第3章
夢小説設定
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「何?怖いの?」
い、いや怖いっていうかさ…
「あ?ハッキリしろ!」
「!」
胸ぐらを掴まれそうになってビクッとしたが掴む前にその手を横から伸びた手が掴んで止めた。
「…やめろ、マリナ」
マイキーだった。
「マイキー!めっちゃ会いたかった!」
そう言うとコロッと表情をかえてマイキーに抱きつくマリナ。
うっ…これはちょっと嫌だな…
「マイキー、うちとやり直そう。うちが悪かったよ…他の男にフラフラしたから、だから」
「離れろ」
「だ、だってマイキーも悪いんだよ!うちをほったらかして、」
「…離れろっつーのが聞こえねぇか?」
「!」
ビクリとマリナが後ずさった。
見下ろすマイキーが、あまりにも冷たい瞳だったからだ…
離れたマリナに背を向けてマイキーは私を振り返る。
「大丈夫か?」
「ん…いでで」
マイキーの指が切れた所にあたって眉を寄せる。
「じょ、冗談でしょ?マイキー…本当にそんなガリ勉女と付き合ってる、の?」
だ、だからガリ勉って…
「うん」
「う、嘘!」
「嘘じゃねぇよ。
俺がずっと一番好きな女は…六花だけだ」
マイキーの言葉に、胸がドキドキした。
そしてなぜか言われた私より顔を赤くして興奮してる隣のエマ…
「正直…今お前をぶん殴りてぇ気分だ。
でも…お前がここまでしたのは、俺がお前にちゃんとしてなかったからだ。
俺の責任だ。
六花がいない自分の心の穴を誰かで埋めようとしてたんだ。
でも…誰一人、六花の代わりなんていなかった。
だから…マリナにも適当な態度をしてたのも事実だ。
俺に非があったって…認める。
悪かった」
マイキー…
「でも…もうお前とどうこうなる事はない」
「っ…」
「これ以上、俺の大事なもん、傷つけないでくれ」
落ちついた様子で真っ直ぐ彼女を見てそう伝えたマイキー
周りの仲間は正直ちょっと驚いていた。
「あのマイキーが…」
「あ、謝った?」
「殴らなかったぞ…女だけどさすがに殴ると思ったわ」
大丈夫。
今のマイキーは
冷静だ。
きっと彼女にも…
「た………」
ん?
「タイマンはれやー!貧乳!!」
えぇっ!!!???
マリナはキッと私を睨むとマイキーを押しどけて胸ぐらを掴んできた。
ま、まじですか!!
こんな話通じない人いますか!?
もしや宇宙人なの!?
「六花!ちょっと!離しなさいよ!」
「マリナ、やめろ!」
エマとマイキーが止めようとしたが、私がそれを止める。
「だ、大丈夫!」
「やれやれー!」
「パー!!」
ぱ、パー君だけ盛り上がってる…
「ちょ、ちょっと彼女と話させて!
ま、マリナさんも待って!
とりあえずく、苦しいから!離して!
しゃべらせてほしい」
と言ってみたがマリナは鼻息荒くして、手を緩めてはくれない。
しょ、しょうがない…
「とりあえず…悪いけど…タイマンははれない」
「あ!?はるはらねぇじゃねんだわ!はるんだよ!」
何この子!レディースかなんかなわけ!?
タイマンタイマンって!
マイキーが今にも飛びかかりそうなのを手を動かしながらなんとか止める。
「は、はったって…エホッ、絶対私、あなたに勝てないの、みえみえじゃない!」
自分でいうのもなんだがヒョロヒョロ爪楊枝のような私をVSこんなグラマラス女子と戦ったらあきらかに勝者はどちらか分かる。
「タイマンって、強い奴とするんでしょ!?
わ、私みたいなのはっ倒して何が楽しいのよ!
そ、それよりも!
タイマンはって勝った方がマイキーと付き合うって言ったよね?
だったら尚のことお断り!!
やっと…
やっとマイキーの隣にいれるようになったの!!
傍にいるって約束したばっかりなの!
だからそんな勝負にはのれない!!」
「!六花…」
もう二度と…
マイキーの前からいなくなったりしない。
マイキーが私を必要としてくれるなら
ずっと傍を離れたりしない。
い、いや怖いっていうかさ…
「あ?ハッキリしろ!」
「!」
胸ぐらを掴まれそうになってビクッとしたが掴む前にその手を横から伸びた手が掴んで止めた。
「…やめろ、マリナ」
マイキーだった。
「マイキー!めっちゃ会いたかった!」
そう言うとコロッと表情をかえてマイキーに抱きつくマリナ。
うっ…これはちょっと嫌だな…
「マイキー、うちとやり直そう。うちが悪かったよ…他の男にフラフラしたから、だから」
「離れろ」
「だ、だってマイキーも悪いんだよ!うちをほったらかして、」
「…離れろっつーのが聞こえねぇか?」
「!」
ビクリとマリナが後ずさった。
見下ろすマイキーが、あまりにも冷たい瞳だったからだ…
離れたマリナに背を向けてマイキーは私を振り返る。
「大丈夫か?」
「ん…いでで」
マイキーの指が切れた所にあたって眉を寄せる。
「じょ、冗談でしょ?マイキー…本当にそんなガリ勉女と付き合ってる、の?」
だ、だからガリ勉って…
「うん」
「う、嘘!」
「嘘じゃねぇよ。
俺がずっと一番好きな女は…六花だけだ」
マイキーの言葉に、胸がドキドキした。
そしてなぜか言われた私より顔を赤くして興奮してる隣のエマ…
「正直…今お前をぶん殴りてぇ気分だ。
でも…お前がここまでしたのは、俺がお前にちゃんとしてなかったからだ。
俺の責任だ。
六花がいない自分の心の穴を誰かで埋めようとしてたんだ。
でも…誰一人、六花の代わりなんていなかった。
だから…マリナにも適当な態度をしてたのも事実だ。
俺に非があったって…認める。
悪かった」
マイキー…
「でも…もうお前とどうこうなる事はない」
「っ…」
「これ以上、俺の大事なもん、傷つけないでくれ」
落ちついた様子で真っ直ぐ彼女を見てそう伝えたマイキー
周りの仲間は正直ちょっと驚いていた。
「あのマイキーが…」
「あ、謝った?」
「殴らなかったぞ…女だけどさすがに殴ると思ったわ」
大丈夫。
今のマイキーは
冷静だ。
きっと彼女にも…
「た………」
ん?
「タイマンはれやー!貧乳!!」
えぇっ!!!???
マリナはキッと私を睨むとマイキーを押しどけて胸ぐらを掴んできた。
ま、まじですか!!
こんな話通じない人いますか!?
もしや宇宙人なの!?
「六花!ちょっと!離しなさいよ!」
「マリナ、やめろ!」
エマとマイキーが止めようとしたが、私がそれを止める。
「だ、大丈夫!」
「やれやれー!」
「パー!!」
ぱ、パー君だけ盛り上がってる…
「ちょ、ちょっと彼女と話させて!
ま、マリナさんも待って!
とりあえずく、苦しいから!離して!
しゃべらせてほしい」
と言ってみたがマリナは鼻息荒くして、手を緩めてはくれない。
しょ、しょうがない…
「とりあえず…悪いけど…タイマンははれない」
「あ!?はるはらねぇじゃねんだわ!はるんだよ!」
何この子!レディースかなんかなわけ!?
タイマンタイマンって!
マイキーが今にも飛びかかりそうなのを手を動かしながらなんとか止める。
「は、はったって…エホッ、絶対私、あなたに勝てないの、みえみえじゃない!」
自分でいうのもなんだがヒョロヒョロ爪楊枝のような私をVSこんなグラマラス女子と戦ったらあきらかに勝者はどちらか分かる。
「タイマンって、強い奴とするんでしょ!?
わ、私みたいなのはっ倒して何が楽しいのよ!
そ、それよりも!
タイマンはって勝った方がマイキーと付き合うって言ったよね?
だったら尚のことお断り!!
やっと…
やっとマイキーの隣にいれるようになったの!!
傍にいるって約束したばっかりなの!
だからそんな勝負にはのれない!!」
「!六花…」
もう二度と…
マイキーの前からいなくなったりしない。
マイキーが私を必要としてくれるなら
ずっと傍を離れたりしない。