第1章
夢小説設定
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稀咲はチラとメガネごしに書類を読むマイキーを見た。
昨夜、見張りをさせていた組員から1本の電話があった。
よく行く会員制バーにマイキーが夜の女を数人つれて来店した、と。
マイキーは酒はあまり飲まない。
珍しいなと思っていたが、1時間もしないうちに女達だけ帰ったと連絡があり、代わりに違う女がマイキーに会いに来た。
それが、道成寺六花だ。
東京卍會の専属弁護士をする女だ。
マイキーが自ら選んだ。
この2人は仕事上で毎日顔を合わせるが、特に親密というわけではない。
マイキーを毎日監視しているが2人が密会しているなんて事はなさそうだ。
それなのに何故急に六花が現れた?
マイキーに呼ばれたのか?
自分のさそいには決して乗ってこない鉄壁の女。
それなのにマイキーに呼ばれたら行くのか?
その事実に、稀咲は持っていたボールペンにグッと力を入れるとボキッと音をたてて折れた。
その後、マイキーのマンションに2人で入っていった朝まで出てこなかった事を、稀咲は知っていた。
ふとマイキーを見るとどこかを見てる。
視線の先には二人から少し離れてパソコンを打っている六花
その瞳がどこかいつもより優しく感じて…
稀咲はギリッと奥歯を噛んだ。
マイキーに、大事なもんは必要なねぇんだよ。
なぁ
そうだろ?
マイキー
昨夜、見張りをさせていた組員から1本の電話があった。
よく行く会員制バーにマイキーが夜の女を数人つれて来店した、と。
マイキーは酒はあまり飲まない。
珍しいなと思っていたが、1時間もしないうちに女達だけ帰ったと連絡があり、代わりに違う女がマイキーに会いに来た。
それが、道成寺六花だ。
東京卍會の専属弁護士をする女だ。
マイキーが自ら選んだ。
この2人は仕事上で毎日顔を合わせるが、特に親密というわけではない。
マイキーを毎日監視しているが2人が密会しているなんて事はなさそうだ。
それなのに何故急に六花が現れた?
マイキーに呼ばれたのか?
自分のさそいには決して乗ってこない鉄壁の女。
それなのにマイキーに呼ばれたら行くのか?
その事実に、稀咲は持っていたボールペンにグッと力を入れるとボキッと音をたてて折れた。
その後、マイキーのマンションに2人で入っていった朝まで出てこなかった事を、稀咲は知っていた。
ふとマイキーを見るとどこかを見てる。
視線の先には二人から少し離れてパソコンを打っている六花
その瞳がどこかいつもより優しく感じて…
稀咲はギリッと奥歯を噛んだ。
マイキーに、大事なもんは必要なねぇんだよ。
なぁ
そうだろ?
マイキー