第3章
夢小説設定
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しばらく門の所で待っていると六花お待たせ〜とマイキーの声がして振り返る。
そこには、なんか疲れきったような顔の武道君。
「あ…武道君」
「え?…え!?あ…六花ちゃん?」
私がいた事に武道君は驚く。
「昨日は…大丈夫だった?あの後…怪我とか…」
相当殴られていたから…心配していた。
今も顔は絆創膏だらけだ……
「う、うん!もう怪我は…それより昨日はハンカチ、ありがとう。また洗ってかえすから」
「いいよそんなの!武道君が無事でよかった…」
割と元気そうな武道君に少しほっとする。
「……なんか…仲良さげだな、2人」
「え!?そ、そんな事ないっすよ!」
気に食わなさそ〜にするマイキーに武道君の顔が青ざめる。
「俺はタケミっちの嫁に殴られたのにさー」
「す、すみません…」
「え!?」
マイキーの言葉に私は驚く。
「マイキー…何したの」
たしかによく見ると、少し片頬が赤い気がする。
「なんもしてねぇよーただタケミっちを誘ったら殴られた」
「…俺がマイキー君達に絡まれてるのと勘違いしたみたいで…」
「へぇ!彼女さん、凄いね!」
彼氏を守るために立ち向かうなんて…しかもあのマイキーに…
勇気がある子なんだな…
私の言葉に照れながらも嬉しそうな武道君を見るかぎり、彼女さんが大好きなんだろうな…と感じた。
「タケミっち、疲れたから自転車漕いでよ」
「へ?自転車っすか?は、はい…」
「六花は俺の後ろな」
「ありがと、けんちゃん」
私達4人は自転車に乗りながら河川敷を走る。
「あの…マイキー、君」
マイキーを後ろに乗せて自転車の前を走っていた武道君が口を開く。
「ん〜」
「そ、その…なんでオレのことなんか気に入ったんスか?」
武道君がマイキーを振り返る。
「くっだらねぇ質問」
言い方……
「あ…すみません!」
マイキーはつまらなさげな顔をしたが、少し考えてから口を開いた。
「俺、10個上の兄貴がいてさ……死んじまったんだけどね」
「あ……」
静かな口調で真一郎お兄さんの話をしだすマイキー。
「無鉄砲な人でさ、自分より全然強ぇ奴にも平気で喧嘩挑んじゃうの」
「へぇ!かっこいい人だったんすね」
「タケミっち、兄貴に似てる」
そう言って笑ったマイキーに武道君はへ!?と驚いて頬を赤くする。
「そ、そんな…かっこよくねぇっすよ!どこをどう見たら…」
「たしかにタケミっちみたくダサくねえな」
「…それは酷いっす」
あきらかに凹んだ武道君に私はけんちゃんの後ろでクスッと笑った。
マイキーが
昨日会ったばかりの人に真一郎お兄ちゃんの話をするなんて…
少し驚いた。
それだけ武道君に何か感じるものがあるのだろうか…
そこには、なんか疲れきったような顔の武道君。
「あ…武道君」
「え?…え!?あ…六花ちゃん?」
私がいた事に武道君は驚く。
「昨日は…大丈夫だった?あの後…怪我とか…」
相当殴られていたから…心配していた。
今も顔は絆創膏だらけだ……
「う、うん!もう怪我は…それより昨日はハンカチ、ありがとう。また洗ってかえすから」
「いいよそんなの!武道君が無事でよかった…」
割と元気そうな武道君に少しほっとする。
「……なんか…仲良さげだな、2人」
「え!?そ、そんな事ないっすよ!」
気に食わなさそ〜にするマイキーに武道君の顔が青ざめる。
「俺はタケミっちの嫁に殴られたのにさー」
「す、すみません…」
「え!?」
マイキーの言葉に私は驚く。
「マイキー…何したの」
たしかによく見ると、少し片頬が赤い気がする。
「なんもしてねぇよーただタケミっちを誘ったら殴られた」
「…俺がマイキー君達に絡まれてるのと勘違いしたみたいで…」
「へぇ!彼女さん、凄いね!」
彼氏を守るために立ち向かうなんて…しかもあのマイキーに…
勇気がある子なんだな…
私の言葉に照れながらも嬉しそうな武道君を見るかぎり、彼女さんが大好きなんだろうな…と感じた。
「タケミっち、疲れたから自転車漕いでよ」
「へ?自転車っすか?は、はい…」
「六花は俺の後ろな」
「ありがと、けんちゃん」
私達4人は自転車に乗りながら河川敷を走る。
「あの…マイキー、君」
マイキーを後ろに乗せて自転車の前を走っていた武道君が口を開く。
「ん〜」
「そ、その…なんでオレのことなんか気に入ったんスか?」
武道君がマイキーを振り返る。
「くっだらねぇ質問」
言い方……
「あ…すみません!」
マイキーはつまらなさげな顔をしたが、少し考えてから口を開いた。
「俺、10個上の兄貴がいてさ……死んじまったんだけどね」
「あ……」
静かな口調で真一郎お兄さんの話をしだすマイキー。
「無鉄砲な人でさ、自分より全然強ぇ奴にも平気で喧嘩挑んじゃうの」
「へぇ!かっこいい人だったんすね」
「タケミっち、兄貴に似てる」
そう言って笑ったマイキーに武道君はへ!?と驚いて頬を赤くする。
「そ、そんな…かっこよくねぇっすよ!どこをどう見たら…」
「たしかにタケミっちみたくダサくねえな」
「…それは酷いっす」
あきらかに凹んだ武道君に私はけんちゃんの後ろでクスッと笑った。
マイキーが
昨日会ったばかりの人に真一郎お兄ちゃんの話をするなんて…
少し驚いた。
それだけ武道君に何か感じるものがあるのだろうか…