第3章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夕日が河川敷を赤く染めてゆく…
私と武道君は草原に並んで座っていた。
「え!?つまり……六花ちゃんは東卍の専属弁護士で…マイキー君と稀咲の下についてたって事!?」
私は事の経緯を武道君に話した。
そして武道君もまた、自分の話をしてくれて…
私が予想した通り…彼は12年後の未来からやってきた人だった。
ただちょっと違うのが、武道君はある人と握手を交わせば同じ日の未来に戻れるという事。
タイムリープ、というらしい。
そしてその握手の相手…橘直人という警察官と手を組んで、未来で東京卍會の抗争に巻き込まれて亡くなった中学時代の彼女…橘日向さんを救うべく行き来しているという。
「そっか……武道君も大切な人の為に…」
「…六花ちゃんが救いたい人って…」
武道君の言葉に、私は頷く。
「そう。マイキーだよ。…私はマイキーを救うために…ここにいる。この人生をまた生きるって決めた。
これは神様がくれたチャンスなんだって思ってる。
私はもう…未来には戻れないから」
「六花ちゃん……」
「ねぇ、武道君」
私は立ち上がると彼を振り返って見つめる。
「私と手を組まない?」
「え?」
「武道君は日向さんを救うため、私はマイキーを救うため、協力するの。
ううん、協力してほしい。
未来に戻れる武道君の協力があれば、最悪な自体を防げる。
私にできる事はなんでも協力する。
だから…」
私の言葉に武道君は頷く。
「うん、そうしよう。俺も、東卍の内部事情に詳しい人がいれば心強い。
12年後の東京卍會は警察もうかつに近づけない組織だったから…」
「うん。そうだね。
まぁ…自分で言うのもなんだけど、証拠隠滅するのは弁護士の私だったし………」
そこまで言って、自分で犯罪に手を貸していたと再確認して地味に凹む…
「あ…そ、それはしょうがない事だったし!六花ちゃんには選択肢が与えられなかっただけだから…その、そんな凹まないで…
そ、それに!未来を変えればいい話なんだしさ!」
頑張ろうよ!と笑った武道君に私は胸が暖かくなる。
「優しいんだね。武道君は」
「え!?い、いや…ははは」
照れたように笑った武道君に私も微笑む。
「武道君の彼女は…幸せ者だね」
私と武道君は草原に並んで座っていた。
「え!?つまり……六花ちゃんは東卍の専属弁護士で…マイキー君と稀咲の下についてたって事!?」
私は事の経緯を武道君に話した。
そして武道君もまた、自分の話をしてくれて…
私が予想した通り…彼は12年後の未来からやってきた人だった。
ただちょっと違うのが、武道君はある人と握手を交わせば同じ日の未来に戻れるという事。
タイムリープ、というらしい。
そしてその握手の相手…橘直人という警察官と手を組んで、未来で東京卍會の抗争に巻き込まれて亡くなった中学時代の彼女…橘日向さんを救うべく行き来しているという。
「そっか……武道君も大切な人の為に…」
「…六花ちゃんが救いたい人って…」
武道君の言葉に、私は頷く。
「そう。マイキーだよ。…私はマイキーを救うために…ここにいる。この人生をまた生きるって決めた。
これは神様がくれたチャンスなんだって思ってる。
私はもう…未来には戻れないから」
「六花ちゃん……」
「ねぇ、武道君」
私は立ち上がると彼を振り返って見つめる。
「私と手を組まない?」
「え?」
「武道君は日向さんを救うため、私はマイキーを救うため、協力するの。
ううん、協力してほしい。
未来に戻れる武道君の協力があれば、最悪な自体を防げる。
私にできる事はなんでも協力する。
だから…」
私の言葉に武道君は頷く。
「うん、そうしよう。俺も、東卍の内部事情に詳しい人がいれば心強い。
12年後の東京卍會は警察もうかつに近づけない組織だったから…」
「うん。そうだね。
まぁ…自分で言うのもなんだけど、証拠隠滅するのは弁護士の私だったし………」
そこまで言って、自分で犯罪に手を貸していたと再確認して地味に凹む…
「あ…そ、それはしょうがない事だったし!六花ちゃんには選択肢が与えられなかっただけだから…その、そんな凹まないで…
そ、それに!未来を変えればいい話なんだしさ!」
頑張ろうよ!と笑った武道君に私は胸が暖かくなる。
「優しいんだね。武道君は」
「え!?い、いや…ははは」
照れたように笑った武道君に私も微笑む。
「武道君の彼女は…幸せ者だね」