第1章
夢小説設定
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「…ふ、ぁ」
手をあてて、小さく欠伸をする。
「眠れなかったのか?」
隣にたつ男に私はあ、バレたか、と気まずげな顔をする。
昨日は、正確にはもう今朝の話だが…
頭がいろいろ混乱して、結局眠ることはできなかった。
朝日がカーテン越しに差し込んだと同時にカチャリと奥の部屋の扉が開く。
「………」
一瞬、誰だか分からなかった。
シャワーを浴びたのか、いつもオールバックの彼から一転…くせっ毛のボサボサ頭で出てきたから驚いた。
セットしないとこんな感じなんだ。
な、なんか以外…
服もスーツじゃなくてラフなスウェット姿。
違う人だと言われても分からないかも。
「…腹減った」
「あ、ああ…何か作りますか?」
「冷蔵庫なんもねぇよ」
そう言って冷蔵庫を開いてみせてくれたが…たしかに水以外入ってない。
「…ってかそんなデカい冷蔵庫、いります?」
「たい焼きとどら焼きしか入れない」
なんだそりゃ…
思わずつっこみたくなる。
「ラウンジ行くか」
「ラウンジ?」
「最上階に専用レストランがある」
「あぁ、住人の方専用ですね」
「ううん、俺専用の」
「………」
色々突っ込みたいとこだが、多分、彼の生活は私の遥か上をいってるのはたしかだ。
手をあてて、小さく欠伸をする。
「眠れなかったのか?」
隣にたつ男に私はあ、バレたか、と気まずげな顔をする。
昨日は、正確にはもう今朝の話だが…
頭がいろいろ混乱して、結局眠ることはできなかった。
朝日がカーテン越しに差し込んだと同時にカチャリと奥の部屋の扉が開く。
「………」
一瞬、誰だか分からなかった。
シャワーを浴びたのか、いつもオールバックの彼から一転…くせっ毛のボサボサ頭で出てきたから驚いた。
セットしないとこんな感じなんだ。
な、なんか以外…
服もスーツじゃなくてラフなスウェット姿。
違う人だと言われても分からないかも。
「…腹減った」
「あ、ああ…何か作りますか?」
「冷蔵庫なんもねぇよ」
そう言って冷蔵庫を開いてみせてくれたが…たしかに水以外入ってない。
「…ってかそんなデカい冷蔵庫、いります?」
「たい焼きとどら焼きしか入れない」
なんだそりゃ…
思わずつっこみたくなる。
「ラウンジ行くか」
「ラウンジ?」
「最上階に専用レストランがある」
「あぁ、住人の方専用ですね」
「ううん、俺専用の」
「………」
色々突っ込みたいとこだが、多分、彼の生活は私の遥か上をいってるのはたしかだ。