第3章
夢小説設定
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え………今なんて言った……?
真っ直ぐ俺を見てそう言った彼女に、俺は息を飲んだ。
道成寺六花…それが彼女の名前だ。
東京卍會総長、佐野万次郎の彼女。
サラサラの黒髪と星を映し出したような綺麗な茶色の瞳…
正直、あの佐野万次郎の彼女…というにはあまりにもか弱そうに見える彼女。
守ってあげなくてはいけない、そんな存在だ。
そんな彼女が発した言葉に…俺の心臓がどんどん早くなっていく…
「…武道君も……私と同じなんじゃないかな?」
「!」
なんで………
なんで俺が未来から来たって……しかも……自分もそうだと言った。
どうなってるんだ?
「なん、で……」
混乱した頭で必死に声を振り絞る。
そんな俺に彼女は、瞳を離さず続けた。
「武道君が………稀咲鉄太を、知っていたから」
「!!!」
「どうして?どうしてあの時…武道君は稀咲の名前を出したの?」
「あの、時?」
「キヨマサ君にバットで殴られた時だよ。…武道君、トップのマイキーか稀咲に会いたいって言ったよね。
…でも…
稀咲がトップの下にいたのは……
12年後の東卍の話だよね」
「っ…」
たしかにそうだ。
俺は直人の命を受けて…12年前の佐野万次郎と稀咲鉄太を出会わせないようにする為に動いてた。
稀咲はまだ東卍に合流していないようだったし、マイキー君にも出会っていないようだった……
それなのに稀咲に会いたいと言うのは…たしかに未来を知ってる人間にしか言えない。
つまり
彼女は…
未来で稀咲が東卍に合流している事を知っているという事だ。
「六花ちゃん……君は……一体」
何者なんだ……
俺の戸惑った瞳を彼女はしっかり見つめる。
「私は……12年後の未来からきた」
「!」
俺と…同じ………
真っ直ぐ俺を見てそう言った彼女に、俺は息を飲んだ。
道成寺六花…それが彼女の名前だ。
東京卍會総長、佐野万次郎の彼女。
サラサラの黒髪と星を映し出したような綺麗な茶色の瞳…
正直、あの佐野万次郎の彼女…というにはあまりにもか弱そうに見える彼女。
守ってあげなくてはいけない、そんな存在だ。
そんな彼女が発した言葉に…俺の心臓がどんどん早くなっていく…
「…武道君も……私と同じなんじゃないかな?」
「!」
なんで………
なんで俺が未来から来たって……しかも……自分もそうだと言った。
どうなってるんだ?
「なん、で……」
混乱した頭で必死に声を振り絞る。
そんな俺に彼女は、瞳を離さず続けた。
「武道君が………稀咲鉄太を、知っていたから」
「!!!」
「どうして?どうしてあの時…武道君は稀咲の名前を出したの?」
「あの、時?」
「キヨマサ君にバットで殴られた時だよ。…武道君、トップのマイキーか稀咲に会いたいって言ったよね。
…でも…
稀咲がトップの下にいたのは……
12年後の東卍の話だよね」
「っ…」
たしかにそうだ。
俺は直人の命を受けて…12年前の佐野万次郎と稀咲鉄太を出会わせないようにする為に動いてた。
稀咲はまだ東卍に合流していないようだったし、マイキー君にも出会っていないようだった……
それなのに稀咲に会いたいと言うのは…たしかに未来を知ってる人間にしか言えない。
つまり
彼女は…
未来で稀咲が東卍に合流している事を知っているという事だ。
「六花ちゃん……君は……一体」
何者なんだ……
俺の戸惑った瞳を彼女はしっかり見つめる。
「私は……12年後の未来からきた」
「!」
俺と…同じ………