第3章
夢小説設定
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マリナの手を引いて起き上がらせようとしたら、後ろから伸びた手がマリナを引き上げてくれた。
「マイキー」
マイキーは私の横にしゃがむと、マリナと視線を合わせる。
「…俺は…もうお前の彼氏になる事はできない。
…でも…仲間になる事はできる」
「!」
「俺は仲間は裏切らねぇ…だから、お前が望むなら…仲間になればいい。
俺らを信じるなら…俺達は全力でマリナの力になってやる」
そう言ったマイキーにマリナの頬に涙が出て溢れた。
「ごめん…なさい」
それは
心からのマリナの謝罪だった。
「あったたたた…」
「もう…怪我するの何回目!?」
マリナと生まれて初めてタイマン、とやらをして、気づいたら私は傷だらけになってた。
エマの手当をうけるのももう、2回目だ。
1週目の人生でケンカするなんて経験がそもそもなかったので、2週目…色々濃いなぁ…
「はは、六花めっちゃ怪我してんじゃん!喧嘩の勲章だな!」
「ぱ、パー君…一番盛り上がってたよね」
「にしても…やっぱ女はこえぇな」
苦笑いする三ツ谷君。
「思った。当分俺、女はいらねぇ」
と圭介君。
「まぁマイキーの女やるならあんぐらい強くないとな」
「だな」
み、みんな好き放題言ってくれる…
「六花、怪我どうだ?」
マリナを下まで送って戻ってきたマイキーは私の前にしゃがむと頬に貼ってあった絆創膏に触れる。
「平気平気、こんな絆創膏貼ったの幼稚園以来かも。…それより、マリナ大丈夫だった?」
「ああ、大人しく千冬の後ろに乗って帰った」
「千冬くんって…ああ、あの圭介君とこの?」
ふと猫目の男の子を思い出す。
「おお、壱番隊の副隊長」
「大丈夫かな…マリナ」
すっごく泣いてたし、心配…
「お前…あんな事されてよくあいつの心配する余裕あんな」
ちょっと呆れ気味の圭介君。
「いや.女子に泣かれたら心配になるし…」
「なんじゃそりゃ」
「男前か」
ケラケラ笑う三ツ谷とドラケンに苦笑いを浮かべた六花を見つめるマイキー。
「…完全ウチの負けだね」
「え?」
マリナを神社の下まで送っていく途中…マリナはマイキーを振り返ると笑った。
「マイキーの彼女、めっちゃいい奴。
熱くてちょっとうざ…って思ったけどさ…
響いた、ここに」
そう言って自分の胸を指差すマリナ。
「だから完全ウチの負け。…大事にしてあげてよ、彼女」
「言われなくても分かってる」
そう言ったマイキーにマリナは首を横にふる。
「分かってないよ。…無敵のマイキーの女になるって事は…危険な目にもあわせる事があるって、分かってる?」
まぁ、ウチが言うのもどうかと思うけど…笑うマリナ。
「でも、彼女が…今までのマイキーの傍にいた女達とは明らかに違う存在なんだって、今日よく分かった。
だからこそ…気をつけてやんなよ」
「マイキー」
マイキーは私の横にしゃがむと、マリナと視線を合わせる。
「…俺は…もうお前の彼氏になる事はできない。
…でも…仲間になる事はできる」
「!」
「俺は仲間は裏切らねぇ…だから、お前が望むなら…仲間になればいい。
俺らを信じるなら…俺達は全力でマリナの力になってやる」
そう言ったマイキーにマリナの頬に涙が出て溢れた。
「ごめん…なさい」
それは
心からのマリナの謝罪だった。
「あったたたた…」
「もう…怪我するの何回目!?」
マリナと生まれて初めてタイマン、とやらをして、気づいたら私は傷だらけになってた。
エマの手当をうけるのももう、2回目だ。
1週目の人生でケンカするなんて経験がそもそもなかったので、2週目…色々濃いなぁ…
「はは、六花めっちゃ怪我してんじゃん!喧嘩の勲章だな!」
「ぱ、パー君…一番盛り上がってたよね」
「にしても…やっぱ女はこえぇな」
苦笑いする三ツ谷君。
「思った。当分俺、女はいらねぇ」
と圭介君。
「まぁマイキーの女やるならあんぐらい強くないとな」
「だな」
み、みんな好き放題言ってくれる…
「六花、怪我どうだ?」
マリナを下まで送って戻ってきたマイキーは私の前にしゃがむと頬に貼ってあった絆創膏に触れる。
「平気平気、こんな絆創膏貼ったの幼稚園以来かも。…それより、マリナ大丈夫だった?」
「ああ、大人しく千冬の後ろに乗って帰った」
「千冬くんって…ああ、あの圭介君とこの?」
ふと猫目の男の子を思い出す。
「おお、壱番隊の副隊長」
「大丈夫かな…マリナ」
すっごく泣いてたし、心配…
「お前…あんな事されてよくあいつの心配する余裕あんな」
ちょっと呆れ気味の圭介君。
「いや.女子に泣かれたら心配になるし…」
「なんじゃそりゃ」
「男前か」
ケラケラ笑う三ツ谷とドラケンに苦笑いを浮かべた六花を見つめるマイキー。
「…完全ウチの負けだね」
「え?」
マリナを神社の下まで送っていく途中…マリナはマイキーを振り返ると笑った。
「マイキーの彼女、めっちゃいい奴。
熱くてちょっとうざ…って思ったけどさ…
響いた、ここに」
そう言って自分の胸を指差すマリナ。
「だから完全ウチの負け。…大事にしてあげてよ、彼女」
「言われなくても分かってる」
そう言ったマイキーにマリナは首を横にふる。
「分かってないよ。…無敵のマイキーの女になるって事は…危険な目にもあわせる事があるって、分かってる?」
まぁ、ウチが言うのもどうかと思うけど…笑うマリナ。
「でも、彼女が…今までのマイキーの傍にいた女達とは明らかに違う存在なんだって、今日よく分かった。
だからこそ…気をつけてやんなよ」