第4章
夢小説設定
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「集会始めっぞ!」
いつも通り、けんちゃんの声で集会が始まる。
私は少し離れた場所でエマとヒナちゃんとそれを見守る。
「今日集まったのは…メビウスの件だ。ウチとぶつかりゃでかい抗争になる」
「!」
ちょっと待って…抗争って何?
「じゃあ、みんなの意見を聞かせてくれ」
マイキーが石段に座る。
「うっ…いって!」
それと同時、端で集会を見ていたたけみっちが声を出すと前のめりに倒れる。
後ろから蹴られたからだ。
「何す、」
「あぁ!?」
蹴ったのはぺーやん君だ。
その横にはぱー君。
「文句あっか?」
ぺーやん君がたけみっちを覗き込むように睨む。
「お前、花垣だろ?」
「ウチの隊のキヨマサが世話になったみたいだなぁ」
「どう落とし前つけんだ?コラァ」
参番隊の隊長、副隊長に睨まれるたけみっち。
「お、落とし前?」
「やめろや。パー」
今にも殴りかかりそうな2人を三ツ谷君がとめる。
「キヨマサの件はあいつが勝手に東卍の名前使って喧嘩賭博なんてやってたのがナシって話だろ」
「あぁ!?オレは馬鹿だから分かんねえんだよ、んなこたぁ」
「ぱーちんの脳みそはミジンコだぞこらぁ!」
「分かんねえならでしゃばんなボケ!」
なんだか今日の集会は雲行きが怪しい。
いつも冗談言いあってる仲のいいメンバーが怒鳴りあってるのを、私は初めてみた。
「おい、ぱー!」
けんちゃんが口を挟む。
「黙ってろ」
.
「ごめん!ドラケン!」
「…ちっ」
ぱー君とぺーやん君は列にはいる。
「悪いな、タケミッチ。パーは今気ぃたってるからよ」
ぱー君…何かあったのかな…
この前うま◯棒をくれたパー君は優しく笑ってた。
そんな彼が今は怒りを顔に滲ませている。
「むちゃくちゃな人っすね」
「あいつのダチなメビウスと揉めてな、…それが抗争の火種だ」
「え?何があったんすか?」
三ツ谷君を見るタケミッチ。
「メビウスは、あたま長内って奴とちょっとしたことでな…
ぱーのダチはメビウスの連中にフクロにされて目の前で彼女やられたあげく、有り金巻き上げられて…
あとから親兄弟までつるされた」
酷い……
「メビウスってのはそういうチームなんだよ。俺らの二つ上の世代で、新宿仕切ってる」
「え!ここらを仕切ってるのは東卍じゃ…」
「東卍は渋谷、新宿は別。それに、俺らはまだ新しいチームだしな」
そうか…12年後には東京卍會を知らない人はいないぐらいの組織だけど、この時代ではまだ名前が知られてきた若いチームで、勢いもあるけどまだまだ東卍より大きなチームは沢山あったんだな…
いつも通り、けんちゃんの声で集会が始まる。
私は少し離れた場所でエマとヒナちゃんとそれを見守る。
「今日集まったのは…メビウスの件だ。ウチとぶつかりゃでかい抗争になる」
「!」
ちょっと待って…抗争って何?
「じゃあ、みんなの意見を聞かせてくれ」
マイキーが石段に座る。
「うっ…いって!」
それと同時、端で集会を見ていたたけみっちが声を出すと前のめりに倒れる。
後ろから蹴られたからだ。
「何す、」
「あぁ!?」
蹴ったのはぺーやん君だ。
その横にはぱー君。
「文句あっか?」
ぺーやん君がたけみっちを覗き込むように睨む。
「お前、花垣だろ?」
「ウチの隊のキヨマサが世話になったみたいだなぁ」
「どう落とし前つけんだ?コラァ」
参番隊の隊長、副隊長に睨まれるたけみっち。
「お、落とし前?」
「やめろや。パー」
今にも殴りかかりそうな2人を三ツ谷君がとめる。
「キヨマサの件はあいつが勝手に東卍の名前使って喧嘩賭博なんてやってたのがナシって話だろ」
「あぁ!?オレは馬鹿だから分かんねえんだよ、んなこたぁ」
「ぱーちんの脳みそはミジンコだぞこらぁ!」
「分かんねえならでしゃばんなボケ!」
なんだか今日の集会は雲行きが怪しい。
いつも冗談言いあってる仲のいいメンバーが怒鳴りあってるのを、私は初めてみた。
「おい、ぱー!」
けんちゃんが口を挟む。
「黙ってろ」
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「ごめん!ドラケン!」
「…ちっ」
ぱー君とぺーやん君は列にはいる。
「悪いな、タケミッチ。パーは今気ぃたってるからよ」
ぱー君…何かあったのかな…
この前うま◯棒をくれたパー君は優しく笑ってた。
そんな彼が今は怒りを顔に滲ませている。
「むちゃくちゃな人っすね」
「あいつのダチなメビウスと揉めてな、…それが抗争の火種だ」
「え?何があったんすか?」
三ツ谷君を見るタケミッチ。
「メビウスは、あたま長内って奴とちょっとしたことでな…
ぱーのダチはメビウスの連中にフクロにされて目の前で彼女やられたあげく、有り金巻き上げられて…
あとから親兄弟までつるされた」
酷い……
「メビウスってのはそういうチームなんだよ。俺らの二つ上の世代で、新宿仕切ってる」
「え!ここらを仕切ってるのは東卍じゃ…」
「東卍は渋谷、新宿は別。それに、俺らはまだ新しいチームだしな」
そうか…12年後には東京卍會を知らない人はいないぐらいの組織だけど、この時代ではまだ名前が知られてきた若いチームで、勢いもあるけどまだまだ東卍より大きなチームは沢山あったんだな…