第3章
夢小説設定
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「私は…マイキーが好き。誰よりも…大好き」
そう言って笑った六花に…胸がドキドキと鳴り始める。
今すぐその柔らかな唇に触れて…抱きしめて…
全部自分の物にしたくなる。
でも…
さっき自分の左肩を押さえていた六花を思い出した。
左肩にできた火傷の痕…
六花はそれを必死に見せないようにしている。
正直…このまま抱いてしまおうと思えばできない事はない。
でも…
六花を傷つけたくないし、泣かせたくなんてない。
俺は六花の笑ってる顔が好きで…その笑顔が…俺の心の暗闇を拭い去ってくれるんだ。
だからこそ…
今日のマリナの言葉が頭を駆け巡って不安でいっぱいになったんだ。
『…無敵のマイキーの女になるって事は…危険な目にもあわせる事があるって、分かってる?』
もしいつか誰かが…自分のせいで六花を傷つけるような事があれば…
多分俺は
自分を制御できなくなる。
同時に
もし彼女を失ってしまったら…その恐怖。
大事に思えば思うほど…好きになればなるほど…
不安が膨れ上がる。
何も言わなくなったマイキー…
考え事をしてるのか、眉間に皺を寄せてる。
「マイキー」
私は手を伸ばすと…
「いて!」
マイキーの頬をつねった。
「な…なんだよ」
頬をさするマイキー。
「こわい顔…してるから」
「え?あ…」
「マイキーが今何思ってるのか…分からない。分からないけど…
何か不安に思っている事があるなら…
大丈夫だよ」
マイキーの背に手を回して、ぎゅっと抱きつく。
「大丈夫だよ」
「六花…」
「約束したでしょ。私は…マイキーの傍にいる。
ずっといるって…
マイキーが不安な時は…こうやって抱きしめる。
必要なら子守唄も歌ったげる」
「フッ…なんだそれ」
こわい顔をしていたマイキーの表情が緩む。
「私結構歌上手いんだよ」
「へぇ…じゃあ今度カラオケだな」
「マイキーは歌、うまいの?」
「惚れ直す」
「アハハ!絶対嘘!」
「嘘じゃねぇよ。ケンチンらに聞いてみろって」
口を尖らせたマイキーに私は笑う。
「マイキー…大好き」
何度言っても、何度伝えても…それでも足りないと思うぐらいに、私は貴方が好きでたまらない。
12年後の貴方にも…
本当はもっと沢山伝えたかったんだ。
私はマイキーの頬に手で触れて、ソっと彼の唇に触れるだけの口付けを落とす。
そう言って笑った六花に…胸がドキドキと鳴り始める。
今すぐその柔らかな唇に触れて…抱きしめて…
全部自分の物にしたくなる。
でも…
さっき自分の左肩を押さえていた六花を思い出した。
左肩にできた火傷の痕…
六花はそれを必死に見せないようにしている。
正直…このまま抱いてしまおうと思えばできない事はない。
でも…
六花を傷つけたくないし、泣かせたくなんてない。
俺は六花の笑ってる顔が好きで…その笑顔が…俺の心の暗闇を拭い去ってくれるんだ。
だからこそ…
今日のマリナの言葉が頭を駆け巡って不安でいっぱいになったんだ。
『…無敵のマイキーの女になるって事は…危険な目にもあわせる事があるって、分かってる?』
もしいつか誰かが…自分のせいで六花を傷つけるような事があれば…
多分俺は
自分を制御できなくなる。
同時に
もし彼女を失ってしまったら…その恐怖。
大事に思えば思うほど…好きになればなるほど…
不安が膨れ上がる。
何も言わなくなったマイキー…
考え事をしてるのか、眉間に皺を寄せてる。
「マイキー」
私は手を伸ばすと…
「いて!」
マイキーの頬をつねった。
「な…なんだよ」
頬をさするマイキー。
「こわい顔…してるから」
「え?あ…」
「マイキーが今何思ってるのか…分からない。分からないけど…
何か不安に思っている事があるなら…
大丈夫だよ」
マイキーの背に手を回して、ぎゅっと抱きつく。
「大丈夫だよ」
「六花…」
「約束したでしょ。私は…マイキーの傍にいる。
ずっといるって…
マイキーが不安な時は…こうやって抱きしめる。
必要なら子守唄も歌ったげる」
「フッ…なんだそれ」
こわい顔をしていたマイキーの表情が緩む。
「私結構歌上手いんだよ」
「へぇ…じゃあ今度カラオケだな」
「マイキーは歌、うまいの?」
「惚れ直す」
「アハハ!絶対嘘!」
「嘘じゃねぇよ。ケンチンらに聞いてみろって」
口を尖らせたマイキーに私は笑う。
「マイキー…大好き」
何度言っても、何度伝えても…それでも足りないと思うぐらいに、私は貴方が好きでたまらない。
12年後の貴方にも…
本当はもっと沢山伝えたかったんだ。
私はマイキーの頬に手で触れて、ソっと彼の唇に触れるだけの口付けを落とす。