第1章
夢小説設定
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「はい、これ」
オフィスの裏口から出ると、そこには一台の黒いバイク。年期がはいってるようだ。
ボディの部分には東京卍會からきてるのか、少し薄れた卍のマーク。
彼はバイクにかけてあったヘルメットを私に手渡す。
「え?」
ま、まさか…
彼はそのバイクに跨がるとさぁ、乗れ、とばかりに自分の後ろの席を叩く。
「の、乗るんですか?バイクに?」
「うん、初めて?」
こくりと頷く私に彼は一度バイクから降りると私の手からヘルメットをとる。
「うわわ!」
そのまま私の頭に被すと顎下に手が回る。
「!」
ち、近い…
間近で見る彼はやっぱり綺麗な顔をしていて。
何故そんなまつ毛が長いんですか?と聞きたくなる。
パチンっとベルトが閉まるとふと漆黒の瞳と視線が絡む。
胸がドキリとして、顔が熱くなる。
彼はすぐ視線を離すと再びバイクに跨った。
そしてこちらを見たので、ああ…これは断れない感じだな、と察し私は仕方なく彼の後ろに乗る。
「しっかり掴んでろよ。落ちても遺体は拾わないからな」
サラリと怖い発言をされ、私はオズオズと彼の服を掴む。
「死にてぇの?」
「っ、は、はい!」
バッと勢いに任せて彼の腰に抱きついたら、彼は満足げに口角をあげた。
オフィスの裏口から出ると、そこには一台の黒いバイク。年期がはいってるようだ。
ボディの部分には東京卍會からきてるのか、少し薄れた卍のマーク。
彼はバイクにかけてあったヘルメットを私に手渡す。
「え?」
ま、まさか…
彼はそのバイクに跨がるとさぁ、乗れ、とばかりに自分の後ろの席を叩く。
「の、乗るんですか?バイクに?」
「うん、初めて?」
こくりと頷く私に彼は一度バイクから降りると私の手からヘルメットをとる。
「うわわ!」
そのまま私の頭に被すと顎下に手が回る。
「!」
ち、近い…
間近で見る彼はやっぱり綺麗な顔をしていて。
何故そんなまつ毛が長いんですか?と聞きたくなる。
パチンっとベルトが閉まるとふと漆黒の瞳と視線が絡む。
胸がドキリとして、顔が熱くなる。
彼はすぐ視線を離すと再びバイクに跨った。
そしてこちらを見たので、ああ…これは断れない感じだな、と察し私は仕方なく彼の後ろに乗る。
「しっかり掴んでろよ。落ちても遺体は拾わないからな」
サラリと怖い発言をされ、私はオズオズと彼の服を掴む。
「死にてぇの?」
「っ、は、はい!」
バッと勢いに任せて彼の腰に抱きついたら、彼は満足げに口角をあげた。