」
「おお、お前いつも基本的にヘラヘラしてるだろ」
へ、へらへらって……
「ん、これやる」
「あ…うま◯棒」
「お前明太子味好きだったよな」
「え?なんで知ってるの?」
そういえばこの前くれたのも明太子味だったなあ…
「駄菓子屋で明太子味売り切れてて半べそかいてたからな」
「え…嘘」
「嘘じゃねえよ」
うわぁ…恥ずかしい奴だな。
覚えてないから苦笑いしてしまう。
「…あいつも明太子味、好きなんだよな」
「あいつ?」
「…メビウスのやろぅに袋叩きにされた俺のダチ」
「………仲、よかった人だったんだね」
「……おお。不良だけどよ、めっちゃいい奴でさ、彼女も大事にしてて……なのに…
それなのに…」
ぱー君がグッと手を握る。
「あいつだけは…長内だけは…ぜってぇぶっころす」
ぱー君…
ぱー君の気持ちはわかる。
大切な人達を傷つけたメビウスを許せないのは当然だ…
ただ……何故だろう……
何か嫌な事が起こりそうで……
酷く胸騒ぎがした。
そう言って未来に帰ったたけみっち…
8月3日がもうすぐ近づいている……
「……はぁ」
未来に帰れるたけみっちと違ってただ彼の情報を待つことしかできない自分が不甲斐なく感じる…
何かできる事があればいいのに…
思わず深くため息をついたら、ふと影がさして私は上を見上げた。
「あ…ぱー君」
「よう、六花」
さっきまでぺーやん君と話してたぱー君がいつの間にやらこっちにきていた。
「ため息なんて、らしくねぇじゃねぇか」
「そ、そうかな?」
「おお、お前いつも基本的にヘラヘラしてるだろ」
へ、へらへらって……
「ん、これやる」
「あ…うま◯棒」
「お前明太子味好きだったよな」
「え?なんで知ってるの?」
そういえばこの前くれたのも明太子味だったなあ…
「駄菓子屋で明太子味売り切れてて半べそかいてたからな」
「え…嘘」
「嘘じゃねえよ」
うわぁ…恥ずかしい奴だな。
覚えてないから苦笑いしてしまう。
「…あいつも明太子味、好きなんだよな」
「あいつ?」
「…メビウスのやろぅに袋叩きにされた俺のダチ」
「………仲、よかった人だったんだね」
「……おお。不良だけどよ、めっちゃいい奴でさ、彼女も大事にしてて……なのに…
それなのに…」
ぱー君がグッと手を握る。
「あいつだけは…長内だけは…ぜってぇぶっころす」
ぱー君…
ぱー君の気持ちはわかる。
大切な人達を傷つけたメビウスを許せないのは当然だ…
ただ……何故だろう……
何か嫌な事が起こりそうで……
酷く胸騒ぎがした。